「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

まるごとかぼちゃ!プリン

2014年10月31日 | 今日の1品 
今日はハロウィン。
授業を始めようとしたところで生徒たちから
「トリックオアトリート!!」と言われましたが
「お菓子なんて用意してませんけど?ていうか、授業中ですけど?」と言って黙らせました。

そんなわけで、今日は特別ハロウィンらしいことはしなかったのですが
ハロウィンらしい写真をアップします。

おっととと!あきらです。「まるごとかぼちゃ!プリン」

情報誌を見て気になっていたのですが、1人で食べるには大きいしもったいないし…
というわけで、先日、妹と甥っ子がいる時をめがけて購入し、家へ持って帰ったのでした。


切るとこんな感じ。

かぼちゃは皮も含めて丸ごと食べられるので
1歳半の甥っ子も小さく切ったものを喜んで食べていました。

すごくシンプルで素朴な味わいでしたが、とても美味しかったです。



今年ももうこんな季節

2014年10月30日 | 今日のお仕事 
もうすぐ10月も終わりですね。
今日は毎月第1週に配っている塾だよりの文面チェックをしました。
毎回ボスがほぼ全てを作り上げていて、最後にみんなで
伝わりにくい表現や、厳しすぎたり過激な問題発言がないか確認しているのです。
私の場合、内容というより細かい「てにをは」や
中学生が読めない漢字や知らない言い回しを指摘する役という感じですが。

11月号の内容は、中旬に行われる定期テストに向けて学習方法の再確認と激励のことば。
中3用は、それプラス高校入試合格発表までのスケジュールをずらっと羅列。
早い学校では11月中に、遅い学校でも年内に志望校決定となります。
学校のテストや面談の日程に塾の模試や面談や特別授業の日程を加えると毎月予定ぎっしりで
いよいよシーズンだ!という気持ちになりました。
これを読んで塾生たちも緊張感を持ってくれるといいんだけど…。

脱兎のごとく

2014年10月29日 | 今日のお仕事 
今日は授業中なんだかソワソワと落ち着かない様子の生徒が数人いて
授業が終わる数分前からカウントダウンが始まり、
終了と同時にすごい勢いで帰っていきました。
帰り支度をしているときに「何があるの?」ときいたら「野球。
そういうことか。

このクラスには、女子だけど野球部員という生徒がいて
彼女もすごい勢いで帰っていきました。
いつもは授業終了後しばらくおしゃべりに花が咲いて
「早く帰りなさいよ~」なんて促すこともあるくらいなのに
中心人物が帰ると、他の生徒たちもつられるのか、あっさり帰っていくものなんだなあ。
蜘蛛の子を散らしたように、あっという間に教室は空っぽ。

私自身、野球に全く興味がないし、彼らがどこのチームを応援しているのかもわかりませんが
そういえば数日前、別のクラスのトラキチくんが、授業前・休憩時間・授業後に
「試合経過を(ネットで調べて)教えてください!!」と聞きに来ていたなあ。
「ボクが生きている間に阪神が日本一になったらどうしよう!」と興奮してたなあ。
彼の夢はまだしばらくおあずけなんでしょうか…。

知的好奇心

2014年10月28日 |   中3 
今日は学校行事のため教室が1つ空いたので
週末に学校で模擬テストが行われる生徒たちのうち、希望者を集めて自習用に開放しました。

手が空いている講師が交代で監督をしたのですが
私が行くと、「どうやったら国語の点数が上がりますか?」の質問攻め。
しかも速攻で効くような裏ワザを教えろとしつこい。
そんな都合のいいものありません!
今点数が伸び悩んでいるとしたら、それは今まできちんと取り組んでいなかったせい。
まずは面倒くさがらずによく読むことが大切です。
問題を最後まで読まずに答えを書いているようじゃ、点数を取れるわけないでしょ。

それから、「『大過去』ってなんですか?」「『第3文型』ってどんな文ですか?
「『自動詞』と『他動詞』の違いって?」…etc
と、なぜか高校で習う範囲の英語の質問をする生徒が。
どうやら学校の先生がポロッと言ったのを逃さずにキャッチして興味を持ったらしい。
説明してもいいけど、模擬テストにも入試にも出ませんよ?

