えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

Feel

2017-05-04 | A5SB
300kほど乗ってみて、そのフィールがどんなものか冷静に書く。

足回りは、確かに硬い。
腰痛は出ていないが、腰にあてる吸収性のパッドを購入しようと考えています。
これが本当にデカいリアゲートを持つ5ドアハッチなのかと疑いたくなるほどに「カチっ」とした剛性を感じます。
フラットな路面では舐めるように走り、そして飛ばせば車重とクワトロシステムにより吸い付くような安定感。
そう、この安定感は「R」でも感じたことであるが、その加速に導かれる過程がスムーズかつラクシャリーである。

とはいえツインクラッチを使うので、出だしに関して「ガクガク感」は伴う。
これが嫌な人はダメだろう。
私は今、このガクガク感が好きとは言わないが、踏んだ際の電光石火の様なシフトチェンジでお釣りが十分にくるものです。
ゴルフからF20に移行した際には、至るところにラクシャリーを感じたものですが、今回の感じ方は更に大きい。
やはりセグメントによるものが大きいのでしょう。
ナビシステム(MMI)なども、I Driveに比べれば圧倒的に使いづらい。(そのメニューの数はVWの比ではないあたりがAudiなのでしょう)
更にBMWファンを喜ばせるのは、ステアリングの握りである。
太さや握りの良さ、そしてポジション、どうにもしっくりとくるのはBMWなのである。

自身の車としては初めてWBが2800ミリを超えた車両。
1シリなどと比べれば、ダルに感じる部分はあるだろうと予測していたが、そうは感じない。
バリアブルステアが付いていたら変わらないと思う程に機敏である。
ハンドルが軽く、アクセルの開度にグイグイとついてくるトルクがそう感じさせるのですが、本当に乗りやすく速い。
このあたりはEクラスにも通じるところありますが、このあたりの価格帯の車両は良く出来ているというのが本心です。
常用域での使い勝手を優先させた落としどころは、GTIの1セグメント上をイメージしていただければ良いと思います。

更に驚くのは「Sトロニック」である。
私はVWのDSGと全く同じものであると思っていたが、7速の湿式がある以外にもそのセッティングは違うのであった。
特にSモードなどにしなくとも、下りに入れば適切なギアに落としてエンジンブレーキを多分に使います。
これは本当に楽なもので、更に4輪駆動であるから安全という側面も大きい。
こんなところでもAudiというブランドを感じるのでした。
今まで、VWの装飾ブランドくらいにしか思っていなかったことをお詫びしなければいけません。
ただ先日のA3などに関しての認識は変わりませんけれど。
つまりA6に憧れていた私は、良い落としどころを見付けられたのでしょう。
そして大きなボディであっても、クリーンなイメージが優先するのがAudiの利点なのでしょう。(何故かいやらしくないと思っている)

正直に話しましょう。
あのGTI以来感じたことの無かった「何処までも走りたい」という気持ちが再燃したのです。
何時までも見ていたい程気に入ったボディと、そのポテンシャル。
わずか1日の車選びで決まったのですから、出会いなんて分からないものです。

タイトル画は、ディーラーへ車検出したら、2hくらい乗せてはくれないものだろうかの「R8」
コメント
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