ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

他愛のないのが、ウリなんです。

2014-06-09 00:35:35 | Weblog


いや、しかし、雨、降る。梅雨だから、雨、降る。
雨、降る、仕事、ない、休み、嬉しい。
雨、降る、仕事、ない、休み、嬉しい、だけど、生活、苦しい。
雨、降る、休み、生活、苦しい、だけど、気にしない、気にしない。
ギリギリ食べて行かれればいいのです。

小雨の中、少しだけじゃがいもを掘ってみた。
土の中から、ザクザクと大小のじゃがいもが現れた。
へっへっへ。
例えば、レンジでチンして、十字に包丁を入れて、バターを乗っけて、塩を振ってね。
へっへっへ。
ギリギリ食べて行かれればいいのです。

その日のご飯が食べられる幸せを・・・ちゃんと感じてますか?
食べられるというのは、幸せなことなのです。

セロリの苗を買ってきた。
おれ、セロリ、苦手なんだよね。
でも、食べられるというのは、幸せなことなのです。
セロリ、食べられるくらいに育つといいなぁ。
セロリが育ったら、ぽりぽり齧るつもりです。

他愛のない毎日を愛おしみながら生きたいのです。
思考が停止していようとも。
アルバム制作が進まずとも。
本でも読みながら、脳を動かす練習をして。

なんて言いながら、本を読む口実をツラツラと書き綴るのであります。
いいじゃないか、いいじゃないか。
人生は短いんだ。本くらい読んだっていいじゃないか。

とかなんとか言いながら、読書に逃げる口実を、ツラツラと書き綴るのであります。

あぁ、なんて他愛のないブログなんだろう。
なんて他愛のない記事なんだろう。
とかなんとか言いながら、いつもこんなもんだよ?
と、つぶやいているもう一人の自分。

珍訪者。3

2014-06-07 23:59:09 | Weblog
セブンイレブンから歩いて来ましたって言われても・・・

知らねーよ。ってことでしょうよ。

いきなり知らない人に「養鶏場まで乗せていってください」と頼まれたとして・・・

すぐそこなんだから、自力で行けよ。ってことでしょうよ。

でもね、そこは、我が人生、幾多の親切を受けてきた僕なのですよ。貯まった親切マイレージをこの世界にお返しするチャンスなのです。

車で連れていってくださいって言われて、「嫌だね」とも言い難い。
でもね、養鶏場はほんとにすぐそこで、車で行くほどの距離でもないのね。
どちらかというと、車で行くと遠いけど、歩いて行けばあっという間・・・的なね。

そんなわけで、「じゃあ、案内するからついて来て」ってことになった。

二人並んでトコトコと、山と山の間の道を歩く。

道中、疑問に想った事を聞いてみる。

どこから来たの?

「江南です」

セブンイレブンまではどうやって来たの?バス?

「親の車で送ってもらいました」

どうして直接養鶏場に行かなかったの?なんでセブンイレブンまでしか乗せてもらわなかったの?

「間違って高速道路に入ってしまったら困るって言われて、降ろされました」

養鶏場の仕事に就けたとしてよ、毎日どうやって通うの?

「兄弟が近くの工業団地で働いてるんで、一緒に来て一緒に帰るつもりです」

どっちかが残業だったらしたらどうするの?

「たぶん、大丈夫です」

大丈夫じゃないと想うなぁ。自力で通えない場所の面接を受けるって・・・。家の近くで探したほういいんじゃないの?

「たぶん、大丈夫です」

いやぁ、ダメだと想うけど・・・などと考えているうちに、道の左側の小山を登る。

「こんなところを登るんですか?」

近道だよ。

「こんな蛇が出そうなところをいくんですか?」

近道だよ。マムシに気をつけてね。
ほら、あれが養鶏場。ここを降りたら道があるから、それを行けば受付とかがあるんじゃないの?

「え?ここをおりんですか?」

ここを降りるんだよ。近道だもん。

「ここ、高くないですか?」

・・・そうだね、ちょっと高いね。6メートルくらいあるね。
そこのパレットに一回飛び降りて、それから地面に飛び降りれば、行けるんじゃない?うーん、無理かなぁ。怪我するかもね。

「ここは無理ですよぉ」

いや、でもさ、このくらいの高さから飛び降りれなくてさ、職に就こうなんてさ、ダメじゃない?
ここはさ、グッとやる気を見せてさ、飛んじゃおうよ。

「他に降りる場所、ないんですか?」

ん?あるよ。ほら、この崖沿いに向こうに歩けば、低くなってるからね。そっちから行けば?

「はい、そうします!わざわざありがとうございました。」

これで、親切マイレージの返還は終了。
頑張ってねぇ、と声かけて僕は帰る。

すると青年が言った。

「あのぉ、帰りに水を一杯飲ませてくれませんか?」

えっ?

