旬に遅れないで。。。ドクダミ茶編

梅雨が終わったかのような、真夏の強い日差し。

ぎらぎらと容赦なく照りつける中、

いしころとまとの充実した時間が今日も始まります。

旬の食材を旬の時期に頂くのも大事だけど、

旬の食材を自然の力を借りて加工する時間も大事。

言葉を換えると・・・

「クッキングも大切だけど、

時間と手間をかけて作っていく

加工の妙も大切にしていきたいな。」

と考えております。

さて、この時期

庭に降り立つと、草花の間から可憐な白い花が

顔を覗かせております。

真っ白な４弁の花、

そしてその真ん中にはすっくと伸び上がる花芯。

まるで日本女性のようなたおやかさで

「私を抜かないでね・・・」

と頼んでいるようですが

実はこれが・・・

相当な曲者なんですね！！

 

 

 

 

 

 

 「ドクダミの花」

 

 

 

このドクダミ、少しでも根っこが残っていると

そこからどんどん勢力範囲を広げて、あっという間に

庭中はびこってしまいます。

でも、こうやって花瓶に活けると

とっても美しい花だと

思いませんか？

そして、じゃじゃ～～～ん

ドクダミが花を咲かせたときが、

ドクダミを思いっきり抜いて、収穫できるとき。

って、何とも「毒だみ」には「気の毒」？　

 

 

 

太陽の日差しを　

ぎんぎらぎんにさりげな～～く

はねのけて、

 

 ドクダミチャンの入浴タイム。

長い発泡スチロールの箱で洗っておりますね。

そうすると長いドクダミが一回で洗うことができて

とっても便利なんですね。

たぶんこの箱は・・・

鮭が送られてきたときの箱かな？

 

 

きれいに洗ったら

 ２階のベランダで陰干しにしてあげます。

完全にカラカラになったらはさみで切って

「ドクダミ健康茶」のできあがりとなります。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ドクダミ：十薬（じゅうやく）と呼ばれるほど、薬効の高い植物。

毛細血管を強化してくれるので、動脈硬化の予防

更には脳梗塞・心筋梗塞の予防に役立ちます。

又血圧をコントロールしてくれるので、高血圧の予防に、

利尿効果によって体のむくみを取ってくれます。

それに体にたまった毒素を外に出してくれるデドックス効果も認められており

湿疹・腫れ物・蓄膿症などに効能があるなど・・・

梅雨の時期体にたまった水毒を体の外に排出するには、最適の

健康茶「ドクダミ茶」があっという間にできあがります。

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

それにしても、恐るべし、ドクダミの威力！！

本当に十薬だけでは足りないほどの効用が

期待される植物だったんですね。

尚、ドクダミの薬効が高いのは

この花を持ったときが一番です。

皆さんのお庭にはびこっているドクダミがありましたら、

是非ともこの花を持っている時期に思いっきり引っこ抜いて

ドクダミ茶を作ってみて下さいね。

 

 

 

 

この日、庭から採った可愛い可愛い果物たち。

 「赤スグリ」

昨年春に２０㎝の挿し木から育て

やっと今年２房採ることができました。

 

 「食用ほおづき」

これはたぶん果物ではなく、

「果実的野菜」にはいるのではないでしょうか？

畑で１年で終わるのが野菜、

そして樹上になって何年も収穫できるのが

果物なんですね（農林水産省で定義）

味は・・・・

かなり微妙～～

 

 

 

 

 「ラズベリー」

春と秋の２回収穫できるの、嬉しい小果実ですが

傷みがとっても速いので

私は、収穫後すぐに砂糖をかけてレンジでチン。

冷凍室保存にしてしまいます。

ラズベリーはとても上品な味で、

私は庭に植えているブラックベリー・ラズベリー・ブルーベリーの中では

一番好きな果物です。

 

 

 ヨーグルトにラズベリーを載せて

朝食のデザートに、

「あなた、どうぞ召し上がれ。」

 

 

 

「旬に遅れないで・・・part　２」は

早速明日にはお送りいたします。

「旬に皆さん遅れないで」のメッセージを入れた以上

私もご報告は遅刻しないようにしなくちゃね。

次回の予告は・・・

「超簡単！炊飯器での梅の甘露煮＆梅ジュース」です。

用意していただくのは・・・

梅と氷砂糖のみ。

ご興味のある方は

今日、明日には、梅２㎏に対して、砂糖１㎏ご用意して下さいね。

店で買うときには、身のぷっくりとした少し黄色くなりはじめた

ふくよかな梅を選んで下さい。

傷や斑点が出ているものは、鮮度が落ちているので避けてくださいね。

では・・・

炊飯器であっという間にできあがる

梅の甘露煮是非ともお試しあれ～～