昨年末、正月休みには時間があるだろうと久々にモーターマガジンを購入した。
正月はあっという間に終わり、ページを開かずに10日を過ぎた。
さすがに次の号が出る頃に読むのも気が引けるので、読み始めた。
やはりPC上で読むものとは違い、頭に記憶させやすいのは言うまでもないし、見返しやすさなど紙媒体の良さは健在である。
特集として、「小排気量エンジンの実力診断」なるものがあり、その中のスマート・フォーフォーに目が行った。
読めば0.9Lのターボエンジンである。
3気筒ではあるが、チンクの880に迫るものがあると感じた。
そうなると居ても立っても居られずに、メルセデスへお邪魔した。
話を聞けば、昨年はスマートの当たり年であったようで、かなり売れましたとホクホク顔の営業さんでした。
試乗をリクエストし、グレードは当然にターボを試乗となった。
走り出し、いい。小さな排気量独特のトルク感を味わえたのはニンマリである。
そのまま踏み込み、ツインエア程のドコドコ感は味わえないものの、中距離までも1台でこなすならば利点となるであろうと思うもの。
1tほどの小さな車体と相まって小気味いい走りはシティコミューターとしては抜群に楽しい。
ボディフォルムなど、とても好きだとは言えないが、このクラスの使い勝手とミニマムな楽しさに心揺れた。
試乗を終えて、色々とチェックをしようと思いリアシートに座った途端にこの車種の検討を諦めた。
とてもこのシートに座って軽井沢や伊豆へ行こうとは思わない。
小柄な女性であったとしても、この座面のホールドや背もたれの立ち角では気の毒に思った。
確かに全長は3550㎜ではあるが、そこは今の時代ある程度期待していたのです。
4ドアでありながら、この居住性はRRによる弱点と見たのです。
実際にラゲージ部分の奥行きは、この全長では短くないでしょう。(深さは別として)
これはラゲージ下にエンジンがマウントされているからなのです。
そのせいで、リアシートが前方に追いやられレッグスペースがミニマムとなってしまっているのでしょう。
RRのドライビングなど、前評判の良いトゥインゴとの兄弟車でしたからチョイと残念でした。
FFであったなら、どんなに良いパッケージに収まったのだろうと思わずにはいられない。
リアシートの使い方が1マイルシートプラスくらいで構わないのであれば、今の時代を先取りしたような究極のダウンサイズ如何でしょう。
究極のダウンサイジングは軽自動車であると以前書きましたが、軽自動車の加速感に、この手の0.9Lエンジンあたりに感じるドラマは無いのです。
究極のコスパとパッケージングで、多くの国内ユーザーに軽自動車は選ばれるでしょう。
しかし、楽しさという側面を重要視するならばコイツ等にも勝ち目はあるのです。
正月はあっという間に終わり、ページを開かずに10日を過ぎた。
さすがに次の号が出る頃に読むのも気が引けるので、読み始めた。
やはりPC上で読むものとは違い、頭に記憶させやすいのは言うまでもないし、見返しやすさなど紙媒体の良さは健在である。
特集として、「小排気量エンジンの実力診断」なるものがあり、その中のスマート・フォーフォーに目が行った。
読めば0.9Lのターボエンジンである。
3気筒ではあるが、チンクの880に迫るものがあると感じた。
そうなると居ても立っても居られずに、メルセデスへお邪魔した。
話を聞けば、昨年はスマートの当たり年であったようで、かなり売れましたとホクホク顔の営業さんでした。
試乗をリクエストし、グレードは当然にターボを試乗となった。
走り出し、いい。小さな排気量独特のトルク感を味わえたのはニンマリである。
そのまま踏み込み、ツインエア程のドコドコ感は味わえないものの、中距離までも1台でこなすならば利点となるであろうと思うもの。
1tほどの小さな車体と相まって小気味いい走りはシティコミューターとしては抜群に楽しい。
ボディフォルムなど、とても好きだとは言えないが、このクラスの使い勝手とミニマムな楽しさに心揺れた。
試乗を終えて、色々とチェックをしようと思いリアシートに座った途端にこの車種の検討を諦めた。
とてもこのシートに座って軽井沢や伊豆へ行こうとは思わない。
小柄な女性であったとしても、この座面のホールドや背もたれの立ち角では気の毒に思った。
確かに全長は3550㎜ではあるが、そこは今の時代ある程度期待していたのです。
4ドアでありながら、この居住性はRRによる弱点と見たのです。
実際にラゲージ部分の奥行きは、この全長では短くないでしょう。(深さは別として)
これはラゲージ下にエンジンがマウントされているからなのです。
そのせいで、リアシートが前方に追いやられレッグスペースがミニマムとなってしまっているのでしょう。
RRのドライビングなど、前評判の良いトゥインゴとの兄弟車でしたからチョイと残念でした。
FFであったなら、どんなに良いパッケージに収まったのだろうと思わずにはいられない。
リアシートの使い方が1マイルシートプラスくらいで構わないのであれば、今の時代を先取りしたような究極のダウンサイズ如何でしょう。
究極のダウンサイジングは軽自動車であると以前書きましたが、軽自動車の加速感に、この手の0.9Lエンジンあたりに感じるドラマは無いのです。
究極のコスパとパッケージングで、多くの国内ユーザーに軽自動車は選ばれるでしょう。
しかし、楽しさという側面を重要視するならばコイツ等にも勝ち目はあるのです。