らくがき

授業中に 落書き をしている子がいます。

集中力が切れている証拠なので、何とかしなくちゃな～。(-д-・)ゞ

今日集めたプリントにもしっかり落書きがありました。


中でも目をひいたのは…

気味の悪い髑髏マーク
　↑精神鑑定した方がいいかもってくらい不気味。何か悩みがあるのかい？

超リアルな犬２匹
　↑かなりの力作。画用紙に書いておくれ。てゆーか、その集中力を英語に向けてっ

エ○゛ァという文字と、それらしい少女の顔
　↑オイオイ、年齢ごまかしているんじゃないの？アナタがどんな大人になるのか心配だわ。

I　love　○○塾　の文字とかわいらしいクマ
　↑嬉しくて、隣に We　love　you,　too. と書いてしまいました。

以上は個人のプリントに描かれていたものですが
机に じか に書いているヤツもいます。
書いたら消しとけ！

ｇｏ の過去形

中３に１・２年の復習英単語テストをやらせてみた。

平均点は ８０点 くらいで まあまあ だったんですが
間違え方がとんでもない子もいて、ちょっと頭イタイ…。（_ _ｌｌｌ）


↓その中からひとつだけ紹介します。↓

問　ｇｏ の過去形を書きなさい。

答　ｇｏｔ　　 　（´Д｀；）　そ、そんな…。ｔ つけるだけ？　おまけに get の過去形だし。

答　ｗａｎｔ　　(￣ロ￣lll)　惜しいけどさ～。意味変わってるよ？

正しくは went です。覚えてね。

母の呼び方

私が教えている中３英語の最初の単元は 第５文型 ｃａｌｌ の使い方です。


そこで、中３英語の宿題の中で

What　do　you　call　your　mother?
　「あなたは母親を何と呼んでいますか。」

という質問をしてみました。(・ω・)ノ


I　call　her　okasan.　＜おかあさん＞

とか、
I　call　my　mother　ka-san.　＜かあさん＞

という答えがほとんどでした。

中には　“okan”　“mam”　“haha”

と答える生徒も。


そして
I　call　her　Yumi．
と答えた生徒が１人…。名前を呼び捨てですか。(゜ロ゜；)

それぞれの家庭(教育方針)によって呼び方も様々なんだなあと思いました。

ふたこぶラクダ

先日、地元紙に今年度入試の得点分布が発表されました。

「受験生の成績が二極化の傾向を示していることがわかった」
という内容の記事だったのですが、
我々の間では 「何を今さら…(-д-；)」 という感じ。

もうずいぶん前から、学校の定期テストレベルでも
得点分布が ふたこぶラクダ のようになっています。
山型 になるのは５教科中なら 国語 くらいです。
意欲がある生徒 と そうでない生徒 との学力格差は
年々ひどくなってきていると言わざるを得ません。

こういう状況だと、平均点レベルに合わせた授業をすることが
必ずしも適当とはいえないと思います。
「平均点レベル」 の生徒よりも、
「平均よりちょっと上」 「平均よりちょっと下」
という生徒の方が圧倒的に多いからです。

塾だと、能力別のクラス分けをしたり
いざとなったら別の塾に移ってもらったり
ということが可能ですが
学校ではそういうわけにいかないでしょうから
タイヘンなんだろうなぁ…。

今日の教務室内では、新聞記事を発端に
「平均よりちょっと下」 にいる生徒を
「平均よりちょっと上」 にどうやって引き上げるか
という話で盛り上がりました。

結局、平均点の壁は意外と高い。
というのが全員の一致した意見でした。（－_－）

『幸福な食卓』

瀬尾まいこ　『幸福な食卓』　講談社

映画化もされた作品（そっちは未見。見ておけば良かった… ）。
父の自殺未遂後、家を出て行った母、仕事を辞め「父」をやめた父、
優等生をやめ農業を始めた兄、事件があった梅雨時になると体調を崩す佐和子
の４人が「家族」として再生していくという話。

それぞれが真面目すぎるために
理想の型にはまろうとしてはまれない分のゆがみを
どうにも処理できなくて破綻してしまう、というのはわからなくもない。
それぞれがそれぞれを気遣いすぎてぎくしゃくしてしまうことも。

だから、大浦くんとか小林ヨシコみたいな
人の心にズカズカ踏み込んでくるようなキャラクターの存在で癒されるんだよね。

それにしても、「ああ、ハッピーエンドに向かっているんだなぁ」
と思った矢先の大浦くんの事件のところはショックだった。
それでも人はゆっくり癒されていくんだな。

最近、瀬尾まいこばっかり読んでるなぁ。
これで３作目。その他に既読２冊、未読１冊が手元にあります。
どれもさらっと読めるのに、心の深いところに引っかかる感じ。
静かな気持ちになれて、今いちばんのお気に入りです。（＾－＾）

