小林秀雄が、「無常という事」で記した言葉。
「美しい花がある、『花』の美しさというものはない」(59頁, 1942.)
ひょっとしたら、美しいと感じた光景があっても、その光景の美しさなるもは存在しないのかもしれません。
自らの五感を通じて認知した対象を、自らが「美しい」と認識することによってのみ、美しいと感じた光景は存在するかもしれませんが、「美しさ」そのものは存在しないということを示唆しています。
言葉は、自分が思いついたことを表現する手段としてではなく、ありのままの自分があるがままに記すとき、何かをを語らしめるのかもしれません。
初稿 2014/01/01
校正 2022/05/14
写真 高層ビル群から差し込む夕日
撮影 2013/12/01(東京・西新宿)
「美しい花がある、『花』の美しさというものはない」(59頁, 1942.)
ひょっとしたら、美しいと感じた光景があっても、その光景の美しさなるもは存在しないのかもしれません。
自らの五感を通じて認知した対象を、自らが「美しい」と認識することによってのみ、美しいと感じた光景は存在するかもしれませんが、「美しさ」そのものは存在しないということを示唆しています。
言葉は、自分が思いついたことを表現する手段としてではなく、ありのままの自分があるがままに記すとき、何かをを語らしめるのかもしれません。
初稿 2014/01/01
校正 2022/05/14
写真 高層ビル群から差し込む夕日
撮影 2013/12/01(東京・西新宿)