降り続いた雨のせいで、我が家と国指定の名勝との境を流れる小川が、ゴーゴーと音を立てている。うん、まぁ、ゴーゴーと言うのは大袈裟で、まぁ、実際は、チョロチョロを大きめの声で言ったくらいの勢いなんだけどね。
写真の右側が我が家の敷地。左側が国指定の名勝。
我が家の敷地には、今、花が咲き乱れている。いやはや、春である。
ここに引っ越して来て、まず手を付けたのが、この小川の整備事業。
土手を削って、近くの川から大小様々な石や砂利をチョッパって来て、自分好みの川へと変貌させようと試みた。
その頃を知らない人は、去年の六月頃のブログを参照してくれ。
いやしかし、川っていうのは・・・自然っていうのは、奔放である。人がいくら手を加えようと、元の姿へ戻ろうとするのだ。時にそれは、凄まじい力で。
なんの話かって?いや、だから、我が家の小川の話だよ。もう整備は諦めたって話だよ。
だって、どんなに綺麗に石を敷き詰めても、雨が降る度に上流から泥が流れ込んでくるんだもの。無理無理。
なんで急にそんな話をするのかって?
・・・春だからかなぁ。
嵐山の桜は、蕾と一緒に葉っぱが出て来ている。うん、うん、今年の春は変な春だ。