ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

#65

2013-04-09 10:58:35 | Weblog
魔法の鏡を覗いてごらん。
僕が見える?
僕の歩いている道が見える?
僕が見ている空が見える?
僕が口ずさんでいる唄が聴こえる?
でもそれは・・・本当は君の姿。
それは・・・君の道。君の空。君の唄。

わかるかい?
君は、こういう解り難い話が・・・好きだよね?

この人を探しています。

2013-04-07 09:33:42 | Weblog

先日、前の職場の人と会って話した。
前の職場とは、田中大輔と一緒に働いていた職場である。

「そういえば、田中さん、仕事辞めたよ。」

それは僕にとって、ここ最近の最も悲しいニュースなのであった。

田中大輔は携帯電話を持っていなかった。なぜなら、原始人だから。
つまり、連絡を取る手段は、前の職場に会いにいく、以外にはなかった。その職場から田中大輔が消えた。
つまり、もう田中大輔に会えないということではないか。新しい温度計がもらえないということではないか。

聞くと、無理難題を押し付けられ続けて、とうとう辞職した・・・的なことだったらしい。例の派閥争いに敗れたのだ。田中派は田中一人なのだから、勝てるわけがない。

そんなわけで、僕は田中大輔に会いたいのだ。

そんなわけで、この人を探しています。

銀色の原チャリみたいな100CCのスクーターに乗っています。

一見怖い顔ですが、中身はそんなには怖くはありません。
たぶん、今も、キリストみたいな髪型をしています。

見かけた方は、ブログのコメントまでご一報を。


大ちゃんには悪いが、無断で写真を掲載してしまおう。だって、人探しだから仕方あるまい。
ホントだよ。田中大輔を探しているんだよ。僕は。

ではみなさん、衝撃を受けてください。これが、愛しの大ちゃんです。

田中大輔語録。最終回。

2013-04-07 09:31:19 | Weblog
田中大輔との別れの日がやって来た。
僕は仕事を辞め、北海道へと旅に出るのだ。
僕は大ちゃんに聞いてみた。

「北海道でさ、一番いい所はどこ?ここだけは絶対に行けって所はどこ?」

田中大輔はいつものようにあごひげを撫でながら即答する。

「細川たかし記念館」。

おいおい、真面目に聞いてんだよ、バカ。真面目に答えろ、バカ。

田中大輔は続ける。

「羊蹄山をバックに流れる矢切の渡し・・・あれが最高なんだよなぁ」。

どんなに聞いても、田中大輔の口から、それ以外のオススメスポットは出てこなかった。


所変わって、僕は北海道を旅している。
なんといっても初めての北海道ツーリングだ。行きたい場所が山ほどもある。一ヶ月もある、ではなく、一ヶ月しかない・・・である。

その像は・・・細川たかしの像は、とても小ぶりだった。2メートル程の台座に、マイクを持って熱唱する全長80センチ程の細川たかしが乗っかっていた。

別に、来るつもりではなかった。他に行きたい所はたくさんある。何も、細川たかしの像を観に来る事はないだろう。でも、来てしまった。真狩村。細川たかし記念館。

売店が二軒ほどあった。どこが記念館なのかはわからなかった。売店が記念館だったのかもしれない。
まぁ、目的は羊蹄山をバックに歌う細川たかしである。

真狩川の土手。小さな公園のようになっている。人は、いない。誰もいない。
トコトコと歩いて行くと・・・いた!小さな細川たかしがいた!

何はともあれ、田中大輔のオススメの場所である。
小さな像と正対する。たかしの後方に壮大な羊蹄山。ふむふむ。確かに・・・。で、だから、なんだ?

