えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

違和感の塩梅

2023-06-24 | 車関連
当初、かなり違和感のあったフルモデルチェンジの一つとして、現行のクラウンがあるでしょう。
そもそもクロスオーバーなんて名がついて、クラウンであってクラウンではないのですから当然です。
保守的なクラウンについては、セダン型が発売されるようなのでそちらを待てばいいだけの事となっているようです。

そのクロスオーバーですが、腰高フォルムで今までのクラウンと言う価値観で見ると、美しいものではないのかもしれません。
2トーンカラーを使ったコマーシャルを多く展開し、その印象をさらに強くさせました。
試乗車よりも一般ユーザーの乗る車が多くなってきた今、単色が好まれているのが目につきます。
またこの車、2トーンか単色か、また濃色と淡色でも印象がかなり違ってくるのが特徴です。

自車の後方に新型クラウンが来た際、それが離れていたり暗かったりすると、車種の判別が難しかったりします。
それくらい一旦自身の頭に刷り込んだクラウン像とは違うのかもしれません。
私としては、当初よりも良く見えると感じたりするものです。

それとは反対に、当初とても新しく攻撃的に見えた新型プリウスに、違和感を覚えます。
確かに走りは良くなりましたが、邪魔なAピラーや、ほぼ一直線に見えるボンネットからフロントウィンドウのライン、そしてリアフェンダーあたりの落ち着かない造形に纏まりを感じません。
実用車と言う側面より、プライベート感をもって乗れるデザインを作ったとの事ですから、特徴的なのは狙ったものでしょう。
ただ、ここは年代の差なのかもしれません。
歴代プリウスは、普及を命題とした実用車でありましたから、どの年代からも受け入れられるデザインを選択したと思われます。
しかし5代目は愛車をキーワードに作ったという事で、これからの購買層に訴えかけるものでなくてはならないのでしょう。
レクサスやテスラを見て育った若い世代の方々には、先進的なフォルムと映るのかもしれません。

新型となるC-HRの方が受け入れやすいと感じるのは、その購買層を自身で勝手に選ぶからなのだろうか。
私が買うならば、C-HRを選ぶと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする