弥勒寺 de 紫陽花2023

2023-06-14 00:28:28 | 花や風景など
梅雨時の「日朝山 弥勒寺」もほぼ恒例となっています。
崖っぷちみたいなところに「紫陽花園」、ココから見る西田原の田園風景が
紫陽花と相まって素敵な景色を見せてくれます。

早速ご案内~~
ここは「紫陽花園」入り口、お世話料お願いしますね。


 

裏山に向かって紫陽花が植栽されています、
色とりどりの紫陽花越しに見るこの田園風景、大好きです
   

 

まだ満開!というわけではないので一輪ずつをじっくり鑑賞、
まさに紫陽花の七変化、かな
   
 

*少し古い過去ログ「弥勒寺①」(2018/6/16)

*ちょっと古い過去ログ写真「弥勒寺の『鍵屋の辻決闘絵図』」

*裏山は「西田原ふるさと公園展望台」があるので、

お天気の良い時にぜひ挑戦してみてください。

*「ブラタモリ/弥勒寺へ」(2020/2/29放映) こんなこともありました。

次回、再び「真泥あじさいロード」へ。
私的に少し気忙しいので、近場で紫陽花三昧で気分転換してます…

ではまた
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西之沢「ノハナショウブ群落」(三重県天然記念物)、

2023-06-13 01:02:02 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
(未完成のまま投稿してました、すみません、恥ずかしい…💦)

小さな「道案内版」があります、見落とさないように。

先に行った「大山田広瀬のササユリ」と同様、
楚々とした…という言葉がぴったりで、紫の色合いは微妙に違うけど、
大人になるにつれ「紫」っていいなぁと…。
「花菖蒲の原種」ということですが、
ここも人間が守らないと生きてはいけない花になってしまったのか…
そういう風に追い込んだのは人間かもしれない、と思いつつ、
白鳳高校の生徒たちに世話をかけつつ、今年も咲いてくれたねと感謝しています。

ここも今月二度目の訪問、
少しずつ畑の中を移動して咲いている感覚になりますが、
順に咲いては枯れ、枯れては次が咲くって感じですね。

咲き具合の下見に行ったのが6/7(水)。
見頃を探るというわけではなく、
ここも道順の確認のために覗きに行ったのです。
その2日分の「ノハナショウブ」たち。
 
そぼ降る雨の中、紫色がより艶っぽく感じられます。
 

田んぼの土手には「ノアザミ」と「ジシバリ」かな?
タンポポ似の黄色い花とピンクのノアザミのコラボレーションが可愛いと、
皆さん撮影に余念がなかったです(笑)。


※参考:「ノハナショウブ

この日、他にも見学場所はあって整理が追い付かないので、
また追々になりそうです。

次は、恒例「弥勒寺の紫陽花」。
ではまた

2023/6/16、追記
 中日新聞2023/6/16付記事より
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大山田広瀬 de「ササユリ」、伊賀市の花!

2023-06-12 00:57:11 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
咲き具合の下見に行ったのが6/7(水)。
見頃を探るというわけではなく、語り部仲間たちの自主研修のため。
伊賀市の花ササユリ』ってどこに咲いてるの?
同じような時期に開花する三重県の天然記念物の『(西之沢)ノハナショウブ群落地』ってどこ?
それらを案内するためにオーソドックスな道探しの下見のような…
2020年6月に初訪問しており、その時も2回挑戦しました。
それだけよそ者(地域外の者)が行くにはややこしい 場所なのです。
なので案内者にとって「下見は重要事項!」だったのです。

あくまでもメインは「伊賀市の花」を見よう!ということです。
 撮影:2023/6/7

そんなわけで、本日(6/11)11名の会員で雨中の花見でした。
傘を差しながらの見学と足元に注意しつつ、ということもあったので
自身では当日の写真は撮らず。

管理は布引自治恊、広瀬も布引地区になるそうで、
人間の乱獲と鹿の大好物であることから激減してしまったササユリ。
看板にも書かれているのですが「地域のササユリ会の皆さんが
長い間丹精込めて手入れをしつづけてきたもの。
花が咲くのに7年と大変月日がかかる」そうです。
根気よく手入れをしてもらったお陰のササユリなのです。

