一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1803- 春風と共に

2018-03-10 | 生け花
 今年の県北は格別の寒さであった様で、2月に予定していた友人の 我が家への訪問は3月に入った 暖かい日となりました。
今年、定年を迎えた彼女は 若々しくその清々しい笑顔で 現れました。
 出来る限りの、手作りの献立で 昼食のおもてなしをしました。

メインは私の冬の得意料理、米沢藩に伝わる芋煮の一品でした。具材から出る、灰汁をしっかりと取って 満足の行く味となりました。
 数年前に夫を亡くした彼女は、今後生まれ育った実家に戻り お母様のお世話をしながら のんびり暮らす予定の様です。
彼女が落ち着いた頃に、筆で有名な熊野の彼女の実家を 訪問したいと思っています。

 年齢や、住居の場所は 離れていても不思議な糸で繋がれているのが 友人だと思いました。
夕刻、ショートカットの爽やかな笑顔を残して 帰って行きました。

 花材 ・白もくれん ・レンギョウ ・トルコ桔梗 ・マーガレット
 花器 ・水色ガラス・ボール