ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

忘れ物に注意

2012-08-27 00:48:03 | Weblog
今日は日曜日。だった。お休みだ。
天気のいい日曜日、普通なら中尊寺金色堂辺りに出かけたくなるところだが、今回は車で来ている。車だと、何処へ行く気もしないから不思議だ。

車で来たのは、パソコンAND音楽機材を持って来たからだ。
毎日なんやかんやと忙しくて、何もしていない。
晴れた日曜日は、パソコンに向かって音楽をやろう!

事務所に勝手にスタジオを作り始める。そこで気づく。とんでもない事態に気づいてしまう。

あれほど確認したはずなのに。忘れ物がないか、確認したはずなのに。

パソコンの電源ケーブルが・・・無い。

やっちまったなぁ。家に帰れば20本くらいある電源ケーブルが、ここには一本もない。ガーン・・・と心の中で三回叫んだ。ガーンガーンガーン、だ。ガビーン・・・と心の中で四回叫んだ。ガビーンガビーンガビーンガビーン、だ。

ガーンとガビーンからの復活まで30秒。せっかくの晴れた日曜日だから、買い物に行こう。電源ケーブルを買いに行こう。

目指すは、ガラクタ屋。

何度も前を通って、気になっていた店だ。リサイクルショップと名が付いているが、ただのガラクタ屋だ。ガラクタ屋以外のなにものでもない。

開店と共に入店したので、店内にはお客はいなかった。店員もいなかった。きっと何処かにはいる。
店の中は・・・ビバガラクタだらけだ。ビバなガラクタにビバな値段が付いている。結構エクスペンシヴだ。

きっと、欲しいものを見つけても高くて買えないので、目当ての電源ケーブルを目指して二階へ上がる。

ヘッポコなジャンク品が山のように入ったカゴから電源ケーブルを探し出した。探し出したのはいいが、値段がついていない。・・・これは危険だ。ジャンクのケーブルの相場は100円だ。値段が付いていないというのは、向こうの言い値になる可能性が大なのだ。家には20本もあるのに。

店員が見当たらないので、店内をチラホラ見て回る。緑色のヘボいバッグを見つけた。ヘボだけど、テントとタープを入れるバッグに丁度いいサイズだ。がーん、これも値段が付いていない。これは危険過ぎる。カゴの中のヘボバッグたちは、大体50円か100円の値が付いている。多分、このバッグも50円ぽい。気がする。いや、間違いなく50円くらいの価値しかない。でも危険だ。一階に降りて、いくらですか?と聞いたら、1200円です、とか言われかねない。とても危険だ。

僕はね、結構善良だからね、こうする事にしたのだよ。そのカゴの中の一番高い値段の値札シールを緑ヘボバッグにペタっと貼ったというわけ。50円の価値のバッグに100円の値札だよ。倍だよ、倍。・・・なんていい人なんだ。

一階に降りて、店員を見つけて、ケーブルの値段を尋ねる。
店員はしばし考え、こう言った。
「よければ200円で売ってあげてもいいけど・・・どう?」

そうなのよ、100円の価値のものに200円、倍だよ、倍。足下見やがってさ。どうもこうもないから200円で買ったんだけどね。

晴れた日曜日。
315円の買い物をして、帰って来て、勝手にマイスタジオ完成!
今日は、7時間くらい作業をしたよ。

今日のお昼ご飯の話を書こうと想ってたのにな・・・ガラクタ屋のどうでもいい話で終わっちゃったよ。

ありがとう、ガラクタ屋。助かりました。困った時のガラクタ屋。ばんざーい。

さぁ、寝よう。おやすみ。