ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ギャクテンスルセイギ。

2013-09-14 12:53:35 | Weblog

アンパンマンの誕生にはね、やなせたかしの戦争時代の体験が大きく関わっているんだよ。

やなせたかしの言葉の中に、そういったものがいくつもある。

「戦争中、行軍したり泥の中を這い回ったりしても、一晩寝ればなんとかなる。ところが、飢えはどうしても我慢できない。」

「食べられないというのはものすごくきつい。飢えれば人肉だって食べようという気持ちになるんだから。」

「仕方がないんで、その辺の野草を煮て食べたりしたんです。まずいのもあるんだけど、大体が酸っぱいんです。」

「正義のための戦いなんてどこにもないのだ。正義はある日突然逆転する。正義は信じ難い。」
「逆転しない正義とは献身と愛だ。それも決して大げさなことではなく、目の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること。」

「困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても《正しいこと》に違いありません。絶対的な正義なのです。」

そんなわけで、アンパンマンは・・・深い。という話。

正義はある日突然逆転する。正義は信じ難い。

天皇は神だと教えられ、天皇のために命をかけて戦って、戦わされて・・・ある日突然「やっぱり天皇は神じゃなかったよ」と言われた人々の気持ち。

正義を突き詰めて、アンパンマンが誕生したという、そんな話・・・なんだよなぁ。



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