ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

当日券はありません。6

2014-07-21 17:39:25 | Weblog


台所の流しに、つまりシンクに、シングではなく、シンク。そのシンクに、割れた皿が洗っていない皿に混じって置きっ放しになっているというのは、由々しき事態だと思わないかい?
おれはね、思うよ。強く想う。

なぜ、そんな由々しき事態になっているかというと、洗い物が溜まったシンクに、次の洗い物を置こうとしたら手が滑って、皿が一回転して、置いてある皿にぶつかって、バリーンと割れたってわけで。カリメロの絵が描いてある皿が割れたわけで。まぁ、長年使っていた皿だけど、別にお気に入りにというわけでもなく、だってカリメロだしね。カリメロ、別に好きじゃないし。まぁ、なんとなく、なんかのオマケでもらった皿を長年使っていたというね。

でも、まぁ、シングの中で皿が割れるってのは一応ショックなわけでさ。あぁぁぁ!やっちまった!と台所で頭を抱えてうずくまる寸前の精神状態にはなるわけ。まぁ、寸前だからね、うずくまってはいないよ。おれ、忙しかったし。

床の上で割れたならね、安全のためにすぐに片付けるんだけどさ、場所がシンクの中だっただけにね、そのまま放置出来ちゃうわけよ。破片を踏むこともないからね。安全第一、安全第一。

で、またそこに、洗い物が溜まっていくわけじゃん。
もう、割れた破片が目に入るたびにブルーになるんだよね。

「なんでうちのシンクには割れた皿が置きっ放しになってるんだ?」ってね。

あぁ、嫁、もらうかな。

そしたらシンクは綺麗になるんだろうな。

でもな、嫁もらったら、一日中ハンモックに揺られながらブログを書いてたりしたら、殴られるか、離婚届を出されたりするんだろうな。

ん?ライブ?

あぁ、ライブね。

大丈夫大丈夫。心配ないって。

つづく。

当日券はありません。5

2014-07-21 16:35:27 | Weblog


小笠原帰りの友達が出来たって話は前にしたね。
彼は昔、バイクのレースをしていたんだって。バイクのレースをしてたってことは、タイヤなんかは自分で替えてるに決まってるってことでね。
ちょこっと手伝ってもらったりしてね。

まぁ、なんとか、一週間かけて、リアとフロントのタイヤを交換。リアとフロントのスプロケも交換。
幸いなことに、ネジは一本も余らなかった。たぶん、元通りに戻ったはず。たぶん。なにぶん、素人なもんで。たぶん、はつきもの。

フロントタイヤを替えて、最後の最後。アクセルシャフトを固定するボルトを締めている時のこと。

バキッと音がしてさ・・・。何?って思ったらさ・・・。ボルトが折れちった。半分くらいをネジ穴に残したまま。最後の最後に。

ないよぉ。

それはないよぉ。

全然ないよぉ。

もうさ、あれだよ。なかったことにするよ。
ここにネジは無かったことにする。元々無かったことにする。

ないよぉ。

それはないよぉ。

全然ないよぉ。

素人万歳!と両手を挙げる寸前で、素人ガックリ。

おなじみコデラー君に、折れたボルトの場所を写真に撮って送ったところ・・・
「たぶん大丈夫じゃないですか?」

コデラー君のお墨付きをもらったので。改めて。
「素人バンザーイ」

ん?ライブ?

大丈夫大丈夫。

ん?バイク?

大丈夫大丈夫。・・・たぶん。

つづく。

当日券はありません。4

2014-07-21 16:17:03 | Weblog


もうね、ここのところずっと、CD制作に追われて追われて・・・。お陰で、名盤が誕生したってわけなんだけど。

CDを作りながらも、旅の準備もしないといけないんだね。

バイクのタイヤってのは、走れば走るほど磨り減るんだよね。
どのくらいの頻度で交換するのかってことなんだけどさ。
こればかりはもう、まったく人による。何年に一回の人もいるだろうし、一生に一度も交換しない人もいるんでしょうね。

僕の場合。タイヤ交換。一年に一回なんですよ。もうツルツルなんですよ。すぐにツルツルになるんですよ。
ツルツルになるのは構わないんだけど、タイヤ交換をするのには、お金がかかるんですよ。相当。

タイヤ代とタイヤ交換の工賃ね。これが高いんですよ。目ん玉が飛び出るくらい。目ん玉が飛び出てコロコロと転がって、ドブ川に落ちて、荒川に入って、海に出て、ハリケーンで巻き上げられて、マンハッタンの街に降り注ぐってくらい高いんですよ。僕にとっては特に。

これはどうにかしないといけないと、常々思っていたのです。

なんでも、自分でやれば安い。

これは、うちの親方の格言。

足回りってのはね、命に直結する場所だから、プロに任せた方がいい。

これも、うちの親方の格言。

さて、どちらの格言を取るか。これが問題だ。

ん?ライブの話は?って?

