福島滞在中の宿は、友人が手配してくれた。もちろん、料金も友人持ち。一応、仕事の依頼で呼ばれたわけで・・・いわゆる高待遇・・・のはず。
福島に到着して、友人と合流し、まずは宿にチェックインをしに行った。福島市内から10数キロ。温泉街の入り口近くにある宿はすぐに見つかった。
もちろんのことだけど、高級旅館だなんて期待は微塵もしてはいなかった。
宿を見た友人は・・・ゲラゲラと笑っていた。ボロイと・・・ゲラゲラと笑っていた。本当にこいつはひどい奴だと心の中で思った。
二日目の仕事は音源の編集。友人が僕の宿を訪れ、僕の部屋で行った。一通りの作業を終え、夕方前に宿を出て、一緒にスタジオへ向かった。
部屋を出て、宿の玄関へ向かう。その時、友人がこう言った。「あれ?こんな所、通ったっけ?」。
そうなのである。そうなのである。そうなのであるのだよ。
僕はこう答えた。
「やっぱり?・・・オレ、毎回そう思うんだけど、どういうことだろうか?」
そうなのである。。。毎回、行きと帰りの道が違うように思えるのだ。小さい旅館だ。部屋までの道は一本。一本しかない。一本しかないけど、右に左に曲がる。左、右、右、左。分かれ道は無い。なのに、な・の・に・ナ・ノ・ニ・・・行きと帰りの道が違う風に感じる。まるで迷路を通っているような。
僕がそう言うと、友人はゲラゲラと笑いながら言った。「やばいな、この旅館は・・・」。
ホントにこいつはひどい奴だと思い、腕にパンチをくれてやった。
さすがにね、五日目には慣れたよ。でもね、慣れたのは、宿の造りになのか・・・それとも、オバケの仕業になのかは・・・定かではないのである。
謎の廊下の写真、あるんだけど、恐すぎるから、載せないであげるね。ははは。
福島に到着して、友人と合流し、まずは宿にチェックインをしに行った。福島市内から10数キロ。温泉街の入り口近くにある宿はすぐに見つかった。
もちろんのことだけど、高級旅館だなんて期待は微塵もしてはいなかった。
宿を見た友人は・・・ゲラゲラと笑っていた。ボロイと・・・ゲラゲラと笑っていた。本当にこいつはひどい奴だと心の中で思った。
二日目の仕事は音源の編集。友人が僕の宿を訪れ、僕の部屋で行った。一通りの作業を終え、夕方前に宿を出て、一緒にスタジオへ向かった。
部屋を出て、宿の玄関へ向かう。その時、友人がこう言った。「あれ?こんな所、通ったっけ?」。
そうなのである。そうなのである。そうなのであるのだよ。
僕はこう答えた。
「やっぱり?・・・オレ、毎回そう思うんだけど、どういうことだろうか?」
そうなのである。。。毎回、行きと帰りの道が違うように思えるのだ。小さい旅館だ。部屋までの道は一本。一本しかない。一本しかないけど、右に左に曲がる。左、右、右、左。分かれ道は無い。なのに、な・の・に・ナ・ノ・ニ・・・行きと帰りの道が違う風に感じる。まるで迷路を通っているような。
僕がそう言うと、友人はゲラゲラと笑いながら言った。「やばいな、この旅館は・・・」。
ホントにこいつはひどい奴だと思い、腕にパンチをくれてやった。
さすがにね、五日目には慣れたよ。でもね、慣れたのは、宿の造りになのか・・・それとも、オバケの仕業になのかは・・・定かではないのである。
謎の廊下の写真、あるんだけど、恐すぎるから、載せないであげるね。ははは。