ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

焼き鳥丼終わっちゃいますよぉ〜。

2017-01-27 12:25:15 | Weblog


おはよぉございます。

ゆうべ、一里塚の主人が言った。
「この感じだと明日は早く起きられそうですね」

何を根拠にそんなことを言うのかわからなかったが、ふーんそうなんだぁと思ったりした。

そして、夜は更け・・・一里塚の主人はパソコンを起動して仕事を始め、コデラーマンと僕は歯を磨き始め、時計を見ると朝の5時。

どうして早く起きられそうと言ったのだろうか。

朝の6時50分。物音で目が覚めた。一里塚の主人は、ずっと仕事をしていたみたいだ。この人は、どうやったら早く起きられるのだろうか?

そして朝の10時半。

甲高い声が聞こえる。

「焼き鳥丼食べに行きましょうよ!行きましょうよ!起きてくださいよぉ〜!起きてくださいよぉ〜!」

うるさい!ばか!うるさい!と布団をかぶってはねつける。

すると、コデラーマンは人の枕元で走り始める。ドタドタと走り始める。

ねぇ、なにやってんの?うるさくしてんの?と聞くと、ハイ!と元気に答える。

最悪だ。最悪なヤツだ。こいつは。

さっき寝たばかりの一里塚の主人も、その調子で起こされる。
頭の上でドタドタと走り回られて無理矢理に起こされる。可哀想過ぎる。可哀想過ぎるよ、コデラーマン!

そう思いながら僕は着替えているのだが、その間もずっと、コデラーマンは一里塚の主人の頭の上をドタドタと走り回っているのである。

起きてくださいよぉ〜。15

2017-01-27 04:34:21 | Weblog


一里塚のご飯は美味い。
出てくるもの全てが旨い。

キムチ鍋。うまい。うまい。うまい。

今日も楽しかった。

明日の予定の話になった。

一里塚の奥様が、「裏の雪をなんとかしてくれたら嬉しい」と言っていたので、裏の片付けをしましょうと提案してみた。

一里塚の主人はこう言った。

「裏の片付け?それよりも・・・カマクラ」

なんとも、なんとも、可愛い人だ。

よし、カマクラを作ろう!

カマクラを作る前に、裏の片付けをしましょうね!

今日のところは、これでおしまい。

おやすみなさい。

起きてくださいよぉ〜。14

2017-01-27 04:29:13 | Weblog


一里塚のリズム。

作業が終わったらご飯の準備。

ご飯の準備が済んだら、みんなでお風呂へ。

お風呂から帰って来たら、ご飯。

今日は野沢温泉、大湯。無料。

大きな湯船が二つ。あつ湯とぬる湯。あつ湯は、46度くらいある。

なんとも、なんとも。外の気温はマイナス7度。
なんとも、なんとも。温泉は気持ちがいい。

温泉から出て、外で髪を梳かした。

温泉で温まったばかりなのにね、髪が凍っていたんだよ。

こわいこわいこわい。


起きてくださいよぉ〜。13

2017-01-27 04:18:50 | Weblog


白菜を見つけ、大根も見つけ、ちょっとだけゼーゼーと息をして。

一里塚の主人は除雪機で家の周りの雪を除雪してひと段落。

コデラーマンはカメラを肩からぶら下げて、ウロウロ。

さぁ、みんなひと段落。

一里塚の主人が言う。

「じゃあ、カマクラを作ろうか!」

え!?カマクラを?今から?まぢですか?

一里塚の主人はスコップを持って、腰まで埋まる深い雪の中をザクザクと歩いていくのである。

僕も近くにあったスコップを持って、一里塚の主人が歩いた足跡をたどって、ザクザクと歩いていくのである。もちろん、コデラーマンも。

作りかけのカマクラの上に登って、三人で踏み踏み。雪を固める作業。ふみふみふみふみ。
一里塚の主人とコデラーマンが下に降りて、カマクラの周りの雪をスコップで上へ放り投げる。僕はそれをさらにふみふみふみふみ。
日が暮れるまでふみふみふみふみ。

