いよいよ、名古屋選挙管理委員会の犯罪性が立証されることのなるのか、ここ一週間が勝負である。
名古屋市の市民の皆さんの粘り強い『既得権益層との戦い』が、市会議員たちの、パフォーマンスの中身の無さをさらけ出してくれる。
*** 以下引用 下記URL より ***
http://takedanet.com/2010/11/post_e490.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、その都市で信じられないことが起こっている.それは、「名古屋市選挙管理委員会による不正捜査」である。
2010年の夏の盛り、市民は議会の解散を求めた署名活動を開始した。 議会を解散するべきかどうかという判断は個々の市民の判断であるから、その結果がどうなろうとそれは良いが、問題なのは、署名が終わって署名簿が名古屋市選挙管理委員会に提出されると、「署名はインチキだ」という人がいると言うことで「署名の捜査」に乗り出したのだ。
署名簿を提出した方に、署名の正確性を聞くのではなく、直接、署名した本人に書類を郵送して「署名が疑わしいから、次の質問に答えろ」という捜査を開始したのだ。
差出人は伊藤某という何者かが分からない人物である。 手紙には「名古屋市選挙管理委員会 委員長伊藤年一」とあるが、署名もなく公印もない。
人の署名を疑うのに、自分の署名もなく公印もない。
たしか、伊藤年一という名前はかつて議員として聞いたような気がする。
私(市民)がわざわざ自筆で署名し捺印して提出しているのに、この伊藤という人は署名も捺印も無く、「俺が本人だと信じろ」ということだ。 実に威張っている。 おそらく伊藤某氏に聞いたら、「俺は偉いんだ。本人確認などいるか!」と怒鳴ってくるだろう.
そして、この「調査票」と称するものが、犯罪的で、かつ名古屋市末代の恥になるようなひどいものである。
・・・・・・・・・
まず、「署名の有効、無効を判断する重要な資料になる」と説明されているが、「どのように使うのか」についての説明はない。 選管に問い合わせたら、答え方によっては署名を無効にするという。
今の世の中、相手を騙して書類を書かせ、こちらが自署・捺印した書類を無効にするなどということは犯罪である.それを選管がやると言う。ビックリ!!
次に、問1に「名古屋市議会解散請求者署名簿」に署名したかという質問がある。 その2「署名していません」に○をすると、無効になると言う。
これについて「この調査票に本人が○をつけたというのはどうして判断するのですか?」と選管に問い合わせたら、書類に「必ずご本人がご記入ください」と書いてあると言う.
私が「署名するときも、「本人が自署して捺印してください」と言われたけれど、この書類は署名も捺印もないのに、なぜ私の署名捺印より上位にあるのか」と聞いたら、説明してくれなかった。
書類が二つあり、一つが署名捺印があり、一つが「○」だけがついている書類があるとき、どちらが力を持つだろうか?
もちろん、署名捺印した書類である.そうしないと署名捺印する意味がない。 もし署名捺印した書類を否定するなら、本人が「宣誓の上で口述」しなければならないだろう.
そのほかにもこの調査票にはおかしな点が多い.
たとえば、問2に「どのように署名を求められましたか」という質問があるけれど、私は署名を「求められた」ことは無い。 夏の暑い日に、自ら久屋大通の噴水前に行って署名した。
それも「本人に印鑑がいる」と聞いて家に印鑑を取りに帰り、そして署名に行った.
さらにトリックをかけているのが問3である。
「あなたは、どなたから署名を求められましたか」という問いがあり、請求代表者、受任者などの項目が4つ並んでいる.もともと署名を求められたことなどないが、もし「4」に○をつけると署名が無効になるという。
・・・・・・・・・
まさに「アウトロー」の手法だ.
十分な説明をせずに書類を送り、どこかに○をつけるとそれにつけいって自分の有利なようにする.まして「署名捺印の書類を無効にする」というのだから、すごい.
アウトローと契約し、せっかく署名捺印したのに、ウッカリ引っかかって契約がないことになったというならあきらめもつく。 なんと言っても相手がアウトローだ。
でも、今回は相手は選挙管理委員会である.まさか、そこがこんな手口を使ってくるとは思わなかった。
正直に○をする(署名を求められていないから○をしないとか)とせっかくの署名が無効にされてしまう。
まるで、途上国か独裁政治が「選挙の不正をする」という手口だ。
「投票や署名をする人が知らないことを根拠に、敵方の投票を無効にする」
ということがしばしば行われる.
ある独裁政権の国の選挙管理委員会が密かに
「投票所の入り口で、小さな声で本人を確認すること。そして本人がハッキリと大きな声で「本人です」と答えないときには名簿にチェックをして、その投票が敵方なら無効にせよ」
という指示をする。 今回の伊藤某氏と同じやり方である.
そうすると、係官は投票所の入り口で「できるだけ小さな声」で質問をして、有権者の答えが聞こえないということで、本人確認ができなかったという理由で「無効にする」。
名古屋市の「調査票」には、「署名の有効、無効を判断する重要な資料になります」とある。
でも、どういう「資料」にするのかは記載されていないし、調査票に下手に○をすると無効にするかも書いていない。
ヒッカケ、トリック、ダマシの類だ.「オレオレ詐欺」より悪質である.
情けない名古屋市になったものだ。
署名捺印という制度は「署名捺印を正しいとして、もし間違いがあれば後で罰を受ける」ということだから、署名簿を提出した請求代表者と受任者に証明を求めればよいことで、署名した人の知識に間違いがあるからといって署名を無効にすることはできない。
・・・・・・・・・
*** 以上引用 終 ***
全く、腹の立つ話だ。 これが地方の小さな村の、『法の精神』もロクに理解していない『田舎の御年配』相手ならまだしも、日本の何番目かの有名な大都市で行われていることに、現代の日本の政治の貧困さが伺える。
何が正義で、誰が悪魔の使いか、名古屋市民はじっくり考えることだろう。
この、『河村たかし名古屋市長』を、今、失ったら名古屋には、どういう未来が開けてくるか、ひいては日本の地方自治がどの様な方向に進むのか、日本を住みよいユートピアに近づけようと考えるなら、一人ひとりがどういう行動を取ったらよいのか、明らかであろう。
私が、『河村たかし氏』には、これっぽちも『私心』 が無いと保証してもどうにもなるものでもないだろうが・・・ 。 名古屋市には、沈没しないで地方自治の先頭を切って『日を又昇らせて』 と声高に訴えたい。