では、6/7訪問時の「広瀬ササユリの里」の様子をどうぞ~~
山裾までの道は狭小、お車で来られるなら「軽自動車」オススメ。
大切なササユリは「獣害対策用の柵(檻?)の中」です、
手造り丸太の階段あり。
  

遊歩道も丈夫なものが造られています、
木造りの道を通りながら柵の中を覗くと、あっちにこっちに咲いています。
一面に満開!というのではありません、
楚々と淡いピンク色の花を見ていると「守ってあげないとな…」と思えてきます。
 

多くの蕾や花を咲かせている株は少ないです、ここまで多いのは珍しい…
  

ぐるっと一回り見学できるようになっています、
   

この柵外から顔を出してる蕾、気になってました…
もちろん、生き物の逞しさも感じたのだけれど
 
本日訪問して最初にこのコが花開いてるのかどうか心配だったのですが、
良かったです、丁度一番きれいに咲いてたので安心しました
知人が撮ってくれた写真で報告します。

恥ずかしそうにうつむいていたので仲間がちょっと支えてくれた写真です(笑)。
こんなことができたのも柵外で成長したおかげさま。

 
こちらの花はスズランのようにも見えますが、google lensでは
アマドコロ」と。
当日、植物に詳しい方がおられたので聞いたところやっぱり「アマドコロ」だよ、と確認とれました!

本日のおさらい~~
ササユリ】(笹百合、学名:Lilium japonicum)は、ユリ科ユリ属の球根植物。
日本原産の日本を代表するユリである。地域によっては、ヤマユリと呼ぶこともある。
本州中部地方以西から四国・九州に分布する。従って関東では見られない。
ユリの花は、6枚の花びら(花弁)が印象的ですが、植物学的には、3枚が花びらで、3枚が萼(がく)です。
6本のオシベの先端にある花粉の表面には、油の成分が含まれています。
ちなみに、葉が笹の葉っぱに似ているからササユリとよばれ、
花が咲いていなかったら区別がつきにくいかも…

次回は「西之沢ノハナショウブ群落」へ。
ではまた

2023/6/14追記
 中日新聞より

2023/6/26の備忘録、
2021年11月に奈良「大神神社」に伺った時、
笹百合園」があることを思い出しました…
その時期が来たら行きたいと思いつつ、まだ実現に至っていないのですが、
将来のためにここに記録を残しておこうと…
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服部川の「川北桜公園」で紫陽花、「新大仏寺」前の池でアサザ…

2023-06-11 11:21:10 | 花や風景など
再び広瀬へ、というのも自宅にあった資料※②を読んでいて、
「広瀬」とは、服部川沿いの「平地」という意味でついた名前だそう。
*その服部川下流と上流の様子(広瀬橋の真ん中から)
 

 ≪鎌倉~室町時代にかけて登場する「荘園」。
 源頼朝が平家から没収し、治めていたのを「東大寺再興」に加わった陳和卿(チンナケイ)に与えた。
 のちに、東大寺の荘園になり、江戸時代に伊賀上野藩領、そして津藩領になった…≫
※参考:日本歴史地名体系kotobankより『阿波庄・広瀬庄・山田有丸庄
※「陳和卿」:宋の工人で、1180年(治承4)、平重衡の南都焼討によって焼かれた奈良・東大寺の大仏鋳造と大仏殿の建設に尽力した人物。

なかなか、歴史は古く、地元の人たちは「遺跡の宝庫」であることが自慢だとか、
圃場整備前には発掘調査が行われ、整備の方は遅れたそうですが、
一度壊すと元には戻せない遺跡なので、地元にとっては有意義な発掘調査だったのでは、と思います。
そして「服部川」を渡る「広瀬橋」の袂に「石碑」があるとのこと。
それを探しに、、、
旧大山田中央公民館(川を渡ってすぐの建物)に🚙を止め、
探すことすぐ(笑)、
 
