ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

あなたのいない一人旅でーすー。

2019-10-10 18:29:59 | Weblog


三日間、くんたんを作り続けている。毎日毎日、籾殻を積んで火を点けて、小豆を摘んだり、枝豆を捥いだり、昼寝をしたりしながら待って、水をかけて火を消す。

燻りが残っているので、翌朝には様子を見にいく。だいたい薄っすらと煙が上がっている。

せっかく来たんだからもう一回くんたん作るか!と、また籾殻を積んで火を点ける。

だから、毎日くんたん作りになってしまうというスパイラル。もう、飽きた。

真っ暗闇である。真っ暗闇でも構いはしないのだがね。まだくんたんが燃えている。


それはさておき。

三日前、突然、あるフレーズが頭によぎった。なぜかは、わからない。

「息が止まるような口づけを〜どうぞわたしに投げてください〜」

なんだっけ?これ?という、よくある感じなのだがね・・・。

「カナダからの手紙」。という、すごく昔の唄。

なぜだろうか?なぜ急に。。。

それから、この三日間。頭の中は、ずっと、カナダからの手紙。

畑で動画を観たりする。平尾昌晃のリーゼントを畑で観たりしている。
畑中葉子の「ラブレラーフロームカナーダー」という可愛らしい歌い方を畑で動画で観たりしている。

家に帰っても、キッチンで、大豆を水に浸けながら、動画を流したりしている。
寝る前に一回観ておくか!と、動画を観たりしている。

なんなんだろうか?どうしちゃったんだろうか?

なんで、急にカナダからの手紙なのだろうか?

よくわからない。。。どうしちゃったんだろう?

もう、完全に歌える。そらで歌える。歌詞、全部覚えちゃった。他人の唄の歌詞なんぞは絶対に覚えられない僕なのに。。。

しかし、畑中葉子の歌の上手さには驚愕する。平尾昌晃よりも上手い。なんなんだろうか?この上手さは。

まぁ、それはさておき。

そろそろくんたんを消して家に帰ろう。

一輪車に水を汲んで、6往復くらいきなければならない。これが辛い。30メートル歩く間に、凸凹道のせいで水は半分くらいなくなる。なんなんだろうか?すごく不条理な感じがする。なんのために水を運んでいるのだろうか?こぼすためなのだろうか?とかなる。

まぁ、それもさておき。

つまり、カナダからの手紙を口ずさみながら、一輪車で水をこぼしながら、僕は畑の凸凹道を行く。という話、なのである。