A5を手放してから、この手の優雅な雰囲気を売りとする車を敬遠してきた感あります。
新型のA5は乗らずとも、このVWから出た異色の4ドアサルーンはどの程度のものなのか、乗ってみたいと思っていました。
出先で、1時間半ほど時間が空いたので、私はすぐさま試乗を考えた。
馴染みのアウディの営業さんに電話を入れれば、先約があるという。
ちなみに、思ったよりも見かけない「Q2」を試したかったのです。
ではと、アルテオンに舵を切りました。
お店に着けば、低く構えるそのフォルムに20インチを履いた姿は立派なエレガントカーである。
一通りの説明を受け、世界トップレベルの先進運転支援システムを搭載しているなんて事まで教えていただいた。
ではと、Dレンジに入れて幹線道路に出れば、普通のサルーンである。
とても20インチを履いているとは思えないほどの乗り心地は、今の時代高級サルーンの登竜門であろうか。
B8型のA5に載っていたエンジンよりも繊細さは感じない。その上低回転が細い気がしたのです。
そんな私に、「ちょっと踏んで曲がれるコースを」と促され、ドライブモードをスポーツに入れたのです。
わずか300キロ弱のオドであったが、踏まなければ知れないし、中途半端なリポートにもしたくはありません。
さっきまでの、これ本当に280馬力と35キロを超えるトルクなんて持ち合わせているのかと訝しんだ思いが吹っ飛んだのでした。
ちょっと作られたエグゾーストサウンドにも踊らされ、5千回転ちょいまで回してみれば別世界であった。
4輪駆動であることを感じさせる安定感と、その吹け上がりの良さに笑ってしまったほど。
べた踏みは流石にできませんでしたが、誰でも安全に速く走らせることがとても簡単な車両でありましょう。
踏み込んでのレーンチェンジも、挙動がとてもナチュラルであったように思いました。ここは正に4WD。
GSに乗って飛ばす人など、割と良いのかもしれません。(安いですし)
美しいと大げさに表現される5ドアスポーツバックですが、私はしばらくは欲しくはなりませんので、ここまでかもしれません。
エクステリアにしてもインテリアにしても、水平基調のデザインは苦手で、もっと華が欲しい。
インテリアの質感が、この手のクラスとしては足りないし、質実剛健路線で行くならばもっとシンプルな造形美が欲しい。
ただ私が所有していたB8型のA5SBなんかより全然疲れないと思われますし、速いし乗りやすいのは間違いありません。
現行のA5SBは、252馬力の37キロというトルクをみると、これまたどんな風に違うのか興味は尽きません。
いくら下から上までトルクも十分に吹けるエンジンであっても、今のところコレを欲しない自分がおりました。
あんなに好きだった爆発的な加速より、その厚く滑らかな加速フィールという選択に間違いはないのでした。
好きさ118d
新型のA5は乗らずとも、このVWから出た異色の4ドアサルーンはどの程度のものなのか、乗ってみたいと思っていました。
出先で、1時間半ほど時間が空いたので、私はすぐさま試乗を考えた。
馴染みのアウディの営業さんに電話を入れれば、先約があるという。
ちなみに、思ったよりも見かけない「Q2」を試したかったのです。
ではと、アルテオンに舵を切りました。
お店に着けば、低く構えるそのフォルムに20インチを履いた姿は立派なエレガントカーである。
一通りの説明を受け、世界トップレベルの先進運転支援システムを搭載しているなんて事まで教えていただいた。
ではと、Dレンジに入れて幹線道路に出れば、普通のサルーンである。
とても20インチを履いているとは思えないほどの乗り心地は、今の時代高級サルーンの登竜門であろうか。
B8型のA5に載っていたエンジンよりも繊細さは感じない。その上低回転が細い気がしたのです。
そんな私に、「ちょっと踏んで曲がれるコースを」と促され、ドライブモードをスポーツに入れたのです。
わずか300キロ弱のオドであったが、踏まなければ知れないし、中途半端なリポートにもしたくはありません。
さっきまでの、これ本当に280馬力と35キロを超えるトルクなんて持ち合わせているのかと訝しんだ思いが吹っ飛んだのでした。
ちょっと作られたエグゾーストサウンドにも踊らされ、5千回転ちょいまで回してみれば別世界であった。
4輪駆動であることを感じさせる安定感と、その吹け上がりの良さに笑ってしまったほど。
べた踏みは流石にできませんでしたが、誰でも安全に速く走らせることがとても簡単な車両でありましょう。
踏み込んでのレーンチェンジも、挙動がとてもナチュラルであったように思いました。ここは正に4WD。
GSに乗って飛ばす人など、割と良いのかもしれません。(安いですし)
美しいと大げさに表現される5ドアスポーツバックですが、私はしばらくは欲しくはなりませんので、ここまでかもしれません。
エクステリアにしてもインテリアにしても、水平基調のデザインは苦手で、もっと華が欲しい。
インテリアの質感が、この手のクラスとしては足りないし、質実剛健路線で行くならばもっとシンプルな造形美が欲しい。
ただ私が所有していたB8型のA5SBなんかより全然疲れないと思われますし、速いし乗りやすいのは間違いありません。
現行のA5SBは、252馬力の37キロというトルクをみると、これまたどんな風に違うのか興味は尽きません。
いくら下から上までトルクも十分に吹けるエンジンであっても、今のところコレを欲しない自分がおりました。
あんなに好きだった爆発的な加速より、その厚く滑らかな加速フィールという選択に間違いはないのでした。
好きさ118d