うんうん、わかってるよ。大丈夫大丈夫。この話は、ライブの話にはまったく繋がらないけどね。大丈夫大丈夫。

つづく。

当日券はありません。3

2014-07-21 14:03:54 | Weblog


西川口HEARTSのなべさん曰く、「阿佐ヶ谷ハーネスでやるの?すごいじゃん!」

阿佐ヶ谷ハーネスというのは、そういうハコなんです。
通称、ミュージシャンのハコ。高橋研、小山卓二がこよなく愛するハコ。オーナーは、ミュージシャンの鎌田さん。

つまりは、僕くらいの雑草踏みつけられ雑巾絞られミュージシャンがやるには恐れ多いハコってことなんだね。

まぁ、唄歌いなんてのは、どこへ行ったって、どんな場所でだって、ギターを抱えてジャンジャン鳴らしてただガーガー歌うだけの存在なわけで、そういう意味では、そこがクラブチッタであろうが、NHKのスタジオであろうが、路上であろうが変わらない。やることと、やれることは決まっている。ただ、等身大の自分をさらけ出す。これしかない。それ以外に、出来ることはない。

四国は四万十市からツアーでやって来た浜田さん、通称ハマちゃんとの共演。
事前にセッションの曲を決めたり、なかなか仲睦まじいハマちゃんとの関係なのである。ハマちゃんは、僕よりも年上の人なので、恐縮ではあるのだけれどね。

それにしても、リハーサルをしながら想う。
「今日のセットリストがまだ決まっていないよ」

セットリストが決まらなければ、曲順も決まらない、MCで喋ることも決まらない。何も決まらない。
さてさて、どうしたものかな。どうするものかな。

そんなことを想いながら歌っていても、決まるものでもない。そして時間は過ぎる。そしてリハーサルは終わる。

そう、全然、なーんにも決まらないまま、本番が迫ってくるのである。

さてさて、どうしたものかなぁ。

つづく。

当日券はありません。2

2014-07-21 13:49:29 | Weblog


あぁ、肉が食いてぇなぁ・・・と思いつつ早二十日。ナスタリアンの憂鬱なのである。
この場合のナスタリアンは、茄子しか食べない人、という意味ではなく、茄子しか食べていない人、を指す。

僕が心待ちにしていたのは、7/20の阿佐ヶ谷ハーネスでのソロライブだってことは言うまでもない。

空っぽの財布に多少なりともお金を入れる起死回生の一撃。千載一遇の好機。
この機を逃したら、ナスタリアンからの脱却は、遥か霞の彼方へと遠のいてしまう。

待っていましたソロライブ。待っていました阿佐ヶ谷ハーネス。

出来上がったばかりの会心の一作、「Lion's Portrait4」を引っ提げて、関越高速を時速80キロで爆走する、ギブソンサザンジャンボを荷台に積んだジムニーちゃんなのでありました。

焼肉とか、いいなぁ。カルビとか?違う違う、もう僕くらいのナスタリアンになるとね、安ーいホルモンぐらいがいいんだよ。あぁ、ホルモンホルモン。

つづく。

当日券はありません。1

2014-07-21 13:33:55 | Weblog


みんなはね、知らないかもしれないけどね、僕はね、ベジタリアンなんだよね。
ベジタリアンって知ってる?野菜しか食べないんだよ。すごくない?ノーミートだよ。ノー肉ってことね。

今月に入ってからずっと、財布の中にお金がほとんど入っていないんだよね。お金が入っていないにも関わらず、あちこちから「あれ払え」「これ払え」とか言ってきちゃってさ、無い袖は振れないってーのって言ってんのにさ、雑巾を絞るようにむしり取られるってわけ。ひどいよね。
こんな世の中ぶっつぶれてしまえ!ってね、アナーキー宣言をしたくなるっつぅの。

今年はさ、庭の畑の茄子が、コロコロと良く成ってくれてるんだよね。苗木が6本。
毎日帰って来ると、茄子の成り具合をチェックするんだね。食べ頃の茄子をチョッキンナするんだね。で、茄子を食べるんだね。
もう、茄子しか食べないんだね。たまにネギも食べるけど、ネギは茄子みたく次々に成るわけじゃないからさ、ネギはたまに食べるんだよ。
まぁね、軽い自給自足だね。

他にないのかってね。あるよ。
バジルとシソとミントとタカノツメ。単体じゃ食えないやつね。もう茄子頼みだよ。ほんとに。
まぁね、ベジタリアンというよりも、ナスタリアンだね。
茄子が好きってよりも、茄子しか食べてないってね。

つづく。