甲子園球場に、春が来ました。
二年ぶりの選抜高校野球が始まり、コロナに疲弊しがちな 空気の一掃を期待したくなります。
様々な規制の中で、必死に白球を追う少年たちにエールを送ります。
日本列島の桜の開花も進んできました。
今までとは違う春ですが風や日差し 艶やかさを増した鳥の声 確かに春です。
花材 ・カラー ・チューリップ
花器 ・ガラス器
甲子園球場に、春が来ました。
二年ぶりの選抜高校野球が始まり、コロナに疲弊しがちな 空気の一掃を期待したくなります。
様々な規制の中で、必死に白球を追う少年たちにエールを送ります。
日本列島の桜の開花も進んできました。
今までとは違う春ですが風や日差し 艶やかさを増した鳥の声 確かに春です。
花材 ・カラー ・チューリップ
花器 ・ガラス器
この時期、お茶室で度々見かける貝母の花。
華やかさや、可憐さのある春の花々の中で 少し異色のミステリアスな 形や色が 一捻りしたものを好む 茶人に愛されるのでしょうか。
貝母と言う名前の由来を調べて見ると その球根が二枚貝の様な形をしているから・・とのこと。
又、花言葉の「謙虚」は少し俯き加減に咲くことから・・・。もっと深い花言葉を期待していた私には、少々がっかり感がありました。
しかしもう一つの花言葉「才能」は彩とりどりの春の花の中で 一度出会ったら記憶に残るこの形や色は 才能を秘めた花なのでしょう。
花材 ・貝母 ・カスミ草 ・斑入り葉蘭
花器 ・ガラス 掛花 器
テレビニュースで見る、2月堂のお水取りも例年とは様子が違っていました。
一般の人の参拝も無く 燃えさかる松明が 欄干の外に火の粉を振り撒きながら 静けさの中を通り過ぎる音だけが響いていました。
この行事か終わると春、何か心躍る季節が待っているのがいつもの年でしたが 今、日本中はコロナを始め身近にいろいろな難問が山積みで 心から春の訪れを喜べないのは私だけではないと思います。
せめて透明感あふれるカラーを生けている間、その伸びやかな茎の薄緑色や純白の花の爽やかさに心慰めましょう。
花材 ・カラー ・レザーファン ・スイートピー ・ブブレリウム
花器 ・舟形ガラス花器
妹の一回忌の法事も終わり、お墓参りに出かけました。
岡山までの新幹線は、思ったよりも人出が多く 一部を除いた全国で緊急事態宣言が解かれたことに関係があるのでしょう。
市街地から少し離れた、山の中腹に位置する仏心寺は 梅の花は盛りを過ぎつつありましたが椿やサンシュユなど 春を告げる花々の盛りでした。
石段を登った上の納骨堂の中は、お香の清々しい香りが満ちていました。
かって妹とこのお寺を訪れた時、境内を覆い尽くして咲いていた 大樹の桜を眺めたことを思い出しました。
迎えを頼んでいた、タクシーに促されて やがて桜に彩られる境内を後にしました。
花材 ・スイートピー ・レザーファン ・ブブレリウム
花器 ・フランス製アンティークポット
いかなご漁が解禁になった朝、漁船が出ています。
光る波間に海からの季節の贈り物を求めて網を打っている舟、さらに東に向かっていく舟 播磨の海の 春の風物詩です。
ここ数年に比べて、今年は豊漁だとのことです。
間もなく、このマンションのキッチンのあちこちから くぎ煮を作るお醤油と香辛料の濃厚な香りが漂うことでしょう。
花材 ・オリエンタルリリー ・胡蝶蘭 ・サンシュユ
花器 ・線紋花器