「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

一段落

2006年11月30日 | 今日のお仕事 
ようやく今日でテスト対策が終わりました。
今回は、ウチの塾で見ている3中学校の定期テストが、ちょうど1週間ずつズレていたので
かなり長期にわたって忙しくしていました。
ウチでやれることは全部やった!あとは生徒たちの頑張り次第!p(^^)q
結果が楽しみです。

一息ついたら、次は冬期講習会だ…

バイト君

2006年11月29日 | 今日のお仕事 
ウチにきているバイト君は偏差値が高い大学の出身だ。ウチへきて4ヶ月。
飲み込みは早いので、こちらが意図したことと全く違う授業をしてしまう、ということはない。
だけど、生徒には評判がかなり悪い。
何が駄目なのか、今日チャンスがあったので彼の授業を見学してきました。

うーん……(-_-)ゞ゛
なんて言うか、不親切なんだな。
バイト君は、「自分にわかることは生徒も当然わかる」と思っている感じで、
生徒の方は「もっと丁寧に説明して!!」という光線を送っていました。
生徒の反応をよく見て、必要かつ効果的なことばをもっと言ってほしいとアドバイスしましたが
私自身を振り返ってみて、大丈夫かな?と反省させられた点でもあります。

それから、極めつけは、「This book is interesting.」を「これはおもしろい本です。」と
生徒が訳したのを「まあ…、それでもいいです。」とスルーしたところ。
そんな~(>_<)
結論が「それでもいいです」になったとしても、そこまでの過程をしっかり説明してほしかった。
正しくは「この本はおもしろい。」であると、彼らに理解させることから逃げたな、と思いました。
いつもこの調子なんだろうか…(´ヘ`;)

そういえば、彼は講師の私たちに対する態度も逃げ腰です。
子どもたちは、そういうトコちゃんと見抜いてるって、気づいているのかな?

Who?

2006年11月28日 |   中1 
今日は中1英語でwhoの使い方をやりました。
45分かけて解説&演習をした後、5分間の小テストで今日の成果を確認します。
この小テストの中から怪答をいくつか紹介します。

問題:次の英文を日本語に訳しなさい。
     Who's that girl?

答1:「あちらの小女はだれですか。」

    おしいっ!漢字のミス。

答2:「だれがあちらの少女ですか。」

    ん?日本語おかしくない?

答3:「あなたは少女ですか。」

    whoは?ねえ、whoはどこに訳したの?

答3は問題外として、彼らの国語の力のなさを実感します。
書いていて変だなーと思わないんだろうか…。

自慢大会

2006年11月27日 | 今日のお仕事 
ウチの塾長(ボス)の友達I氏が遊びに来た。
I氏というのは、以前ボスと一緒に仕事をしていた人で
今は独立して、同じ市内で塾を経営している。
ボスとは同年代で、高校の先輩・後輩の間柄らしい。
たまに遊びに来ては、お互いの情報を交換し合うようなつきあいが続いている。

そのI氏が、このところかなり頻繁にウチの塾に来るようになった。
狭い事務所なので、話が全部筒抜けなんだけど、内容は主に自慢話。
ボスとは共通の趣味があることもあって、
この前の休みはこんなコトしたとか、あんなトコ行ったとか、
こんな優秀な生徒が来てるとか、テストで○点アップさせたとか。
お互いにヒマな時ならいいんですけど、今日は定期試験対策で忙しいの。

そんなこと知ってるくせにやって来て、
「冬期講習の日程決まった~?
 オレさ~、正月に温泉行くことにしたから日程キツくてさ~。 ( ̄ー ̄)ゞ」
とのたまった。
気持ちに余裕のあるときなら「いいな~(^-^ ) 」
と素直にうらやましく思えるんだろうけど、
頭の中が次の段取りでいっぱいで、時間に追われている今は
「へー、そうですか。用件てそれだけ?(-_-#) 」
と思ってしまう。もちろん言えませんけど。
ああ、ストレスたまってるなあ、ワタシ…。

でも、正直ヘキエキしてます。オジサマ同士の自慢大会は。

試験対策

2006年11月26日 | 今日のお仕事 
今日もまた定期試験対策のため休日出勤でした。

ウチの塾では、定期テスト前になると時間数を増やして授業をやります。
保護者にはもちろん、生徒にも好評ですが、対応すべき中学校が複数あるので
時間を組むのが大変です。
場合によっては1ヶ月ちかく無休ということもあります。
それでも、試験が終わったあとに「点数あがったよ~」
なんてニコニコの笑顔で言われてしまうと、「よ~しッ」
と疲れも吹っ飛んでしまいます。
というわけで、もうしばらくハードな毎日が続きます…。

耳にスイッチ?