道命法師(974~1020)の歌碑』
「流れ出る 涙ばかりを 先きたてて 井せきの山を けふ越ゆるかな」
≪街道を歩いていて、九州での戦いに敗れた大江公通
 広瀬南方の井堰山(イセキヤマ)※に葬られた言い伝えを思い出したのか…≫

近くには☟コレ、
 旧大山田のマンホール「ササユリ」
現「伊賀市の花」ですね。

川沿いには遊歩道があって、

地元の人たちのお世話に寄る桜並木」があり、
梅雨時期には「紫陽花」が楽しめます。
 

では、ぶらり紫陽花
  

川の流れと、桜の古木と紫陽花。
  

橋の袂から300mほど南に行くと「広瀬のふれあい公園」(「古民家カフェ365nichi」※①のある辺り)で、
(ちょっと古いが)パノラママップを見て

「井堰山(イセキヤマ)」※って、、、どれや?と振り返ると、形の良い山が見えたので

これかな?と、低い方の山には「井堰城跡」もあるらしいので…(今日現在、未確認ですあしからず)

※①経営母体㈱七転八倒」、そのHPより
 ”わら”ネタリウムのチラシ

※②資料(読売新聞社編「街道いまむかし/誇りは遺跡の宝庫」(平成元年編集による))



さて、広瀬の里を出て、東に向かい「大山田資料館/大山田観光協会」(新大仏寺の近く)へ、
目的は「大山田地区」のパンフレットなどを頂くつもりで。
そしたら池の中に黄色い睡蓮風の黄色い花発見!
  
上手くは撮れなかったのですが、google lensにお世話になると、
「アサザ」とのこと。(追記※2023/6/16記事より
珍しい花(私的には初めて)を見たので嬉しい締めくくりとなりました(笑)。

※③「アサザ」(環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定)。

では、今日は「ササユリの里」見学、
咲いているといいなぁ…
ではまた

追記2023/6/29「水面彩るアサザ」Yahoo!ニュースより
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今日の夕焼け、不思議な模様…

2023-06-09 20:38:50 | 花や風景など


本日19時15分の夕焼けです。
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もうすぐ咲き誇るよ、真泥「あじさいロード」。

2023-06-08 18:22:15 | 花や風景など
所用でまたまた壬生野・大山田方面へ、
今回は「西之沢ノハナショウブ」の様子伺いと、
「大山田広瀬ササユリの里」(管理は「布引自治恊」)。
ルートは名阪壬生野ICを下りて「西之沢ノハナショウブ群生地」→
大山田平田へ抜け163号線を「広瀬地区」へ。
「ササユリ」の様子はまた改めて、その帰り道、
山裾の休耕田を歩いていて会いました、
「マアザミ&ツマグロヒョウモン」。
 


この広瀬地区には農家レストラン『古民家カフェ365nichiがあって、
傍の田んぼの中には『”わら”ネタリウム』があって…という情報だけは知っていて、
でも一人では行けないので、この際写真だけ撮ってこようと(笑)。(オバタリアンミーハーしてました)
 田んぼの中に見つけた!

通りがかって思ったのですが、お昼ごろという時間帯もあってか、
客人の多いこと、しかもツーリング族もたくさんいたり、
なかなかの人気ぶりを垣間見てきました。
そしていつかだれかと行きたいな、と思いました 。 
  


その帰り道、広瀬から続く山裾の道を通って平田を通過、
真泥へ抜けました、最近「真泥ダム」も見たとこだし、
お腹も空いてきたのでさっさと帰ろうと思ったら、
あじさい祭」の幟が見え、いつの間にか6月だったねぇ…
6月ということは「紫陽花月間!」と一人勝手に決め、
地域の人たちが丹精込めて育ててくれてるのはよぉく知っているので、
しばし、早めの紫陽花ですが撮影に励んでおりました。

まだまだ満開ではないのですが、咲き始めで色合いがとても新鮮で綺麗でした
  

真泥ダム⇔163号線間の南北に通る道から
   

「十念寺と紫陽花」、
刈取り前の麦畑と遠くの山並みと共に…
 

もう少ししたら、きっと色とりどりに咲き誇ると思います、
ぜひ通ってみてください~~

ではまた
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「鶴塚」ってどこにある?