そう言ってみたけど、「私の好奇心を満たしてください!!
「高校で勉強するなら、今教えてもらってもムダではないでしょ!」と食い下がるので
簡単にかいつまんで説明することに。
飲み込みが早い生徒ではありますが、少し説明しただけですぐにわかってくれたのは驚きました。

興味があることには敏感に反応するし、すぐに身につけられるんだなあ。特に若い人ほど。
自分はもう若くないのでうらやましく思いました。
それと同時に、面白そうなもの、楽しそうなことがあふれている中で
勉強に興味を持ってもらうことの難しさと、それでも興味を持ってもらうための努力をしなければ
という気持ちになりました。

40人学級復活!?

2014年10月27日 | 今日のお仕事 
財務省が、現行の小学1年生35人学級を40人学級にもどそうとしているようです。
「きめ細かな指導を目指して導入したが、財政負担増にもかかわらず、いじめや暴力抑制の明確な効果が認められない」
というのがその理由らしいですが、導入されて数年しか経っていないのに何言ってんの?って感じです。

私自身は「学校の先生」ではないし、学校よりも教えやすい条件(たとえば、生徒の学力レベルの差が学校より狭い/
保護者の教育方針が学校ほどばらつきがなく「先生」に対する要求も学校ほど多岐にわたらない/1クラス20人以下)
で教えているにもかかわらず、ときおり目が行き届いていないなと感じることがあります。

だから、1クラス35人だって多いくらいだし、小1だけじゃなく全学年で実施してほしいと思っているので
この提案には全く賛同できません。

財政難だから、ムダを極力なくして効率よく、と思っているのでしょうが
ただでさえ教師は仕事が多くてたいへんなのに
クラスを減らすことで教師を減らして人件費を浮かそうという発想が理解できません。
40人学級にもどすかわりに複数担任にするっていうならハナシは別ですが。
同じ公務員なんだから、教師じゃなくて議員を減らせばいいのに。

もともと日本は天然資源が少ない分、良い人材を育てて資源としなければならないと思うのに
少子化がどんどん進んで人材の絶対数が減っている中で、教育を疎かにするなんて言語道断。
アホな国民が増えれば操作しやすいとでも思っているんだろうか、と逆に勘ぐりたくなってしまいます。

小泉さんが総理大臣のとき、「米百俵の精神」なんて言っていたけど、あれも使われ方がおかしかったし
結局、教育に力を入れようなんていうのは選挙の時にだけでてくるスローガンなのかな。

今のところ、大臣はしぶっているようですが、今後この議論がどう展開するのか気になります。

ムダを省きたいんだったら、道徳の教科化のほうがよっぽどムダだし、もっと言えば
小学生の英語必修化だってムダだと思うんだけどなあ。


40人学級復活を議論=生活保護の見直しも―財政審(時事通信) - goo ニュース

奥只見湖で紅葉狩り

2014年10月26日 | 今日の出来事 
今日も絶好の行楽日和。
というわけで、奥只見湖へ行ってきました。

ここへは何度か来たことはあるけど、紅葉のシーズンは初めて。
せっくだからと遊覧船に乗ってみました。


出発してすぐに尾瀬口方向をパチリ。
思っていたより広いなあと感じました。


向こう側に見えた遊覧船「しおり丸」。
岸にだいぶ近いところを通っているのがわかります。


今度は折り返し付近から乗船場方向をパチリ。
日差しが強かったので、窓を開けると
さわやかな風が入るし写真も撮りやすいしで、ちょうどよかったです。


奥の方に、とんがっている山々がハッキリ見えました。


この船に乗りました。


今回は乗らなかったけど、スロープカーというのが走っていました。

昼食を食べた後、銀山平にも寄ってみました。
ここは小さい頃、夏によく家族で涼みに来たところ。
あのあたりで川遊びをしたんだよね~。と、一緒に行った両親が昔語りをしていました。

とにかく、紅葉がちょうど見頃で、天気も最高で、大満足。

ただ、絶好の日だった分、人は大勢で
お昼頃には駐車場もいっぱいだったし遊覧船乗り場は長蛇の列。
特に、観光バスの多さに驚きました。
奥只見シルバーラインのちょっと狭いトンネルや急カーブですれ違うのは少し怖かったです。

でも、大満足



新制度決定

2014年10月25日 | 今日のお仕事 
県立高校入試の2日間化(学校独自検査導入)が正式に発表されましたね。
これで、評判はどうであれ、この先数年はこのやり方で行われるということで
疑問を感じつつも従うしかないわけで、いろいろ思うところはありますが
ひとまず飲み込もうと思います。