ミニたかしが乗る台座に五つの手形が付いている。まず間違いなくたかしの手形だ。手形の下に曲名が書いてある。たかしがヒットさせた往年の名曲たちの名だ。

北酒場、矢切の渡し、私バカよね・・・の心のこりなどなど。

なんとなく、なんとなく、北酒場の上にある手形に、自分の手を重ねてみた。

驚いて腰を抜かすという表現があるが、この時の僕は正にそんな感じではなかったか。
パラッ!パラパラッ!タタタンタラーンタラララーン、タンタランタラーンラーン♫

手形に手を当てた瞬間、大音量のホーンセクションが鳴り響いたのである。聞き慣れたこのメロディ・・・北酒場のイントロだ。
ほーんとにビックリした。三歩後退りをして、尻餅をついた。そして、笑った。独りなのに、大声で笑った。

なんといっても、結構な大音量なのだ。ひっそりと静まり返った真狩村に鳴り響く北酒場。なのである。

全曲聴いた。矢切の渡しも聴いた。羊蹄山をバックに歌う、細川たかしだった。

僕は田中大輔のひげを想い浮かべながらつぶやいていた。
「大ちゃん、あんたはさすがだよ・・・」。

田中大輔という男、さすがである。ちょっと感動までしてしまった。その感動が田中大輔に対して
なのか、たかしの歌に対してなのかは定かではない・・・まぁ、両方にだな。

普通の人は、こんな場所を一番には勧めない。田中大輔はひねくれている。絶対にひねくれている。
でも・・・である。この場所は最高だった。ここに来られて良かった。田中大輔が勧めてくれなかったら、絶対に立ち寄らなかった場所だ。
つまり、田中大輔、最高!なのである。大ちゃん、ありがとう!なのである。

そんなわけで、長きに渡った田中大輔語録シリーズはこれで完結。楽しんでいただけましたか?

三度に渡る北海道ロングツーリングで僕が知り得た、お勧め三大スポットを教えてあげよう。
1.田中大輔オススメ。真狩村細川たかし記念館。
2.キタサンオススメ。札幌滝野霊園モアイ像ANDストーンヘンジAND大仏。
3.嶋田のけんちゃんオススメ。二風谷の空中ピラミッド。

この三つを見ないで、北海道は語れないよなぁ。みなさんも、ぜひ。

田中大輔語録。その十。

2013-04-07 07:31:46 | Weblog
仕事に入りたての頃、僕は仕事の事で大ちゃんに質問した。

「田中さん、これはどこに置けばいいんですか?」

大ちゃんは、長いあごひげを撫でながら、こう言った。
「うーん・・・むむむ。おれさ、なんていうの?みんなから下の名前で呼ばれてるからさ、田中さんって、苗字で呼ばれるとね、なんかむず痒いっていうか、変な感じがするんだよね。むむむ。」

おい、そんな事はどうでもいいから質問に答えろよ!とも言えないし、まだ入ったばかりだから、いきなり「大ちゃん」とも呼べないし・・・。

「で、これはどこに置けば・・・」

そう言いかけた所で、あっちとそっちから大ちゃんを呼ぶ声がかかる。

「田中さーん、これ、運んでくださーい!」
「田中さーん、○○さんが呼んでますよぉ!」

田中さーん、田中さーん、田中さーん。

おい、大ちゃん・・・誰も下の名前で呼んでないじゃん・・・。誰にも下の名前で呼ばれてないじゃんよぉ。

むむむ。



早めの決断。

2013-04-06 08:08:47 | Weblog
ハローハロー、おはようございます。

ゆうべは普段より一時間半早く出勤。いわゆる早出ってやつね。夜の8時から朝の8時頃まで仕事をするんだなぁ・・・長いなぁ・・・と思っていたら、まさかの、まさかの、早朝5時上がり。まぁ、一応定時なんだけどね。一年に一度、あるかないかの5時上がりだそうで・・・。ラッキー。薄暗い中、時速90キロですっ飛ばして、バイクで帰って来たというわけで。

まぁ、それはいいんだけど。何度天気予報をチェックしても、午後からは雨が降るようで・・・しかも、しかーも、爆弾低気圧、春の嵐なんて言葉が踊っていて・・・さて、困ったね。月に一度の土曜ストリート。こりゃぁ中止になっちゃうね。