2023-06-07 15:43:21 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
2020年の夏頃の思い出なのですが…

伊賀上野城下町の和菓子屋「桔梗屋織居」さんに『まいづる』というお菓子があります。
何気にホームページを見ていて「伊賀にも鶴がいた」時期があるとか。

そして、愛宕神社近くを流れていた溝川(ミゾカワ)※近くの河原にも「鶴がいた」とか聞いたことがあるので、
遠い昔、今ほど温暖化で温かくない頃、伊賀でもふつうに鶴が来ていたのかもしれない…
(現在では暗渠になっていて細い川の流れは見えません…)

いつの時代か定かではありませんが【鶴塚】があって、
めでたい鳥として鶴を祀っていたのかなぁ…と。
もし、存在がわかるのであれば見てみたい(参ってみたい)と探したことがあります。
桔梗屋さんの先代の奥様にもお聞きしたことがあって、
確か四十九の国道近く、とまでは聞いていたのですが、
結局一人では探し出すことができなかったのです。(それが2020年夏)

そんな話も忘れかかっていたのですが、
たまたま「車塚」や「淅井戸」へ行ったこともあって、
もしご存じなら連れて行ってほしいとお願いしたら、
なんと「一緒に行きましょう、あの場所は一人では絶対に行けません!」と
太鼓判まで押されちゃって、それなら仲間の後をついて行こう!となった 5/28 の夕刻のこと。

随分と日が長くなったので17時ごろとはいえまだ明るいので助かりました。
では、その【鶴塚】とは…
 
教えられるままついて行って、やっとお目にかかれました。
丁度端っこは国道422号線が走っているところの丘の上、かな。

高松神社跡』碑
 
広場のようになっていますが、何かの焚き上げのあとも真新しく残っていました。


 google mapより

詳しくは、☟
伊賀へいらっしゃいblog」から『久米川流域 九品寺』のページをご参考に。

≪鶴は吉祥と長寿の象徴で、「神秘の鳥」「幸運のシンボル」とされている貴鳥とされ、
そのため死亡した鶴の遺骸を近くに葬って塚としたもののようです。
徐福伝説の鶴塚(徐福が亡くなる時鶴になりたいと言った)が各地にあり
伊賀にも徐福が忍者の技術を伝えた説がありますが、この塚には徐福伝説は伝わっていないようです。
このあたりに八幡神社に合祀された高松社があり、日吉社は旧四十九院に在ったようです。≫

当blog過去ログより「忍者回廊巡り『四十九院』ほか

3年越しで「鶴塚」に会うことができました、もう忘れません!
連れて行ってもらって感謝のミニ旅、完。

ではまた
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大山田「炊村」(カシキムラ)、地名発祥の地は「清水淅井戸」(ショウズコメカシイド)…

2023-06-06 12:27:03 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
5/28に「車塚古墳」訪問を果たし、実は歴史ロマンはまだまだ続く…
ということで、荒木山を下り、車で服部川沿いに東へ行くこと約10分。
平成の大合併までは「大山田村炊(カシキ)」。
一言で「炊」と言ってもどこだろう?と思ってたワタシ。
「由来がわかる場所があるので行ってみましょう」と案内され、
どこやどこや?と仲間の🚙に便乗してたのです。

そもそも「米をかす」という言葉、主婦はよく使いますが、
「かす」とふつうにパソコンで入力しても「炊」という字は出てこなくて、
「たく」と入れると「く」と出てきます。
まさか、この漢字「」を「カシキ」と読むとは……
大山田に知人もいるので、今でこそ読めますが、昔のワタシならきっと読めなかった💦
そんな、不思議発見のミニ旅続篇です。

