ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

Naked Loft Review Part2

2010-03-25 03:13:19 | Weblog
戦い方を思い出したのか?と聞かれたら、「うん、少しね」と答える。
何を思い出したんだい?と聞かれたら、「何も思い出していないよ、別に戦ってきたわけじゃない」と答える。
ただ・・・ずっと、歌ってきただけだ。


二回目の新宿ネイキッドロフト。ソロの弾き語り四人。名前的に言うと、sing(from trash box jam)だけが、浮いてる(笑)・・・横文字だから。

今回も強者揃いだった。歴史を紐解けば、オレもそこそこの強者だが、それにしても、みんな強者だ。雑談の中に、有名人の名前がポンポンと出て来る。バンドとして、ソロとして、長い間同じ場所で戦い続けてきた人たちだ。

緊張は無い。二回目だから、緊張なんてしない。もうここはホームだ。

一曲目に選んだのは、「smoky crazy diamond」。実に意外な選曲だ。オープニングのギターが肝。そして華はオーラスの新しいメロディと新しい歌詞。もちろん、前の日に完成した。つまり、「smoky crazy diamond two thousands ten」だ。
油断しちゃいけないよ、のメッセージは一曲目にあったということだ。

同じくLion's Portrait2から「ハート仕掛けのワルキューレ」へと続く。この唄、実は思い入れが深い。トラッシュの中では忘れ去られてしまった感があるが、個人的に大好きな曲の一つ。アルバムの宣伝も兼ねて。

三曲目は、懐かしい曲を一曲。「ボヘミアの花」。アニーズガーデンの曲の中で、ベスト5に入る名曲では?と自分では思っている。セルフカバー、いつかはしたいと思っていた。Lion's Portrait3に入れるべく、レコーディングなんぞをしてみたので、迷わずにセットリストに入れた。
この曲のいいところは、AメロもBメロもサビも大サビも・・・全パート、歌っていて気持ちいいっていうことなんだよ。

個人的なライブの山は四曲目の新曲。「Little Love Story~キルヒホップの法則」。こんなリズムの曲を弾きながら歌ったことなんてない。別に難しいってわけじゃないけれど、歌いながら弾くってのは、大変なんだってことなんだ。イントロでつまずいた時は、やり直そうかと思ったけど・・・やり直してまたつまずいたら、もうそれは大変なことになるから、そのまま突っ走ってみた。アニーの「女ゴコロと秋の空」へのアンサーソングでありながら、「星空のペンギン」を彷彿させる詩の世界。「ジュエル」にみられるような、昔っぽい空気が出せていたなら、成功だと思う。

iPhoneのアプリケーションの話から繋いだ「カシオペア」。指弾きに変えて、前回よりも、よりしっとりと歌った「空森海川風にそむかず」。これでライブは終了。

分かってはいたけれど、やっぱりあっと言う間だった。

前回と違ったのは、時間を気にせずにライブを進めたこと。新曲が一曲だったので、緊張が減ったこと。譜面を立てて演奏したので、ミスが減ったこと(笑)。

すげぇ、楽しかった。

次回のソロライブは・・・少し先になりそうだ。夏頃かな。・・・わかんないけど。どこか違う場所で歌うってのもいいな。また探してみようかな・・・歌いたい場所を。


最後に、
来てくれた人、みんな、どうもありがとう。
強者共の中で、一番お客さんを集めたのは、やっぱり「sing(from trash box jam)」でした。