そんなわけで、早めの連絡なわけなのです。
楽しみにしてくれていた人、ごめんなさい。来週は日曜日。また路上で会いましょう。

今夜はお休み。

2013-04-04 04:30:07 | Weblog
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我が家の裏に、大きな桜の木がある。無論、我が家の敷地の中である。我が家の桜である。つまり、おれの桜である。借家だけど。

大きな桜の木は、四方に枝を延ばしている。我が家のウッドデッキから手が届きそうな場所に桜の花が咲いている。ウッドデッキに座っていると、ヒラヒラと桜の花びらが・・・もう、風流なのである。もう、わびさびの世界なのである。
夜桜見物をするには、まだちょっと寒いので、薪ストーブに火をいれて、白んで来る空を向こうに見ながら、この瞬間の桜を目に焼き付けているのである。

桜と星空と珈琲と薪ストーブ。・・・イッツマイライフ。なのである。

春の小川は・・・ゴーゴーいくよ。

2013-04-03 17:35:29 | Weblog


降り続いた雨のせいで、我が家と国指定の名勝との境を流れる小川が、ゴーゴーと音を立てている。うん、まぁ、ゴーゴーと言うのは大袈裟で、まぁ、実際は、チョロチョロを大きめの声で言ったくらいの勢いなんだけどね。
写真の右側が我が家の敷地。左側が国指定の名勝。

我が家の敷地には、今、花が咲き乱れている。いやはや、春である。

ここに引っ越して来て、まず手を付けたのが、この小川の整備事業。
土手を削って、近くの川から大小様々な石や砂利をチョッパって来て、自分好みの川へと変貌させようと試みた。
その頃を知らない人は、去年の六月頃のブログを参照してくれ。

いやしかし、川っていうのは・・・自然っていうのは、奔放である。人がいくら手を加えようと、元の姿へ戻ろうとするのだ。時にそれは、凄まじい力で。

なんの話かって?いや、だから、我が家の小川の話だよ。もう整備は諦めたって話だよ。
だって、どんなに綺麗に石を敷き詰めても、雨が降る度に上流から泥が流れ込んでくるんだもの。無理無理。

なんで急にそんな話をするのかって?
・・・春だからかなぁ。

嵐山の桜は、蕾と一緒に葉っぱが出て来ている。うん、うん、今年の春は変な春だ。

ライブライブライブ。

2013-04-01 19:44:13 | Weblog


Trash Box Jam at ライブバーRの巻。

小さな箱ではあるが、ちゃんとバンドスタイルで演奏できるオモチャ箱のような箱。客席との距離感といい・・・ここは、なかなか素敵だ。

小さい箱ならではの、音作りの難しさというのはある。
リハーサル時、ハーツの渡辺さんが遊びに来てくれた。渡辺さんがちょちょいとPAをいじると、やりにくさが一瞬で解消されてしまった。さすがプロの技である。感謝。

今回は、いつものライブよりもリハの回数が多かった。リハが多いということは、色々な事が出来るということだ。色んな曲で、ちょこちょこと、色んな事を変えてみた。こういう時の、マコのアイデア力というものには、いつも感服する。ほんの少しの変化を与えただけで、曲の雰囲気がガラリと変わる。

箱が小さい。ステージが狭い。これは、客席とステージの距離が近い。メンバー同士の距離が近いということだ。下北沢の屋根裏みたいだった。ギュウギュウな感じが良かった。エムケイが参戦した時には、もう、よけないとぶつかる。よけたらベースのヘッドがシンバルにぶつかる。もう、しっちゃかめっちゃかだ。それが、楽しかったというわけだ。

演奏時間50分。9曲。あっという間に過ぎ去ってしまった。
興奮したなぁ。キラキラと興奮したなぁ。

口頭アンケートの結果。今日一番は、あっ満天の星空だ、のロックバージョンだった模様です。

忙しい中、駆けつけてくれた人、どうもありがとう。
来られなくて、遠くから応援してくれていた人、どうもありがとう。

1.スマイル
2.スィートデイズ
3.羽根
4.ハート仕掛けのワルキューレ
5.ミッシングユー
6.あっ、満天の星空だ。
7.3グラムの奇跡
8.卒業
9.ジュークボックススター