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「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

予防接種

2018年11月28日 |   小学生 
今シーズンはまだ流行っていませんが
寒くなったら急激に流行るであろうインフルエンザに備えて
予防接種を受ける生徒が増えています。

今日は小学生クラスの生徒が授業中にお家の人に呼び出され
予防接種を受けるため早退。
そのときの周りの生徒の盛り上がり方といったら!

該当少年の父親が教室に顔を出すと
「ちゅ、う、しゃ!ちゅ、う、しゃ!というナゾのコール。
本人は「いってきます!」と片手を上げてカッコ良く退場。

実は、彼は予防接種のために早退するのは2回目。
1回目の時は授業が始まってすぐに早退し、授業が終わる前に戻ってきたので
今回も戻ってくるんじゃないかと期待する仲間もいました。
が、今回は早退したのが授業終了20分前。
もちろん戻ってくるはずもなく。
仲間たちは「戻ってこなかったかー。」と残念がっていたけど
どこまで本気だったのかなあ。

ボスは受けたらしいですが、私は今年も受けません。
だからこそ、インフルエンザに罹らないように
普段から気をつけたいと思います。

質問攻め

2018年11月27日 |   小学生 
今日は小学生クラスの生徒たちがなぜか質問モードに入っていて
スキあらば、いろんな質問がとんできました。

ある女子生徒から「センセーはなんで先生になったの?」と聞かれ
言葉に詰まる場面も。
本当のことを話そうとすると、いろんな事情があるわけで…。
以前はこんな質問にもサラッと答えていたのに
久しぶりすぎて、どう答えるんだったか戸惑ってしまいました。
ボスが近くにいるときは、ボスが冗談で
「駅前でスカウトしたんだよ!」と答えて
生徒たちが騒然とする、というのが定番だったんだよなあ。

今日は私が適当に答えようとする前に
「子どもが好きだから?」と聞かれ「それもある!」と答えたところ
「こんなクズなのに?」
と思ってもみない自虐発言が返ってきてビックリ。

「クズじゃないでしょ。まだ可能性がたっぷりあるし。」
と言っても、自分たちは出来が悪いと主張する姿に
いったい今まで何があってこんな発言に至っているのか
気になりました。

ちなみに、同僚(男・既婚)は男子生徒から
「センセー、独身?」としつこく聞かれていました。
「なんでオマエがそんなこと気にするんだよ!」とはぐらかしていたら
「いいじゃないですか!教えてくださいよ!実はモテるんでしょ!
と、なおも迫られ、事務室まで入ってくる始末。
「指輪をしてないから独身…?でもセンセーたち、だれも指輪してない!
「ウチのお母さんも、『かぶれるから』って指輪してないよ
「あー。じゃあ結局、センセーは独身なんですか?教えてよー。
という調子で次の授業が始まるまでずっと迫られていました。

別にヒミツにするほどのことでもないけど、コレに答えたあと
もっと答えにくい質問が出そうで、警戒する気持ちはよくわかる。
それに、生徒たちはこういうことに関しては記憶力抜群で
かなり長いことコレをネタにいろいろ言ってくるんだろうなあ
というのも容易に想像できます。

まあ、興味を持ってもらえているウチが花なんだろうけど。

100%元気

2018年10月26日 |   小学生 
今年の小学生クラスはとにかく元気。
とにかく騒がしい。
「できましたー!」「丸つけてくださーい!!
とにかく自己主張が激しい。
「はやくー!」「オレが先ー!!

「黒板に答えを書くから、自分で丸をつけてください」って
言っているのにコレ。

答えを書く前だって
「わかりませーん!」「ヒントくださーい!!
1メートルと離れていない距離で大音量。
「答えは『ア』で合ってますかー?
おまけに答えも大きい声で言っちゃう始末。

比較的(あくまで比較的)大人しい生徒に
「どうしたら静かになると思う?」と聞いたら
口をもぐしかないんじゃないですか。
過激だな!
それはもう「無理」と言ってるのと同じじゃないですか。

今の中3クラスも、小学生の頃はかなり元気だったけど
今は特別騒がしいということはありません。
彼らのように、この子たちも何年か経ったら
今の喧噪がウソみたいに落ち着くのかなあ。

キライな人だらけ

2018年06月12日 |   小学生 
小6女子の集団から
「センセーはキライな人はいないんですか?
という質問を受けました。

いないな~。そもそもキライな人には近づかないし。
学校に通っている間は、キライでも苦手でも
同じ教室で過ごさなくちゃ行けないから大変だよね…。

そんなことを話したら
「私なんて、クラスに15人くらい女子がいるけど、
 そのうちの10人はキライ
と言い出す生徒が。
すると、他の女子も「わかる~。」と同調。

どうやら、カワイコぶっている女子が面倒くさくて
鼻につくらしい。…それは、なんか、わかるかも。
その子はけっこうサバサバしていて気が短いから
なおさらなんだと思います。

しかし、人間関係の煩わしさは、これからもずっと続くことだから
学生時代のうちに、かわし方や、その中でも気の合う人や味方を
見つける方策を学んでほしいな。

キライ!と思っていると、相手からもキライ!って思われるよ?
と言っても「別にいいし!!」とケンカ腰。
せめて敵対せずに、穏やかに
残りの小学校生活を過ごしてほしいなあ。

修学旅行の行き先は

2018年06月01日 |   小学生 
6月に入り、小学生はバス遠足のシーズンになりました。

近辺の小6は会津に行く学校が多く
戊辰戦争の調べ学習を始めているようです。
折しも、戊辰戦争から150年という記念の年。
小学生でも活用できそうな関連資料やイベントが
たくさんありそうなので、きっと充実したものになるでしょう。

修学旅行の日は塾をお休みにしようと思ったので
生徒たちに日付と行き先を聞きました。
すると、「6月の最後の方!に行くの!」と言う生徒が。
福岡!! 中学生だってそんなに遠くには行かないよ?

じゃなくて?」と聞き返したら
「あ!そうだった!」…やっぱり。

「福岡だったら、九州だから、バスで行くのは大変だよ~。」
と言ったら、他の生徒が
「ああ、海の向こうですもんね。佐渡の近く
どこと勘違いしてるの!?

小6の地理の知識って、こんなもんでしたっけ…。

ミニオンズ

2018年05月15日 |   小学生 
小学生クラスの仲良し5年生男子4人組のうち
3人が似たような黒ブチのメガネをかけています。

彼らが1つの窓に場所を争うように顔をくっつけて
教室へ向かう私の方を見ながら笑っている様子に
ふと「何かに似てるな…」と。

教室に入ると、少年たちは奇声を上げ走って着席。
あ、この感じ、ミニオンズみたい…?
メガネの印象といい、好奇心旺盛な目といい
似たような姿なのにそれぞれ自己主張が激しいことといい
なんか似てる気がする…。

と思っていたら、
「センセー!僕たち、メガネを交換したんですが
 だれがだれのをかけているかわかりますか?

わかりません!!

1人だけ、いつもメガネをかけていない少年がかけていたので
「ソレはキミのメガネじゃない!」と指摘しましたが
あとはサッパリ。
それより、自分の視力に合っていないメガネは目を悪くするからヤメテ。

先日は休憩時間に教室内で黒板消しを派手にたたいて
粉だらけになっていたし
壁にこっそり掘られている歴代の落書きを見つけて
大興奮して、さらに書き足そうとやっきになっていたし。
チョロチョロするのは、4人中3人が次男なのも関係あるのかな。

春休み中に新友

2018年03月30日 |   小学生 
春期といっても、以前ほど新規の申し込みが多くない中
今期は小学生クラスがなぜか盛況です。
といっても、在塾生・卒塾生の弟妹が中心で、
プラスその友達、という感じなのですが。

周辺の小学校から1~2人ずつで1クラスなので
まだ知らない顔だらけのハズなのに
今日の休憩時間は全員で鬼ごっこをしていました。
他の習い事の都合で今日が初日という子もいたのに…。
小学生の順応力スゴイ!と久しぶりに思いました。

中でも、小5クラスは男子ばかりのせいか
誰が最初に答えを書き終わるか、誰が最初に答えを言えるか
休憩時間中だけでなく授業中も競争意識でビリビリしています。
まだ始まったばかりなのにかなりヒートアップしているので
これをどうやって沈めて落ち着かせるか、思案のしどころだなあ。

漢字でしりとり

2015年11月13日 |   小学生 
小6国語で久しぶりに漢字しりとりをやってみました。

ルールは「ひらがな・カタカナ・固有名詞はNG」だけなのですが
生徒の発想力は意外に弱く、漢字テキスト(6年間分の漢字が載っている)を
見ながらでないと筆が進まない生徒がほとんど。
漢字テキストを与えておいても使いこなせなかったり面倒くさがったりして
なかなか進まない生徒もいます。

それから、誰よりも速く正確に漢字テキストを進めいている生徒が
漢字しりとりはそんなに速くないというのも意外でした。
一方で、「オレ、こういうの得意!!」と言いながら
易しい言葉、易しい漢字がポンポン出てきてどんどん進んでいく生徒も。
頭の柔らかさや、普段使っている言葉の数の差がハッキリ表れているように思います。
そして、とにかく、みんな語彙が少ない!
もっと多くの言葉や文章に触れてほしいなあ。

