スタート直後ウオッカが先頭に立ち、一瞬ドキッとした第28回ジャパンカップ、結果は以下のとおりです。
1着 スクリーンヒーロー
2着 ディープスカイ
3着 ウオッカ
4着 マツリダゴッホ
5着 オウケンブルースリ
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写真はファンファーレ直前のもの。
すでに手拍子が起き始めています
私はずっとウオッカを見ていたので、ウオッカ目線でレースを振り返ってみます。
まずスタートで、ウオッカは良い反応を見せます。
ところがスタートが良すぎたのと、他の馬が意外と先行しなかったことで、まさかのウオッカ先頭という展開に。
その後すぐに外からウオッカをかわしていく馬がいて、何とかウオッカが逃げるという展開は回避されました。
2番手につけたウオッカは、ちょっとかかりぎみのように見えました。
岩田騎手が手綱を引いているように見えたので、まずいなと思いました。
レースは想像以上にスローな展開になりました。
1000mの通過が一分一秒以上かかっていて、馬群も先頭から最後まで差のない団子状態に。
これは瞬発力勝負になると思いました。
勝負どころの第三コーナーでも馬群は固まっていて、ウオッカは依然2~3番手の位置。
もうこうなったらウオッカの底力を信じるしかないと思い、ありったけの力を振り絞って声援を送りました。
そしてついに最後の直線へ。
スタンドは大声援の嵐で、もはや実況の声など全く聞こえない。
大絶叫しているはずの自分の声でさえ、あまり聞こえないくらいなのだ。
「ウォッカーー!!頑張れ!!いけー!!」
しかしウオッカの手応えが良くない。
何頭かの馬にかわされてしまう。
ウオッカのすぐ外につけたマツリダゴッホがウオッカをかわし、その差は明らかに一馬身近くついたように見える。
ダメだ、やられる!!
血の気が引いた。
これでは勝つどころが、上位に入るのも無理なのではないか。
一瞬絶句してしまった。
しかし次の瞬間、ウオッカが「ガツン!」という感じでエンジンがかかって、もう一度盛り返してきた!
一馬身近く開いたマツリダゴッホとの差が、みるみる縮まっていく。
「ウォッカーー!!」と大絶叫した。
もしかすると岩田騎手はスパートをワンテンポ遅らせたのかも知れないが、絶叫しながら見ているのでそんなことまで考えが回らない。
マツリダゴッホを差し返したものの、この馬もかなり強い。
ウオッカと併せ馬の形になり、一歩も譲らない。
その直後、外から追い込んでくる馬が目に入った。
明らかにウオッカとマツリダの脚色を上回っている。
そしてかわされてしまう。
さらにその馬の外にもう一頭、追い込んでくる馬がいた。
こちらにもかわされたように見えた。
そしてそのままゴールイン。
二着の馬は9番と出ていたのでディープスカイだとわかったが、一着の16番というのはどの馬なのかわからなかった。
すぐに「スクリーンヒーローだ!」
という声が聞こえてきて、一着が人気薄のスクリーンヒーローだとわかった。
これには驚いた。
観客からも「まじかよ」や「空気読めよ」といった声が聞こえてきたので、多くの人はこの馬をノーマークだったらしい。
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勝ったスクリーンヒーロー関係者の写真撮影時の様子です。
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勝者だけに許される、至福の時間ですね
パドックを見たとき、ウオッカにちょっと覇気がないのが気になっていました。
それでも、ウオッカの単勝を買うことにしました。
ウオッカを信じると決めたのだし、精一杯応援しようと思いました。
最後の直線でマツリダゴッホを差し返した場面は泣けました。
よく戦ったと思います。
マツリダゴッホは苦手と言われた左回りでも4着に来ました。
直線でも見せ場がありましたし、これは良い流れで有馬記念に進めそうですね。
ディープスカイはさすがの2着だと思います。
ここが最大目標と言っていただけあって、パドックでも良い気配を見せていました。
オウケンブルースリも5着に来たし、来年はこの二頭が古馬戦線を引っ張っていく存在になりそうですね。
ディープスカイは海外遠征に行くかも知れませんが、この秋の充実ぶりを見る限り、海外でも良い勝負が出来ると思います。
頑張ってほしいですね
それにしても勝ったスクリーンヒーローには驚きました。
一躍その名が知れ渡りましたね。
レース後、みんなスクリーンヒーローの激走に呆然としている中、良いことを言っているお客さんがいました。
「いやー面白かったね。ほんと、君はヒーローだよ♪」
近くにいた女性グループの一人が言ったようです。
何だか陽気な感じで言っていて、勝った馬を素直に褒められるのは良いことだと思いました
この人も馬券は外れたようでしたが、寛大な心を持っているようです。
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表彰式の様子です。
この雰囲気も良いなと思います
秋のGⅠシリーズもいよいよ終盤戦へ。
有馬記念は、今日のレースでマツリダゴッホの2着以内が濃厚になったような気がします。
ウオッカが「黄金の左」なら、マツリダゴッホは「黄金の中山」ですしね。
ダイワスカーレットとの対決が今から楽しみになってきました
1着 スクリーンヒーロー
2着 ディープスカイ
3着 ウオッカ
4着 マツリダゴッホ
5着 オウケンブルースリ
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写真はファンファーレ直前のもの。