大山田地区の入り口「千戸(センド)」、あの大きな常夜灯※のある交差点を曲がります。
 ※千戸入り口の常夜灯

案内された場所につくとこの景色、
さっきまで苦心惨憺登っていた「車塚」が見えるではありませんか。


車を止め、山裾の道に沿って少し歩くと…
「遊歩道マップ」の中に「清水」という言葉、伊賀ではショウズと読まれることが多いですね。
その先に水溜りなんだけど「カキツバタ」が楚々と咲く、
  

そして、すぐに見つかった『淅井戸』説明板。
 
さぁ、「淅」の字、何と読みましょう?
じっくり読んでみるとこんな感じの説明です・・・
淅井戸
 炊村の地名発祥の井泉

 「三国地誌」(宝暦十三年伊賀司城職 藤堂元甫編纂)の村里の頃に
 「炊 按栗田屋舖ト云處二 井泉アリ俗二淅(コメカシ) 井戸ト是上古 
大神宮へ献スル所の 御供米ヲ炊ク故二名クト 云」とあり。

 近世この井泉は「清水(しょうず)」と呼ばれて地区の名水でした。
 しかし昭和四十六年よりの 田の基盤整備にともない整備除外地となり
 落葉に埋もれて忘れられていましたが、
 今回平成七年よりの炊村景観整備事業の遊歩道計画 により丼泉を渫える(※サラエル)とともに
 小公園として周辺を整備するにあたり炊村の地名発祥の井泉として顕彰して
 後世に語り伝えるためにここに由来を刻む。
  平成十年三月吉日 炊村景観整備計画策定委員会
           炊村景観整備事業実行委員会 ≫

なるほど、ここにも歴史ロマンを見た次第です。
この池は「清水」とよばれる地区の「名水池」なんですね。
確かに、湧き水があって絶えず水をたたえているわけで、
「カキツバタ」が咲き、よく見れば「泡の塊」のようなものが枝先にぶら下がり……
興味津々近づくと、なんと
 
モリアオガエルの卵』ではありませんか
ただただ、じっと見守ってくださいね
※参考:モリアオガエルの卵ってこんなんです。

もう少し周りを見渡してみると、
「祠にお地蔵さん」、「四阿」と書いて「あずまや」。
そして、面白い巻き方をしている「蔦系」の木等々。
   

遠くの景色、夕刻なので少し暗い…
 西方面

 東方面
※①寺音寺古墳伊賀でも大規模クラスの前方後円墳

※②読売新聞社編「街道いまむかし/寺音寺古墳」(平成元年編集による)


※③同じく「炊村」


自分へのメモとして、
読みにくい漢字が出てきたので、少し調べると…
淅(コメカシ)
音読み:セキ
訓読み:よなげる※・かしよね
米を水に入れて,ゆすってとぐ
*細かい物をざるなどに入れ,水中でゆすって必要なものをより分ける。
*より分けて,悪い物を捨てる。淘汰する。
等の意味があり、まさに「米ヲカス」、ということでした。

ではまた
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荒木と真泥の境界に荒木山、「史蹟車塚古墳」があるらしいので…

2023-06-04 23:38:36 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
~「『車塚』ハイキング」へ行きましょう~と誘いを受け、
「低山山道ハイキング」に行ったのは5/28のこと。
書くのが遅くなったのは、ほぼ道なき道の山道をどう説明したらよいモノか?
目印は「中部電力さんの『鉄塔』!?」とか?
今まで登った低山登山の様子とはちと違うので少々戸惑っていた次第

「けもの道」というわけでもなく、ただひたすら落ち葉踏みしめつつ、
きっと鹿もいるよね、イノシシだって住んでるはず。
それでも木漏れ陽も見え隠れする明るい感じの雑木山林。
上りより下りの方が滑って怖いかも…なんてブツブツ唱えながら、
おまけにワタシは、山の中に入ると方向がわからなくなる
これ一人だったら最悪パターンかも…とか、思うこといっぱい。