授業中、自分が書いた言葉が正しいか、ルールを守っているか等たくさんの質問を受けました。
「『ご』から始まる言葉が思いつかない…」と苦しんでいた生徒が
『ごま』は思いついたんですけど漢字がわからないから…
 五郎丸って書いてもいいですか?」と聞いてきたり。
それは明らかに名前なのでルール違反。
それに、『ご』から始まる言葉なんていっぱいあるよ。
とりあえず『ご』と読む漢字を思い出してみて?
と言ったら、しばらく考えた後「五時」と書いていました。
まあ、それならアリか。

様子を見ていた別の生徒が
「センセー、オレにもヒントください!『ぱ』から始まる言葉って何がある?
『ぱ』!?
それはさすがに漢字で書ける言葉が思いつかないなあ…。
いったいどんな言葉を書いたのか見せてもらったら
『論破』とありました。
「『論破』はやめて『論理』にしよう~」と言って続けていましたけどね。
あと、『鎖国』『和親条約』など
ところどころに歴史用語がちりばめられている生徒もいたなあ。
語彙が偏っている気がするけど、知らないよりはいいか。




「知らない」が多数派

2015年09月29日 |   小学生 
小6クラスで使っている漢字学習教材は、6年間分の漢字の「読み」「書き」に加えて
「筆順」「部首」も復習できる優れもの。
ですが、中身がなかなか改訂されなくて、出題される熟語がイマドキの生徒には
馴染みが薄いかな、と思うものがあります。

たとえば、小4レベルの書き取り問題でしゅくでんがとどく」というのがあるのですが
毎年、必ず「『しゅくでん』て何ですか?」ときかれます。
「おいの報のことです。」と説明しても、そもそも電報がなんだかわからないみたい。
確かに、小学生が目にしたり耳にする機会は少ないか…。
私自身の記憶をたどると、卒業式の時に
他校に転勤してしまった昔の担任の先生から祝電が届いたりしていたような気がするけどなあ。
今はそういうことはないのかしら?電報より気軽な印象のメールに取って代わられたのかな?

質問してこない生徒は、自分なりに考えて「宿伝」と書く生徒が多いです。
宿題のお知らせだと思っているのでしょうか…。

それから、ここ数年で急激に正答率が下がっているのが「しちょうそん」
「市村」と書く生徒が過半数を超える勢いです。

私が子供の頃は、新潟県内に100を越える市町村があって
市の数よりも圧倒的に町や村の方が多かったし
私自身も町に住んでいて両親は隣村の出身で…という環境だったので
小6にもなって「市町村」が書けないなんて信じられない。
でも、よく考えてみると、10年くらい前から一気に市町村合併がすすみ
今では全県で町が6つ村は4つしかないというんだから、当然の流れなのかもなあ。
近くに町も村もない立地なので、「市町村」という言葉を使う機会がほとんどないみたいです。
そういえば、「町」と「街」の違いを説明するのも一苦労だったっけ…。

今日はgooのお題に乗っかって書いてみようとしたのですが
ちょっとズレちゃったかな。


ベッドじゃなくBED

2015年08月31日 |   小学生 
小6英語では夏休み中にアルファベットとローマ字の復習をして
テキストに出てきた英単語のおさらいをしました。
しかし、学校での英語の授業では文字を書くことはないらしく
春から練習していてもアルファベットをまだ正しく書けない生徒がいます。
中学生と違って、塾でしか書く練習をしていないから、すぐ忘れちゃうし
覚えようという気持ちも小さいんだろうな。

今日は復習の一環として「大文字を小文字で書こう。」という問題に取り組んだのですが
その中の1問で、「BED」について、受けた質問がコチラ。↓↓↓
「小さいツはどうやって書きますか?
ん?小さいツ?どこにそんなものが?
しばらく質問の意味がわからず、他の生徒たちとともにポカーン。
「だって、これって『ベッド』でしょ?ってことは、b、eで『ベ』、次はどうするの?
…ローマ字で書けとは言っていませんが。

そのままその3文字を小文字に直すように言ったけど
一度思いこんだものはなかなか修正されないようで、伝わるまでにずいぶん時間がかかりました。
その生徒は、ローマ字のことを「英語」と言っていたので
もしかするとローマ字と英語の区別がついていないのかもしれません。

それにしても、「大文字を小文字で」を誤解する生徒は初めて。
理解力の問題か、注意力の問題か、どちらにせよ中学校に進んでからが心配だなあ。