ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

石巻は一時間に一本。

2012-06-06 02:06:23 | Weblog
田舎かどうかを判断する材料・・・きっと色々あると想う。

こっちに来てよく言われる。・・・こんな不便なところに来ちゃって・・・大丈夫ですか?と。

確かに、田舎といえば田舎だが、それほど田舎のわけがない。一時間ちょっと電車に乗れば都心に出られるのだから、それほど田舎のわけがない。

さて、先日、町役場に行った時のこと。
役場の前にあるバス停の時刻表が目に入った。
だいたい、一時間に一本しかバスが来ないとか・・・二時間に一本だとか・・・?

一日に二本・・・!!!

バスで役場に行くチャンスは一日に二回。ここだけ見ると・・・ここの田舎具合は相当だな・・・と思わざるを得ない。

そして、僕の住む地区は、町の中心から少し離れている。

今僕は、自分の家の庭にぶら下げた、ハンモックに寝そべりながらブログを書いている。
静かだ。蛙の声は決して静かさを邪魔するものではない。慣れる。

もともと静かな町の夜更けだ。誰もいない。誰も、夜中のハンモックマンを訝しがったりはしないのだ。

田舎っていいなと、つくづく想う。
いい事ばかりではないが、いい事がたくさんあり過ぎる。

今のところは順調です。
あっ、さっき、アリンコが、僕の部屋を縦断して行きました。

古民家を借りるともれなくついて来る特典。

2012-06-06 01:44:09 | Weblog
家の前に田んぼがある。ほぼ耕作放棄地。農地法の関係か、田んぼの形態は維持しなければいけないらしく、稲を植えることはないが定期的に畝っているようだ。

何しろ、家のまん前だ。家のまん前に耕作地がある。いわば、ここはおれが使っていい田んぼだ。いや、もはやここはおれの田んぼだ。

密かに計画を練っていた。初めは端の方から何かを植えていって、そのうち、カボチャやらジャガイモやらサツマイモの茎がニョキニョキと伸びていって・・・シング農園の完成。

がしかしである。先日新たな事実が判明。
田んぼの土は畑の土とは違うので、稲以外には適さないらしい。それは残念といった話をしていると・・・あそこを使えばいいっぺ!

そう、これが古民家を借りるともれなくついて来ると言われる特典なのである。
僕に与えられたのは・・・500坪はあろうかという土地。かっこ、今は荒れ地。

おぉぉ、これはすげぇ!・・・と叫ばずにはいられない。

近所の農産物直売所に苗を買いにいった。
ミニトマトを二種類と、ナスと、オクラと、鷹の爪。それにスィートバジルとシソの苗を買った。全部で650円。

500坪の畑に、650円分の苗?

ノンノンノン、500坪の土地を預かるなんて、リスクが高すぎるでしょう?草刈りと耕作・・・まず無理でしょう?途中でなげだわけにはいかないんだから。
古民家を借りるともれなくついて来る特典・・・それは500坪の土地。10坪だけというのはダメなのです。がーん。

そんなわけで、まずは庭の片隅に小さなシング農園を作ったよ。

鍬がないから、プラスチックの小さなシャベルで、雑草に負けながら土を掘ったよ。

それとね、シング居住記念の標として、旧居から運んできたブルーベリーを植樹したよ。

シング農園のブルーベリー、一粒10円でいかがですか?