すでに手拍子が起き始めています
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私はずっとウオッカを見ていたので、ウオッカ目線でレースを振り返ってみます。
まずスタートで、ウオッカは良い反応を見せます。
ところがスタートが良すぎたのと、他の馬が意外と先行しなかったことで、まさかのウオッカ先頭という展開に。
その後すぐに外からウオッカをかわしていく馬がいて、何とかウオッカが逃げるという展開は回避されました。
2番手につけたウオッカは、ちょっとかかりぎみのように見えました。
岩田騎手が手綱を引いているように見えたので、まずいなと思いました。
レースは想像以上にスローな展開になりました。
1000mの通過が一分一秒以上かかっていて、馬群も先頭から最後まで差のない団子状態に。
これは瞬発力勝負になると思いました。
勝負どころの第三コーナーでも馬群は固まっていて、ウオッカは依然2~3番手の位置。
もうこうなったらウオッカの底力を信じるしかないと思い、ありったけの力を振り絞って声援を送りました。
そしてついに最後の直線へ。
スタンドは大声援の嵐で、もはや実況の声など全く聞こえない。
大絶叫しているはずの自分の声でさえ、あまり聞こえないくらいなのだ。
「ウォッカーー!!頑張れ!!いけー!!」
しかしウオッカの手応えが良くない。
何頭かの馬にかわされてしまう。
ウオッカのすぐ外につけたマツリダゴッホがウオッカをかわし、その差は明らかに一馬身近くついたように見える。
ダメだ、やられる!!
血の気が引いた。
これでは勝つどころが、上位に入るのも無理なのではないか。
一瞬絶句してしまった。
しかし次の瞬間、ウオッカが「ガツン!」という感じでエンジンがかかって、もう一度盛り返してきた!
一馬身近く開いたマツリダゴッホとの差が、みるみる縮まっていく。
「ウォッカーー!!」と大絶叫した。
もしかすると岩田騎手はスパートをワンテンポ遅らせたのかも知れないが、絶叫しながら見ているのでそんなことまで考えが回らない。
マツリダゴッホを差し返したものの、この馬もかなり強い。
ウオッカと併せ馬の形になり、一歩も譲らない。
その直後、外から追い込んでくる馬が目に入った。
明らかにウオッカとマツリダの脚色を上回っている。
そしてかわされてしまう。
さらにその馬の外にもう一頭、追い込んでくる馬がいた。
こちらにもかわされたように見えた。
そしてそのままゴールイン。
二着の馬は9番と出ていたのでディープスカイだとわかったが、一着の16番というのはどの馬なのかわからなかった。
すぐに「スクリーンヒーローだ!」
という声が聞こえてきて、一着が人気薄のスクリーンヒーローだとわかった。
これには驚いた。
観客からも「まじかよ」や「空気読めよ」といった声が聞こえてきたので、多くの人はこの馬をノーマークだったらしい。
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勝ったスクリーンヒーロー関係者の写真撮影時の様子です。
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勝者だけに許される、至福の時間ですね
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パドックを見たとき、ウオッカにちょっと覇気がないのが気になっていました。
それでも、ウオッカの単勝を買うことにしました。
ウオッカを信じると決めたのだし、精一杯応援しようと思いました。
最後の直線でマツリダゴッホを差し返した場面は泣けました。
よく戦ったと思います。
マツリダゴッホは苦手と言われた左回りでも4着に来ました。
直線でも見せ場がありましたし、これは良い流れで有馬記念に進めそうですね。
ディープスカイはさすがの2着だと思います。
ここが最大目標と言っていただけあって、パドックでも良い気配を見せていました。
オウケンブルースリも5着に来たし、来年はこの二頭が古馬戦線を引っ張っていく存在になりそうですね。
ディープスカイは海外遠征に行くかも知れませんが、この秋の充実ぶりを見る限り、海外でも良い勝負が出来ると思います。
頑張ってほしいですね
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それにしても勝ったスクリーンヒーローには驚きました。
一躍その名が知れ渡りましたね。
レース後、みんなスクリーンヒーローの激走に呆然としている中、良いことを言っているお客さんがいました。
「いやー面白かったね。ほんと、君はヒーローだよ♪」
近くにいた女性グループの一人が言ったようです。
何だか陽気な感じで言っていて、勝った馬を素直に褒められるのは良いことだと思いました
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この人も馬券は外れたようでしたが、寛大な心を持っているようです。
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表彰式の様子です。
この雰囲気も良いなと思います
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秋のGⅠシリーズもいよいよ終盤戦へ。
有馬記念は、今日のレースでマツリダゴッホの2着以内が濃厚になったような気がします。
ウオッカが「黄金の左」なら、マツリダゴッホは「黄金の中山」ですしね。
ダイワスカーレットとの対決が今から楽しみになってきました
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