でもね、おかげさまで「仲間」がいることの心強さをしっかり踏み?しめてきました。
そんな「車塚古墳」(三重県指定文化財)へのハイキング道中記録です。

三重の文化財「車塚古墳
≪中瀬インター付近で東を見ると2つ頂上のある山がある。
  (→中瀬辺りから見る)
その鞍部に少し盛り上がった地形が見えるが、それが車塚である。
   (→荒木辺りから見る)
荒木車塚古墳』と呼ばれているこの古墳は全長約93mの前方後円墳で、
2段に築成されている。
墳丘には葺石とともに埴輪が巡らされており、
円筒・朝顔形・楯形・家形の埴輪が採集されている。
古墳時代でも前期後半、おおよそ4世紀後半に築造された古墳であろう。
1937(S12)年9月24日指定。≫以上三重県HPより

では、登山記録写真集みたいになりますがあしからず。
ちなみに、これを見て「行きたい!」と思われても、単独行動はしないでください。
聞くところによると、その昔荒木界隈で子ども時代を過ごした人たち、
この「車塚」辺り、冒険の場でもあり、遊び場だったと聞いていますが…

「桜が丘団地」の右を通り抜けると両側に太陽光発電があります。
その少し先までは普通車でもOK、一旦普通車は空き地の駐車スペースに止め、
軽トラックに乗り換え、「矢谷川」源流近くまで行きます。
 
この「矢谷川」、昔は「車川」と言っていたそうで、
現在では車坂町辺りからひぞっこの裏手を通り、服部川に合流する川です。
車川」「車坂町」と『』が付きますね、これも「車塚」との「縁」を感じますが、いかがでしょう?

  
木漏れ陽のなか、進みますがかなりの急坂続き、
頼りは「中電さんの鉄塔」を案内する標識、
「鉄塔No.85」方面ではなく、左側「鉄塔No.86」方面へ進みます。
思うに、中部電力さんが送電線の鉄塔へ行く為の道でもあるのですが…
大変な困難な道であることは確か、かと💦
めげずにどんどん進みましょう~
   

第一の目標「鉄塔No.86」、小休憩するには丁度いいところです。


次の目標、目指せ「鉄塔No.87です。
   

倒木多し!先頭も大変なら着いていくのも必死!
  
登るのぼる、どんどん進んで突然視界が開けたら、
そこは「鉄塔No.87」、三角点もあって「標高360m」。
「標高230m」付近から歩き始めたらしいので、登ること130m、
但し、歩いた距離は定かではない…
  「鉄塔No.87」
見上げた空は青かった。
さて、いよいよ本命「車塚」へは、少し下って行くようです、
いわゆる山の尾根のような、馬が鞍を載せているような、ということで『鞍部(アンブ)』というそうです。
倒木を跨ぎ、落ち葉に足を取られつつ、一気に40mほど下ります。
   

先頭は古墳の頂上に上っているようです、
  
今回の最終目的地【史蹟車塚古墳】到着です。
おそらく「荒木」側と思いますが、木々の間から田園など見えるし、
遠くに車の音も聞こえます。
  
「昭和十二年三重縣」と「大山田」という地名も彫られているようです。
もう少し先にいくと「後円墳」との間に「盗掘跡」、
かなり深いようなので同行者に入ってもらいました(深さがわかるように)。
  

この「車塚古墳」は、数々の逸話が残っているそうですが、
この「盗掘抗」の中では「旱天(カンテン)」=日照りの際に、
「雨乞い」の焚き上げが行われていたのではないかともいわれているそうです。

では、戻りましょう。
 
再び「鉄塔No.87」で休憩、
どうしても下から撮りたかった景色、
 曇り空になってきました…

鉄塔そばの木には、これも目印のひとつか??というモノ、
途中の迷いそうな場所には「木に赤い目印」、
今度上ることがあったら赤いテープを持ってこようと話し合ってましたけど、
誰が来るの??という話で止まってます(笑)。
 

同じルートを下って軽トラックの待つ場所に帰ってきました。

一回上っただけでは到底道案内はできません💦
あと2~3回は来ないと覚えられないと思ったし、
地元の人さえ迷うとか、ひょっとしたら「大山田真泥」側に下りてしまうかもしれない
決して単独行動のないよう重ねてお願いいたします。
これも「勉強」という山道ハイキングでしたが、
古代古墳時代4世紀後半に造られたという「歴史ロマン」を感じる旅でもありました。

