高校卒業後、故郷の佐賀を離れて約三十年になりますが、昨年十月の同窓会で帰郷したのを契機に、この春引越しました。
年老いた両親を観ていると、これまでもこれからも変わらない二人だけの〈世界〉が在ってほしいと思う一方で、誰しも生まれたからには死は免れぬものだからこそ、その一瞬一瞬の二人の〈世界〉のありようを妨げることなく、その傍らに居たいと思いました。
コロナ禍によってリモートワークが定着してきた現在だからこそできたのかもしれませんが、それよりもまして妻と子供達の理解があってこそだと思います。
年老いた両親や妻と子供達それぞれの〈世界〉はそれぞれにかけがえのない〈世界〉であっても、それらはいつかきっとどこかで交わるのかもしれません。
初稿 2023/04/08
写真 県庁前の御濠端にて
撮影 2023/04/01(佐賀)
年老いた両親を観ていると、これまでもこれからも変わらない二人だけの〈世界〉が在ってほしいと思う一方で、誰しも生まれたからには死は免れぬものだからこそ、その一瞬一瞬の二人の〈世界〉のありようを妨げることなく、その傍らに居たいと思いました。
コロナ禍によってリモートワークが定着してきた現在だからこそできたのかもしれませんが、それよりもまして妻と子供達の理解があってこそだと思います。
年老いた両親や妻と子供達それぞれの〈世界〉はそれぞれにかけがえのない〈世界〉であっても、それらはいつかきっとどこかで交わるのかもしれません。
初稿 2023/04/08
写真 県庁前の御濠端にて
撮影 2023/04/01(佐賀)