お稽古の日、花屋さんが届けてくれたのは 色とりどりの 春の花材でした。
この秋に予定している、グループ展を見据えてのお稽古は 月を追う毎に熱気を帯びてきました。
始めて、作家ものの大きな花器を使った作品は あまりに器と対峙し過ぎて 生け上がった花に 固さを感じるものになりました。
花材、花器、生け手の間には、和やかな対話が必要なのかも知れません。
奈良の古い神社の、美しい景色を見て来た人は 作品にその印象が反映されたのか 水盤に湛えられた水と花材の調和をうまく捉えて 生け花の原点を見るようでした。
花材 ・桜 ・コデマリ ・ダリヤ ・スイートピー ・モンステラ