保護者の中に、「試験日が2日間になると、病気など体調管理が心配」とおっしゃった方がいました。
確かに、今までも、インフルエンザになったのを薬で熱を下げて別室受験で合格した生徒を何人か見ていますが
とにかくその日1日なんとか持ちこたえさせて、やっとの思いで受けていたので
2日目もあるとなると体力的にキツイのは間違いないでしょう。
そうならないように、本人も周りも気をつけるしかありません。

人生初めての入試、しかも推薦制度がなくなってほぼ1回しかチャンスがなくなったため
大学入試よりも「失敗できないプレッシャー」が大きいといえます。
しかし、今段階では、本人たちはいたってのほほんとしていて危機感のキの字も感じられない…。
病気の心配だけでなく、緊張感が2日間もつのか、というのも心配だなあ。

市外の高校を志望校としている生徒が
「(入試で)2日も行くの面倒だから、(志望校を変えようか)どうしようかなー。」と
発言したのには驚きました。
合格したら、毎日通うんだよ?
志望校へのこだわりはその程度なのか…。まあ、そんなもんだよな…。

大人ばっかりヤキモキして心配するのは仕方のないことなんでしょうけどね。

Sing!

2014年10月24日 | 今日のお仕事 
市内の中学校では、今週から来週にかけて合唱コンクールが行われるようです。
本番が近づくにつれて練習にも熱が入るようで、ここのところ
どこのクラスでも休憩時間になると数人で集まって歌っている女子たちを見かけます。
「最優秀賞をとりたい!!」と意気込むあまり、男子が非協力的なことを愚痴っている生徒もいました。
まあ、そのあたりも全部ひっくるめて、毎年見られる恒例の光景です。

体育祭準備期間にも思ったことですが、どうも団体競技になると、女子の方が一生懸命のような気がします。
なのに、指揮者は男子が多いんですよねー。最近は伴奏者も男子が増えてきたらしい。
ウチの塾生で、音楽とはおよそ縁のなさそうなサッカー少年が伴奏をすると聞いて驚きました。

幼なじみの女子生徒が
「ああ見えて(←無口で粗野)小さいときからピアノを習ってて、今も続けてるんだよー。
と教えてくれました。
たまに「都合で休む」と言っていたのは、サッカーだけじゃなくてピアノだったのか!
両立しているとはなかなか!

歌も伴奏も、練習の成果を遺憾なく発揮してほしいです。

あれから10年

2014年10月23日 | 今日のお仕事 
中越地震から10年。
もう10年も経ったのか…。

ちょうど地震があった同時刻に花火が上がり、それがきっかけで同僚たちと当時の話をしました。
当日は土曜日で授業中だったため、突然の激しい揺れと直後の停電でたいへんだったんだよなあ…。
今より生徒数が多かったし、ケータイを持っている生徒は少数派だったし
どうやって生徒たちを無事保護者の元へ帰すか、途方に暮れたんだっけ。
真っ暗だし、寒いし、状況はわからないし、パニックで泣き出す子はいるし
テンション上がって勝手に行動しようとする子はいるし…。
とりあえずケガ人が出なくて良かった。

講師歴が長くなってくると、どんな子だったかなかなか思い出せない卒塾生もいる中
このとき居合わせた生徒たちのことはハッキリと覚えています。

あれから10年。
あのときの生徒たちも25歳。
今日をどこで、どんな思いで過ごしたかな。当塾のことも思い出してくれているといいな。

「教訓を全国へ」=中越地震10年で追悼式―新潟(時事通信) - goo ニュース

アラ還の話題

2014年10月22日 | 今日のお仕事 
今日はボスの同級生で市内別地区で塾長をされている塾仲間さんがいらっしゃいました。
最近めっきり景気が悪い、という話ももちろんしていましたが
メインは病気の話

実は秋休みの頃に検査入院をしていたらしく、そこから2人の病院トークが盛り上がる盛り上がる。
応接室なんてないのでデスクワークをしながら会話が丸聞こえだったため
こういうハナシ苦手だったんだよな~、ということを久しぶりに思い出させてもらいました。

ひとしきり病院の話が終わったら、今度は年金の話
いつからもらうか、いくらもらえるか話し合っていました。

あとは2人の共通の趣味である歴史(戦国時代or幕末)の話
今日は大河ドラマ評で盛り上がっていました。

1時間くらい語り合ってから帰っていかれましたが、結局今日の来訪の目的はなんだったんだろう…?
とみんなで不思議に思っていたら、あとで電話があって
新しい入試制度にどう対応するかということについて意見交換したかったらしい。
それはぜひとも聞きたかったわ~。

それにしても、話題に年代を感じるなあ。