ご参考までに少し古い記事ですがご紹介しておきます。
*読売新聞社編「街道いまむかし/車塚古墳」(平成元年編集による)


*同じく「街道いまむかし/雨乞い」


「伊賀へいらっしゃい」blogより「車塚古墳ハイキング」

では、まだ続きのある旅です、、、
ではまた
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ゆっくり散策、初夏の花々 by 上野森林公園。

2023-06-02 18:02:59 | 上野森林公園
訪問日:2023/5/30 午後、時間をたっぷり取って約2時間。
閉館間際まで粘ってた(笑)。

歩き始めてやたら目に付く行儀よく横に連なる白い花
周りを見渡せばそこここにたくさん、きっと今が「旬の花」でしょうか。
【ネジキ】(捻木)
下から見て、上からも覗いてみて…
  

壺型の花、可愛いく整然と並ぶ。


【ソヨゴ】(冬青)
よく言われます「花に人は寄らないけど、虫は来る」って、
冬になって「赤い実」がなると「正月飾り」に使ったり…
(家人がいつも年末になると山に採りに行くから、そう思うだけかも(笑))
ソヨゴの雌花
 

ソヨゴの雄花(ちょっとだけ派手目に花が多い)
 

【ウツギ】(空木)
ハハがよく、「夏の歌」として口ずさみます『夏は来ぬ』だっけ?
♫ 卯~のはな~の匂う垣根に ホ~トトギ~ス早も来鳴きて ♫
初夏を代表する花として万葉の古くから親しまれ、
花に着目し「ウノハナ(ウツギの花の略)」と呼ばれるんですって…

ココを通るたび、いつになったら白い花が咲くんだろう?
訪問するのが遅くなったらいつの間にかもう「満開!」
  

イボタノキ】(水蝋の木)
見落としそうになりましたけど、これからもっといっぱい花開くはず…
Wikipediaによると、
≪樹皮上に寄生するイボタロウムシの分泌する「いぼた蝋」は、
蝋燭の原料や家具のつや出し、日本刀の手入れに用いる。
いぼた蝋を家屋の敷居に塗ると、戸の滑りが良くなることから
トスベリノキの異名でもよばれる≫そうな。

また今度行ったら見つけてみようっと。

【ナツハゼ】(夏櫨)
ツツジの仲間なので釣鐘型の赤い花、メチャ可愛い…
英語で「Oldham blueberry」、
日本では「日本のブルーベリー」と呼ばれるようです。

初夏に咲くナツハゼの赤い花、
  
下から覗くとちょっと花の中が垣間見える、
それがまた可愛い。

さて、今度は地面近くの小さな花たち
タチツボスミレ(サギソウ園で…)
 

イシモチソウ】(食虫植物)
とても小さくて楚々とした花に、このネバネバ感のある葉が
不思議な雰囲気を醸してます…
 
yahooニュースより「食虫植物イシモチソウのこと」(2023/6/2配信) 

ノアザミ花しょうぶは蕾がいっぱい。
  

森林公園には草花、樹木だけでなくたくさんの種類の「野鳥」がいる、はず。
(でもワタシ、なかなか姿を見つけられない
声だけでは判断できないので、こういう案内があると嬉しい…
声は確かに聴いてる、このQRコードでは「鳥の声」も聴けるんですよ
キビタキ】(リンクは、この写真のQRコードを読んだ「サントリー愛鳥活動HP」より)
 

ここは【菩薩池】、
左から右へ順に撮っていたら、
 

googleさんが「パノラマ」↓ にしてくれた(笑)



【スイレン】(2022/6/29撮影)はもうすぐ咲き始めると思われる…
この池の観察も毎年のお楽しみ

「ビジターコテージ」に戻ったところで、
 
【ヒベリカムヒドコート】(キンシバイ/金糸梅)咲き出しました。
こちらは→「ヒベリカムカリシナム」、まさに「金の糸」ですね…

ではまた
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