2006年11月25日 | 今日のお仕事 
ウチの塾生が通う中学校の中には、国語の定期テストに聞き取り問題を
導入しているところがあります。
国語で「聞き取り」なんて、サービス問題でしょ!
と思っているんですが、実際はみんな苦戦しています。
塾での様子を見ていても、人の話を聞いていない、聞いていられない子が結構多い。
黒板に「テキストP.60」と大きく書いて、「テキストの60ページを開いてください。」
と言った次の瞬間に、「センセー、何ページ?」
という質問が飛んできたりして。それも1人や2人ではなかったりします。
ウチは1クラス15人前後の一斉指導・中学校別クラスでやっているので
質問しやすい雰囲気だというのもあるんでしょうが。

↓↓よくある光景
「…ここのis not は短縮形にしてもいいです。」
「センセー、短縮形でもいいですかー?」
「いいですよ~。」
「ボク、短縮形にしちゃったんだけど…」
「だから、いいって言ってるでしょー」

そのくせ、「今日はこのプリントが終わったら授業終了にしましょう。」
なんて言うと、誰一人として聞き逃さなかったりするんだから。
彼らの耳にはスイッチがあって、聞きたいことしか聞かないように
できているんじゃないかと感じることがよくあります。
だからこそ、彼らを惹きつける聞きたくなる授業を心がけなくては…。

コンタクトレンズ

2006年11月24日 | 今日の1品 
今日は早起きして、眼科へ定期検診に行ってきました。
目に異常があるのではなく、使い捨てコンタクトレンズの購入です。
近視+乱視で、細かい作業をするときや運転時には眼鏡が必要なんですが、
この仕事を始めるときに、思い切ってコンタクトレンズデビューしたもので。

眼科は、平日の昼間ということもあって、おじいちゃんおばあちゃんがいっぱい。
私の場合、視力検査→診察で、特に何もなければ15分で終わるような内容なのに、
かなり待たされた~

待つのは別にいいんですけど(どうせ昼間はヒマだし)、
問題は、待っている間に他の患者さんの姿が見えたり話が聞こえてきてしまうこと。
「ああ、奥の方、穴が開いてるなあ」「じゃあ、来週手術しましょう!」
なんて話が聞こえてくると、自分のことじゃないのに青くなったりドキドキしたりしてしまいます。
私はこの手の痛い話にめっぽう弱くて、診察途中に脳貧血起こして
眼科のベッドに横たわったこともあるくらい。
眼科のカルテに、眼圧じゃなくて血圧の記録がある患者なのです…。

今日は見ざる聞かざるに徹し、この後の仕事の段取りを考えたりして気を紛らわしていたので
大丈夫でした!

曜日感覚

2006年11月23日 |   中1 
今日は祝日なので、本来ならお休みなのですが、
定期テストが近いので、いつもより早い時間から授業スタートでした。

テストが近いからといって、みんながテストモードになっているとは限らないわけで。
授業が終わった1年生が、なにやら相談している様子。
聞くと、明日○君の家でゲーム大会をやるのに何時集合にするか(!)という内容でした。
「えー?明日、学校休みなの?文化祭の代休?」
「エー、学校!?」
「明日は金曜日でしょ?」
「ア~、……そっか…」
彼らは大きいため息をついて帰って行きました。
週休2日が定着し、今日が土曜日みたいな感覚なんだろうね。
でも、テスト近いんだから、少しは家で勉強してほしいなあ。

整理整頓!

2006年11月22日 |   中1 
とにかく面倒臭がりなZ君(中1:小6から通塾)が、帰り際、自転車のカギがない~、と焦っていた。
ポケットや机の中を探しても見つからず、カバンをひっくり返して徹底的に探すことに。
すると、出るわ出るわ…

~Z君のカバンから出てきたモノ~
 中1通年テキスト一式/夏期講習テキスト一式/小6通年テキスト一式
 配布プリント(しわくちゃ+大量)/紙の切れ端(計算用紙?)
 芯が折れた鉛筆/お菓子の包み紙etc…

君のカバンはゴミ箱ですか…?

とにかくすごい紙の量。カギはなかなか見つからない。
「ひょっとして、自転車からカギ抜いてないとか…(まさか、ねぇ?)」    
「(ハッ)ちょっと見てくるー」
……
「センセー、あった~」
「よかったねー(あったの~)。で、思ったんだけど、カバン重くない?
   次から終わったテキストは家に置いてきてね。
   それから、プリントはファイルに入れてっていつも…」
「あー、センセー、それ捨てといてー。」
「コレなんか今日配ったばっかりでしょー!」
「じゃあ、コレは持って帰る…」
彼は大量のテキストと数枚のプリントをカバンに入れて、そそくさと帰っていきました。
残されたプリントの運命は……