ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

アオトアカノハート。

2013-09-14 14:16:38 | Weblog

聞く所によると、ロールパンナちゃんは、いい者になったり悪者になったりするらしい。色も変わる。ハートの色が変わる。

やなせたかしの絵画を観ていて・・・。どうにも、「この子が主役なの?」と想ってしまうような筆の入れ方なのである。

一言で言うと・・・「孤高」。

みんなと一緒に描かれているのに「孤独」な感が否めない。心の中の光と闇が・・・どの絵にも垣間見える。

どうにも僕が想うに、アンパンマンが先に述べたように、ファンタジックな正義の存在。つまり、やなせたかしの理想のヒーロー。弱虫で、すぐにジャムおじさんに助けを求めたりするけれど、いざという時には命をはるぜ!というファンタジーの世界の現実的なヒーロー。

対して、ロールパンナちゃんは・・・人の現実を具現化したもの。善と悪、正義と悪を併せ持つ存在・・・つまり現実の人間。理想と現実の狭間で揺れ動く人の心の象徴。
逆転する正義・・・絶対的なモノはないというテーゼ。誰もが辿り得るパラドクス。

そんなに難しい話か?って?

いやいや、やなせさん、800以上のキャラクターをアンパンマンに登場させているのだけれど、一つ一つのキャラクターに相当の心血を注いでおられるのですよ。主要キャラクターの設定には、それぞれ深い深い想いがあるはずなのです。
ちなみに、やなせさんはカビるんるんが大のお気に入り。

もういっちょ、続く。

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