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議論のすり替え、仙谷官房長

2010年11月16日 | 日記
 
  *** 以下引用  Nikkei.com 11月16日付 ***

 仙ダニ官房長は16日の閣議後の記者会見で、尖閣諸島沖での中国漁船衝突のビデオ映像を海上保安官が流出させた事件について「私からすれば驚天動地。そんな事をすれば捜査機関は存在できない」 と批判した。 
海上保安官の逮捕が見送られたことには「逮捕と言う手法を昨日段階では使わないと言っているだけだ」 と厳罰を求める考えを示した。

 同時に「捜査機関に職を置く方が捜査資料を流出させるのは考えられない事態だ」と語った。
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  *** 以上引用  終  ***


 全く開いた口が塞がらない。 自分が『法』だとでも思っているのだろうか?
このくらい見事に、国民の意思と乖離した政治家は、近来例が無い。
もし国民の意思と違う事が、法によって執行されるなら、其れは法をそのままにして置いた、国会議員の責任と言うことだろう。 自分達の無為無策を省みず、罪びとを作る姿勢には全く同意できない。

 第二次大戦中あるいは戦前、『国家機密』 としていかにも不利な戦争に関する情報が隠蔽され、軍が戦争に遂行する方向に、マスコミが誘導された事を、あの賢かった仙ダニ先生が忘れたとも思えない。
仙ダニ長官は、国民が知るべきまっとうな事実を、何らかの事由により「機密扱い」と定め、国民にいらぬ罪びとを作った罪は許されることではない。
戦時中の町村金吾氏の特高警察と同じ様相ではないか!  『問答無用』論は、弁護士にあるまじき言い繕いではないか!
「左翼」が聞いてあきれる、単なる権力に群がる犬と同じではないか。


 蟹工船の小林多喜二が、特高になぶり殺しにされた事は、歴史上の事実。
再びその様な時代を、権力を手にした仙ダニ長官は作り出そうとしているのか。
自分が、一地方検察の判断に外交責任を押し付け、極めて通俗的な情報を『外交機密扱い』にすることによって、責任を二重に避けようとしたことは許されるべきことではない。


 単なる、領海侵犯に対する政府の不手際を隠す為、『外交機密』 としたことの責任を、《すり替え誤魔化そう》 としているだけではないか!

 もはや菅内閣は、内部から崩壊しつつある。 早く、そうあってほしい。
これが国民の素直な、気持ちである。 これが決して半分以下で無い事は、近々の選挙結果、近々の支持率崩落に現れている。
仙ダニ長官は、これまで負けを知らない弁護士かも知らんが、何時までも強がりが通るとは限って無いと云う事を知るべきである。