本日はオナーズヒル北高森第6回マイスター教室のご報告です。
今回のテーマは
「豆・まめ・マメ!」
豆にも色々とあるけれど・・・
梅雨時に最もお腹に頂きたいオマメと言うことで・・・
「6月が旬の豆」をテーマにお話しを致しました。
「6月が旬の豆」って?
オナーズヒル北高森のプチガーデンの奥の方で
今にも破裂しそうなくらいに大きく育っている「スナップエンドウ」
と・・・・
空を向いてなることから名付けられた「そら豆」
中国では、蚕の繭に似ていることから「蚕豆」とも言われておりますが。。。
ということで
「スナップエンドウ」と「そら豆」をテーマにお話しをさせていただきました。
なんといってもマイスター教室は
「植で食が更に楽しくなる!」というメインテーマがありますので、
お話しは「スーパーで買ってくる時に美味しい選び方」
という一般の野菜ソムリエのお話だけにとどまらず
実際の「スナップエンドウの栽培方法」から
「美味しい選び方~栄養価~保存法」までをお話しして
さらに
水が体にもたまりやすい梅雨時に
オマメを頂くことが「どんなに体にいいこと」かを
薬膳的、東洋医学的な意味合いからのお話しと
今回はちょっとレベルアップして
野菜のお話しをさせていただきました。
その後
皆さんに収穫したばかりの
スナップエンドウの筋をむいていただくことに。。。
椅子に座って、爪をたて~~
サヤエンドウの筋をむく~~
って、ユーミンのBGMは流れてませんが。。。
みなさんのこの真剣な顔!!
まるで針の先に糸を通しているような感じ。。。
それでも・・・
なんだかとってもた・の・し・そ・う・ですよね!
皆さんにごスナップエンドウの筋をむくという
重労働をしていただきましたので、
そろそろお腹もすいた頃と思いますので・・・
スナップエンドウをさっと塩湯でしたら・・
おこちゃま達にご協力をいただき、うちわで扇いでいただきました。
ザルを見ると沢山のスナップエンドウですよね。
朝、雨の中 さっと収穫したスナップエンドウですが
あっという間にザルにいっぱい収穫できた訳です。
これだけのスナップエンドウを買ってきたら、
それはそれは高いですよね
ネットや本で調べると・・・
『スナップエンドウは、鮮やかな緑色に仕上げるために
冷水の直ぐに落として下さい』となってますが・・・
茹で上げて、盆ザルにおいてうちわで扇げば・・・
急激に温度を下げることができます。
なんて言ったって、ビタミンCが豊富なスナップエンドウ
水にさらしてしまったら、
水溶性のビタミンCは水に流出してしまいますから。。。
それに、自宅で収穫したばかりの
ゆでたてスナップエンドウこそ!
枝豆みたいにほのかにあったかいのをいただきたいですよねぇ。
ゆでたてのスナップエンドウを
スナックのようにボリボリ、ポリポリ、サクサクと美味しく頂いて・・・
なぜに「スナックエンドウ」とも以前は言われていたかを
実感していただきましたが・・・
皆さんから「あま~~い、おいしい~~」と嬉しい歓声が上がりました。
こんなちいちゃなおこちゃまも小さな口で
美味しそうに豆をモグモグ!
手には・・・たぶん珍しいんでしょうね。。。
うちわをしっかりと抱えております。
このあとは
スナップエンドウと、そら豆を使って
「豆・まめ・マメのフルコースづくり」
zoromeちゃんがそら豆の調理の仕方を説明をしております。
何を言っているか気になりますよね~
「そら豆は茹でる前に、黒いヘそと反対の所に切り目を入れて
冷水の中でつまむと、ぽんと豆がとびだします!」
って・・・・・
たぶん説明をしているんでしょうか。。。
ウンウン
黒いへその部分とは・・・
もう一度さっきの画像をご覧になっていただきますと・・・
上の莢には、ヘソの黒い豆
下の莢には、ヘソの白い豆が置かれてますが・・・・
このへその部分を・・・「お歯黒」といいます。
昔結婚すると女性は歯を黒くしたわけですが
実は新鮮なそら豆は、お歯黒が「白い」んですね
お歯黒が・・・白いか黒いかが
そら豆の新鮮さのバロメータにもなるわけです。
その後皆さんで交替して、
そら豆を使った中華炒めを実際に作っていただきました。
♡鍋に手をかざして熱いと思うくらいに熱する。
♡卵を入れ一呼吸おいたら大きく混ぜる。
♡炒めに使うお酒はなるべく純なものを・・
♡とろみ付けの水溶き片栗粉は入れたら
すぐに混ぜ、少し煮たてると透明感が出る。
などなど・・・
zoromeちゃんのご教授に添って
手際よく皆さん調理なさってました。
が・・・
「あ!!塩コショウ入れるの忘れた 」
楽しそう♪
おばさんパワーはこれからですよねっ、やっぱり。今年のスナップエンドウは種まきの時期がずれたせいかささやかになっています。
やっぱり教えはまもらなきゃ。
そんでも、お顔が拝見できて、ものすごく
嬉しいです。
ふぁんさんと私は・・・
たぶんスナップエンドウが取り持つ縁・・
ですかね。
本は、レシピ部門だけの執筆依頼でした。
約半年かかって、
レシピを完成いたしましたよ。
発売が震災の8日前。
発売後、震災が来て・・・
いしころおばさんもやっぱり、
参ってましたよ。
無理せず、それでも自分のしたいまま
素直に過ごしてきました。
スナップエンドウ、我が家も今年は余り撮れません。発芽に失敗しちゃって・・・
それでも、取りたてスナップエンドウは
絶対美味しいですよね