どうしてカマクラ造りを急いでいるのだろう?と思っていたのだが、こういうことらしい。

僕らがいる間にカマクラを完成させて、カマクラの中で一緒にお酒を飲みたい。

なんとも・・・素敵な希望じゃないか。

ふみふみふみふみしますよ。
明日もふみふみふみふみしますって。

カマクラの頂上からの夕景。


起きてくださいよぉ〜。12

2017-01-27 04:03:44 | Weblog


一里塚の主人が言うには、もうとっくに出て来てもいい白菜がちっとも出てこない。全然出てこない。

一里塚の主人に聞いてみた。

「あとどのくらい掘れば出て来ますか?」

一里塚の主人が言う。

「もう出てくるはずだから、手で掘った方がいいかもよ」

手で掘るのは嫌だから、スコップで少しずつ掘っていくのである。

もう少しで出てくるよと言われてから相当掘った。

もう出てこないんじゃないか?と思っていたその時、

「ジャジャーン!」という感じで、白菜の頭が見えたのである。

すごく寒いのに、少し汗をかいているのである。

でも、白菜が出て来て嬉しいのである。やったのである。頑張って良かったのである。

一里塚の主人に「白菜出て来ました!」と伝える。

一里塚の主人は言う。

「あと、大根ね。えっと、大根はね、ここらへんをガーッと掘って、ここらへんをガーッと掘った辺りにあるから」

コデラーマンは、それを聞いてタッタッタッと向こうの方へ逃げて行った。

なんとなく、ガーンという感じが漂ったりしたのである。


起きてくださいよぉ〜。11

2017-01-27 02:13:19 | Weblog


帰って来て、今夜のキムチ鍋の主役の白菜掘り。

ガレージ横、2メートルくらいの雪の壁。

一里塚の主人が言う。

「ここらへんのここらへんのここらへんの雪の中に白菜が埋めてあるけん。よろしく」

まず、野菜が埋まっているであろう場所の横まで通路を作る。

野菜が埋まっているであろう辺りまで進んだら、野菜が埋まっているであろう辺りへ向かって横に掘り進む。

横に掘り進んでも一向に野菜が出てこない。

コデラーマンは最初の方は頑張っていたが、途中で「疲れた!」と言ってどこかへ逃げてしまった。

ずーっと掘っていると、たまに現れて「白菜出て来ましたか?」と聞くので、「全然出てこないよ。疲れたから交代」と言うと、くるりと踵を返してどこかへ行ってしまった。

仕方がないので、ザクザクと掘り進むのである。
野菜を傷つけないように慎重に少しずつ、ザクザクと。

起きてくださいよぉ〜。9

2017-01-26 23:50:17 | Weblog


一里塚の主人が言う。

「黄金のトイレを見に行くか!」


パブル時代。日本政府は地方自治体に一億円ずつをばら撒いて、各自治体は色々と面白いものを作った。
どこかの自治体が黄金のトイレを作ったという話はニュースか何かで聞いたことがある。気がする。

それが飯山市だったのか・・・と、僕は思う。

連れて行ってもらった。

なんだろう?やってないのかなぁ?

駐車場に車が一台も停まっていない。
雪が壁のようにそそり立っている。

トコトコと建物沿いを歩いてみる。

頭上から声が聞こえる。

「やってねーよ!」

黄金のトイレの建物の向かいの家の二階の屋根の上に人がいる。
おっちゃんが雪下ろしをしている。

冬だからやってないんですか?と聞いてみる。

「この雪でやってるわけねぇだろ!」

と、怒気を含んだ声。

雪がすごいからやってないんですか?それとも冬期間はやってないんですか?と聞いてみる。

「この雪で行けるわけねぇだろ!行けるもんなら行ってみろ!」

なぜ、このおっちゃんは怒っているのだろうか?

まぁ、いいんだけど。

おっちゃんは去り際の僕らに向かってさらに言う。

「雪国をなめんじゃねぇぞ!」


きっと、雪下ろしが大変すぎて、大変になっちゃったのかもしれないな。

まぁ、いいんだけど。

帰りの道中はずっと、僕とコデラーマンで、おっちゃんのモノマネをしながら

「雪国をなめんじゃねぇぞ!」

と、遊んでいたんだよ。

下の写真の右の建物の屋根の上におっちゃんがいるよ。


起きてくださいよぉ〜。8

2017-01-26 22:18:29 | Weblog


今日もパーティーが始まる。

主役はキムチ鍋。

キムチ鍋に入っている野菜の話は、あとで書くとして。

さてさて、パーティーが始まるよぉ〜。

ちなみに、古民家は寒い。
ちなみに、僕はヒートテックとメリノウールの靴下を二枚履きしている。
ちなみに、コデラーマンは「古民家は寒くて足が千切れそうだ!」と言っている。

ちなみに、写真に写っているが、一里塚の主人はずっと裸足だ。

起きてくださいよぉ〜。6

2017-01-26 19:00:35 | Weblog


コデラーマンの作戦。

食べ始める前に、お土産用のパックをもらって、食べる前に、お土産用のパックにカツをフタが閉まらないくらい入れて、残ったカツは三切れだけ。

でも、殺人的カツ丼に対する作戦としては上出来だと思う。

コデラーマン、天才!

店を出たら、名物のカツ丼が売り切れになっていた。


起きてくださいよぉ〜。2

2017-01-26 13:24:07 | Weblog


飯山市街、イナリ食堂。

メニューにはないが、唐揚げ定食を注文。

コデラーマンは、一里塚の主人にカツ丼を薦められたのに、あんかけカタ焼きそばを頼もうとして、おれに怒られてカツ丼を頼んだ。

コデラーマンは、食堂へ行くって言っているのに、ドジョウ汁のドジョウ抜きをご飯にかけて食べていたから、あまりお腹が減っていないのだと思う。

あぁ楽しみ楽しみ。