「シ」と「ツ」

最近気になること。

カタカナの「シ」「ツ」の区別がない生徒がけっこういること。

「シ」は横から、「ツ」は上から書き始めるって
習ったような気がするんだけどなあ…

「エンピシ」 って普通に書いている生徒が多くてビックリします。

そもそも鉛筆の持ち方がめちゃくちゃな生徒が多い。
これじゃあ、きれいな字を書けと言っても難しいわけだ…。

この調子だと、お箸の持ち方もめちゃくちゃなんだろうなあ。
中学生になってからじゃ簡単には直せないのに
親は何やってたんだろう？と思ってしまいます。

モスラ？！

きのう虫の話を書いたので、もう１つ虫の話。

わが塾には、虫対策の１つとして 虫取り網 というものがあります。
無視できないくらい大きい獲物が教室の中に入ってきたときに
捕獲して外に出すためのものです。
出動は年に数回。たいてい、蛾 、トンボ 、コガネムシのどれかです。

もちろん、私が虫取りに参戦することもあります。
本当は苦手なんですが、顔色ひとつ変えずに（硬直して表情が固まっているだけ）
網を振り回しているので、ボスからは「いつも冷静だよね～」と感心されています。

生徒の手前、たいていのことはポーカーフェイス（？）で対処できる私ですが
１度だけ、本気でビビって跳び退いたことがあります。

それは、授業が終わって出入り口付近の掃除をしていて
片隅に 体長２０㎝くらいの蛾 を見つけてしまったとき。

はじめは「 枯葉 ？」と思ってチリトリに入れようとしたんですが
よく見たら 違うっ！ ヾ(゜Д゜)ノ
あわててソレから離れて　(゜ロ゜屮)屮
ドキドキしていたところを　ε＝（‐ω‐；；）
一部始終ボスに見られていました… （_ _ｌｌｌ）

「何をそんなにあわてふためいているの？」ときかれたので
「アレ、アレ！！」と指さして教えたところ
見つけたボスも「おぉぉ～！」(((((￣_￣；）　と跳び退いていました。

あれ以来１度もお目にかかっていませんが、もう２度と会いたくない…。(－_－lll)

虫退治

はじめに言っておきますが、私は 虫が苦手 です。
小さくても大きくても、キレイでも醜くても、とにかく虫は嫌いです。
見つけたら、ソッコーで逃げるか見なかったことにします。(>_<)　

虫嫌いは今どきの中学生も同じのようで
どんなにちっちゃくても見つけると大騒ぎ。＼(;´□｀)/

それなのに、虫に入ってくださいと言わんばかりに窓を開ける生徒がいます。
この陽気なので、「開けないでください」という張り紙があっても無視しちゃう
気持ちはわからないでもないですが…。(－_－lll)

で、案の定、虫が入ってきました。全長１㎝くらいの蛾が。(゜□゜|||)
男子ばかりのクラスだったんですが、みんな怖がってタイヘン。

「何も悪さはしないから、ほっときな！」と言ったんですが
「こっちに来た」とか「気持ちワルイ」とか騒いでいて授業にならない。
生徒の１人が「オレがつかまえる！(｀・ω・´)」と立ち上がったのですが
蛾が自分の方に向かって飛んでくると逃げ出す始末で、全く話にならない。

しょうがないな～、というわけで蛾が壁にとまった瞬間
思いっきりテキストでバシッと叩き落としました。("＞ω＜)っ))
家で１人でいるときには絶対できないことなんですけどね…。
生徒の前だし、授業中だし、こうするしかないと覚悟を決めて…。

そんな私を見ていた生徒たちのひとこと↓
「センセーって意外と Ｓ だな！」
私の勇姿に対しての評価はソレですか…。ミ(ノ_ _)ノ

ひとこと

中１英語の小テストの丸つけをしていたら、こんな答案がありました。


問題　「わたしは○○が好きです。」
　　　　○○に自分の好きなものを入れて英語で書きなさい。

答え　I　like　soccer.　←love　といってもおかしくない。

みんなが　I　like　○○．　とだけ書く中、１人だけ
ひとこと添えた生徒がいたんです。

ちょっとした自己主張。
でも、心を開いてくれているなぁと感じて嬉しかったです。
英語はあんまり好きじゃない、と言っていましたが
サッカーほどじゃなくても、少しでも好きになってくれたら嬉しいなぁ。

この答案には、他の生徒にも書いている
今回の小テスト結果に対するコメント以外に
「その気持ちがずっと続くといいね！頑張って！」と書いておきました。
ちょっとした交換日記のようだな～。(*＾-＾*)

電池切れ

今日は、いつも騒がしいサッカー部の連中がいやにおとなしかった。
どうしたのかな～と思っていたら、授業終了１０分前に
「センセー、もう終わりにしよー。
　このページ全部やっといたし～(=_=)」　と言ってきた。
どれどれ？と見てみたら、本当にしっかりやってある。
どうしたの～？ときいてみたら
「疲れたから、今すぐ帰って寝たい～。(´ρд-｀)」ということらしい。

さすがに１０分前に終わるわけにはいかなかったのですが
気持ち早めに終わりにしました。

あんな元気少年たちをここまでヘトヘトにするなんて
学校生活ってハードなんだなぁ。

今頃はきっと夢の中なんだろうな。(。-ω-)zzz