住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

弱り目に祟り目

2010年11月15日 | 日記
 『APEC』の最中に、日露、日中会談が行われた。

 菅(仙石?)主宰者側発表では、日本側は尖閣諸島について中国側に「日本の確固たる立場を伝えた」、あるいはプーチン傀儡政権の国後島訪問に対してロシア側には「わが国の立場、日本国民の感情から受け入れられない」と抗議したと言うが、これは国内向けに体裁を整えるだけで、実の所、訴えた相手からは木で鼻をくくったような対応であった事は皆さんご存知のとおりである。

 毅然とした対応を取る、あるいは徹底した、或いは抜本的な、左翼思想家が居並ぶ政府首脳の言葉遣いは、体裁を整えるのには充分であるが、国民の実感とは遠く離れている事は、明らかである。

九州の福岡市長選挙に、その国民に相容れない体質が、真っ直ぐ影響したことは否めない。
官房長は、お得意の法律的難解用語を並べて国民を煙に巻くつもりであるのだろうけれども、どっこい国民には頭のほかに、体で考える直観力が研ぎ澄まされている。
弁護士だからの思い上がりは無かろうかとは思うが、その言葉や態度からは充分に国民を馬鹿にした態度が見て取れる。

 その国民意識との乖離に気付いて無い振りをする、あるいは気付きたく無い政府首脳。
昨年の衆議院選挙前のマニフェストの内容に(民主党政権奪取時の原点)もう一度立ち返るべきではないだろうか。

 喝采を浴びたのは、『公務員改革』『記者クラブ開放』『官房機密費公開』『沖縄県民の意志尊重』等々・・・ 。 あるいは、事業仕分けが有ったのかも知れない・・・ 。
何より、力強かったのは官僚に頼らない『政治主導』であった。 日中会談のカンペは官僚が、こさえてくれたものであろうか? 余りにも情け無い姿であった。 パフォーマンスであったとしても、「官僚は、大バカ・・・」の大見得を切った態度は何処へ行ってしまったのだ。 結果から言えば、自分の言葉が自分に帰って来たに過ぎない・・・ 。


 菅総理他政府首脳(官僚も含め)は、マージャンで言え場『ハコテン』 国際的立場で、一人負けの状態と言ってもよい状態である。 アメリカにも、中国にも、ロシアにも、ASEANに対してもである。 有るのは彼等自身えの自己満足感と自己欺瞞だけであろう。 
このような状態のときは、やることなすこと全てが裏目に出る事は、マージャンをやるものにとっては、常識の範疇である。
言えば、『弱り目に祟り目』国そのものの勢いが落ちて来ている事は間違いないが、このような哲学の無いリーダーを『頭』に抱えることによって、益々国益はそこねられ、日本の落ち込みを加速させると言うことである。


 この事態を変えるには、『JAPAN AS NO.1』 を再び目指すには、どのような対処法が有るか、一人ひとりが目を、耳を、頭を研ぎ澄まして考えねばならない。
筆者の意見は、皆さんが想像する通りでは有るが、後日ブログに載せたいと思います。



 ― ご冥福をお祈りいたします。
    星野哲郎さん、これからも星空から我々に語りかけて下さい。 

                          合掌 ―