お待たせいたしました。
『ガーデンフォト愛好会 デジカメ講座』
本日お届けするテーマは
<ズーム機能(望遠・広角・マクロ)>です。
さて、前回は<露出補正(明るさ・暗さの調節)>について
ご説明申し上げましたが
稚拙な説明でご理解いただけましたでしょうか?
何だか書いてあったけど、よくわからないという方は・・・
オープンガーデンみやぎに所属いただき、
是非ともガーデンフォト愛好会にご入部いただければと思います。
親切丁寧にプロのカメラマン
いたがき秋良氏がお教え下さります。
さて、前回ご説明しました<露出補正>ですが
プロの方は写真を撮るときには
露出補正をするのは当然のことだそう。
露出補正でとられた写真が何枚かあったとしても
どれを選ぶかは写真を撮った人の好みやセンスの違い。
であるけど・・・
その写真をどこに飾るか?
例えば玄関に飾るか?リビングか?
1枚だけ飾るか、それともいろんなショット写真の中の1枚にするか?
などの条件によっても
どの写真を選ぶかは変わってくるということです。
ですから
めんどくさがらずに、露出補正で先ずは何枚かとる!という
姿勢が大切となってくるわけです。
では本日のテーマ
<ズーム機能(望遠・広角・、マクロ)>についてお話しをすすめさせて
頂きます。
先ずは下の写真をご覧になって下さい。
「アメリカンデージ」ですが・・・
これは私がよくとるパターンですね。
対象物の至近で撮り、ピントをしっかりと合わせてカシャッと撮る
<マクロ機能>を使った写真の撮り方です。
この場合の私の動きは下のようになります。
まず、カメラの上の( W )・・・広角 ( T )・・・望遠 のところを
( T )側に持ってきます。
そうしましたら、至近で撮らなくてはいけないので、
身体はお花のすぐ側に行って
カメラは花より約20センチくらい離してしっかりと固定して
ピントの合うところを探り当て
そしてその場所が見つかると「やった!!」とばかりに
カシャッとシャッターを押すわけです。
今までは( T )・・・望遠 に合わせた場合は
撮りたい対象を
至近でちょっと目にすることのできない細かいところや
小さな対象物を拡大して撮る場合にしか
使いませんでしたが・・・
なんと( T )に合わせた場合は、ズームという機能だけでなく
望遠という機能も使うことができます。
望遠???
と言ってもなんともよくわからないかと思いますので
「百聞は一見に如かず」
先ずは下の2枚をご覧になって下さい。
この写真は赤い花を
( W )・・・広角に合わせて撮っております。
赤い被写体と、奥には象の肖像と
そして更に青い空とぽっかりと浮いた雲が見えるかと思います。
広角で撮りますと、広く見えて、花→象→空という感じに
遠近感を感じる写真が撮ることができます。
では、今度は( T )・・・望遠に合わせて
上の写真の花と 同じ大きさ で撮ってみましょう。
当然望遠(マクロ)になりますので被写体がぐんぐん大きく
目の前に迫ってきます。
それを上と同じ大きさにするためには、今度は自分が被写体から
離れていく必要が出てきますね。
段々段々、後ろ向きに離れていって
1歩、2歩、3歩・・・
おっと、危ないずっこけないで下さいね
後ろは見ることができませんし
前にばかり気をとられて
すってんころりんころばないように気をつけて
どんどん後ろに下がってください。
さて、ファイダーを通して見ると、先ほどの花と同じ大きさになりましたか?
なりましたね
はい、そこでカシャッとシャッターを押してみてください。
この写真が
赤い花から身体をどんどん離していって
そして( T )望遠(マクロ)で撮った写真です。
上の写真との違いがわかりますでしょうか?
画面スクロールは大変でしょうから先ほどの写真を
下にコピーしますね
( W )・・・広角に合わせて撮った写真です
上も下の写真も
花の大きさはどちらも大体同じ大きさで撮れているかと思います。
ところが、後ろの象 をご覧になってください。
上と下の写真を比較すると、
上の写真は象がすぐ後ろに迫っているような感じしますね。
もし「わたくしがこの美しい赤い花」だとしたら
象がすぐ後ろに切迫している状況になってしまい
象から早く逃げなくては、「象に踏みつぶされるゾウ~~」
となってしまいます。
そして、か弱いオリーブのような私は
「きゃ~~~ポパイ、早く早く私を助けて~~ 」
と、叫ぶことでしょう。
でも、沈着冷静なポパイは一言
「ゾウはそんな近くにいないぞう~~
ゾウは30メートルも先にいるぞう~~」
と、冷たく言うことでしょう。
そうなんですね。
実際には
象は下の広角で撮った写真のように30メートルほども離れたところに
いる訳です。
だから慌てて私は逃げなくても大丈夫なんですね。
それだけの距離がほんとうはある訳なんですから。
と言うことは
結論です。
( W )・・・広角に合わせて撮ると
距離感が出て、近くのものが遠くに見えたり
部屋を広く見せるように撮ることができ
( T )・・・望遠(マクロ)で写真を撮ると
反対に距離感がなくなって
「撮りたい対象物」と「後ろの背景」を近くに撮ることが
できるようになります。
極端なわかりやすい例では・・・
佐渡の朱鷺のすぐ後ろに月が迫っているような
幻想的で夢のような写真も
( T )望遠(マクロ)を使って撮ることができるわけです。
いつもズームの時にしか
(T)に合わせることがありませんでしたが
目から鱗
本当はこんな使い方ができる訳なんですね
カメラの世界、思っていた以上に面白そうです。
「いつも見慣れた情景が、ファインダーを通すと全く別の違った世界に見えます。」
なんて事をよく言ってましたが
カメラの世界は・・・
近くにありて遠くにある
<広角の世界>が末広がりで広がっているのかもしれません。
2枚の写真比較すると良く解かります。
望遠の( W )・・・
今まで使っていません~~。
( T )望遠(マクロ)
なるほど理解できました。
近かったらオープンガーデンみやぎに所属
したいですが・・・。
ちょっと遠すぎます~~。
最後の写真さくらですか・・・
素敵です~~。
って、あーーーーーーーーーっ!
デジカメ持ってないんでした
もっぱら携帯で撮ってる私は、
携帯カメラにもズームがあることを
最近ようやく知りました。。。
超おおざっぱなズームですけどね
画像、必死に上下に何度もスクロールしまくってたら、
その下に画像がありました
ひっかかったゾウ~~~~~
望遠の機能を覚えたら、面白いだろうな
と思います。
オープンガーデンみやぎは花を愛する人の集まりです。
皆さん、花を綺麗に撮っておきたいと
思うんですね。
あけみ蝶さんは、白黒の水墨画素敵ですから
そちらを極めて下さいね。
下にコピーしたのに~~
だから、望遠で見るといいのよ、かおりん。
かおりん、携帯で撮ってても
とってもお上手。
でも、私はズームで撮らないでね。
私は、まだまだ機能を使い切ってないことに
気がつきました。
これからダッシュで覚えていきます!