うん、まぁ、いいけど。


まぁ、そんなこんなで、謎の珍訪者の話は終わりなんだけれど。
まぁ、こんなに引っ張る話ではなかったんだけど。
まぁ、小さな驚きが連続して面白かったので、書いてみました。

その後の彼がどうなったのか・・・?
それはまた、別のお話。

おわり。

お知らせ。

2014-06-07 15:15:25 | Weblog
シトシトシトシト雨は降る。水浸しの世界だ。梅雨らしい梅雨ってのも、なんだか久しぶりな気がする。

今日のストリートは中止です。残念だけど中止です。

雨を見ながら過ごしましょう。雨のサウンドも、なかなか乙なものですよ。

珍訪者。2

2014-06-06 22:19:33 | Weblog
すごい雨ですね。まさかほんとに、こんなに降るとは。我が家の前の田んぼだった場所が、田んぼみたいになっているよ。
明日も一日中雨が降るようで、このままだとストリートは中止だなぁ・・・と考えておりまする。

この二日間、思考が完全に停止しています。思考も行動も停止しているのです。寝て起きて寝て起きて寝て起きて。寝て起きてだけを繰り返しているのです。半分死んでいるようなものです。
理由などないのです。だって、頭も体も動いてくれないのだもの。

アルバム制作の作業を行うには最適な季節であるはずなのに・・・。一刻も早く復活を果たさねば。と思いながら、日々は過ぎていくのですね。あぁ、時間とは、なんて残酷なのだろう。


我が家から小さな山を一つ越えた辺りに、大きな養鶏場がある。この辺りでは、結構有名な養鶏場だ。

ふいに我が家の敷地内に現れた「知らない人」(以降青年)は、その養鶏場の求人広告を握りしめていた。

なるほど、アルバイトの面接に嵐山くんだりまでやって来て、道に迷ってしまったということだ。
でも、安心したまえ。目的地の養鶏場は、もうすぐそこだよ。

「この道を戻って、突き当たりを左へ行って、そんで、」
と、道順を説明をする僕を遮るように、青年は言う。

「2時までに行かないといけないんです!」

今何時?と僕。

「わかりません!」と青年。

わかんないの?と僕。

「1時半くらいだと思います。」

じゃあ、大丈夫、まにあうよ。ここからはすぐだから。と、僕。
そして、道順の続きを説明し始める。

「僕、セブンイレブンから歩いて来たんです!」

セブンイレブンとは、言わずと知れたセブンイレブンである。我が家の最寄りのコンビニ。我が家から車で5~6分。ざっと3キロかな。

そうなの?なんでまたセブンイレブンから?セブンイレブンからだと、養鶏場を通り過ぎちゃってるね、アンラッキーだね。でも、大丈夫。もう、すぐそこだから。
で、左折したあとにまた左折ね、で、

「車で送ってってください!」

えっ?うそ?そういう展開?図々しいマンってこと?うそ?まじ?

つづく。


珍訪者。6/1、土曜日、大宮ストリート。

2014-06-03 20:44:44 | Weblog


我が家にはウッドデッキがあって、ウッドデッキにはテントがある。
嵐山の冬は寒いわけで、マイナス9度になることもあるわけで。冬の寒い夜なんかは、テントの中で薪ストーブに火を入れて、ぬくぬくと暖まったりするのである。

紫外線が強烈に降り注ぐ今日この頃、いかがお過ごしですか?
僕はなんだか、軽い熱中症にかかったみたいで、頭痛と目眩がするのです。

月曜日。夏の間中紫外線にさらされると、大事なテントがダメになる。ってことで、永久敷設だと思われていたテントを片付けた。片付けていた。するとどこからか声がする。

すみませーん。

庭の方を視線を投げると、知らない人が立っている。暑い日だった。知らない人は汗をびっしょりかいている。

はい、なんでしょう?あなたはいったい誰なんですか?と僕。

知らない人はこう言った。

「ここはどこなんですか?」

記憶喪失か?新手の記憶喪失詐欺か?と、ちょっと引き気味の僕。
知らない人は右手にしわくちゃの紙を握りしめていた。

遭難・・・なのか?

すると、知らない人は、僕に紙を見せながらこう言う。

ここ、どうやって行くんですか?

紙は、新聞に折り込んである求人広告。知らない人が指した箇所には、養鶏場の名前が記されている。

つづく。

1.Iris
2.3gの奇跡
3.スマイル
4.ジュークボックススター
5.Queen Of Rumble Fish

6.ムーンライトキス
7.プロローグ
8.花鳥風月
9.青い鳥

10.フラワー
11.帽子からまだ鳩が出ないし
12.ロゼッタ
13.Love Song
14.December
15.老いぼれ猫のひげが夜空に届いた昔

16.ミツバチと三日月
17.マーガレット
18.We are the Pirates
19.アニーノーニワ
20.HIKARU
21.明日のソレア
22.半分の月
23.にゅー☆ぶるー☆ばーど
24.愛の唄
25.Birthday Song
26.帽子からまだ鳩が出ないし