えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

大衆車時代

2014-12-01 | 車関連
メルセデスベンツが、2020年頃までに車種を30車以上展開すると発表した。
現在14車種であるらしいので、倍に増やすというもの。
中年世代以上の方であれば、今の展開をみても増えすぎたと感じている人は多いはず。
そもそもAクラスが発売になった時、嬉しさよりもユーザーに媚びた展開にがっかりしたのを覚えている。

しかし、あれはあれでその時代に存続をかけ、生き抜くための責めであったのだろう。
BMWにしてもそうだが、途轍もなく車種のバリエーションは増えた。
経営者たちがニッチな市場を探すべく、独のプレミアムブランドも数を打ちニッチをこしらえようとしている。

メルセデスが、儲けを考える前に最高の車を作るといった信念で作り続けていた時代が懐かしい。
今やその哲学は消えたようにも見えるが、フラッグシップや、一部の車種にその信念をつぎ込むべくこういった手法を取るのだろう。
更には全世界的にAudiに販売台数を抜かれたことも大きいのでしょう。
確かにビジネスユースとした場合、メルセデスよりもアウディの方が使いやすいという方は多い。

つまり、ここなのだ。
メルセデスは、クォリティを落とさず敷居を落とす戦略を広げているのではないか。
立ち位置的に、王道ではなくスマートで少しプレミアム程度に感じてもらえる車種を展開したいのだろう。
そう、大衆車に近づきたいのだ。

タイトル画は、メルセデスが発表した未来のSUVだとか。
スリーポインテッドのJUKEか。
コメント
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