全ての道はローマへ通ず、とローマ人は言った。
全ての道は慈眼寺へ通ず、とTrash Box Jamのマコは言った。
ならば、僕は何と言おうか。
僕はこう言う。
「全ての道は、インドへ通ず」
これにしよう。
そんなわけで、今僕は新潟県の阿賀野市の村杉ってとこあたりの、ダムの隣の閑静なキャンプ場のテントの中でブログを書いている。
でも、もうそこそこ眠いから、あまり長くは書かないことにする。
さっきキャンプ場についたばかり。疲れてしまった。
結局、夜、走る。夜も、走る。嫌なのにな。
魚沼から、五泉あたりに抜ける山道沿いに広がる棚田群が素晴らしかった。心洗われる瞬間。緑の中の黄緑。天空の棚田。
まだ海へは出ていない。海へ出る前に山へと入った。明日は日本海に沿って進むつもり。
それにしても、久しぶりの旅だ。八ヶ月もご無沙汰じゃたいか。
もう旅の仕方なんて、忘れてしまった。
それにしても、新潟のスーパーに、新潟産の魚が一匹も売ってないのはいかがなものか。二軒回ったのに。一匹もいない。青森産三陸産愛媛産、チリ産ロシア産ベトナム産などなど。これは、由々しき問題ではないのか?せめて日本海産の魚を・・・置いてくださいよ。と。
美味しい魚が食べたいな。と。
全部旅でお願いします。
僕の人生は、全部旅でお願いします。
そんなことを想う、今日の僕なのである。
まだ始まったばかり。まだ何も起きていない。
ただ、僕が、自由の空の下にいるだけ。
それが、無性に幸せで仕方がない。