「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

閣下と言えば

2010年05月31日 |   中3 
国語の漢字問題で「閣」を書かせたら
「これって、『デーモン閣下』の「閣」?ときかれた。
「そうです。」と答えたら他の生徒から
「で、『デーモン閣下』ってナニモノ?と質問されました。

存在は知っていても歌手だということを知っている生徒はほぼ皆無。
おおざっぱに説明したんだけど
最終的には「『デトロイト・メタル・シティ』みたいな感じ?」ということで落ち着いた。
それで正しいのかどうか疑問が残るが
ひとまず「顔が白塗り」の理由はわかってくれたようです。

世代の違いを痛感したわ~。

「奈良の古寺と仏像」展

2010年05月30日 | 今日の出来事 

今日は話題の「奈良の古寺と仏像」展に行ってきました。

新聞によると昨日の来場者数が会期中最高の約8100人とあったので
心配はしていたのですが、予想通り大混雑。
とても美術館の駐車場には停められそうにないし
館内入り口から続く行列を見て気持ちは萎えるしで
とりあえず午前中は近くのお店でお買い物&腹ごしらえ。

昼過ぎに再び行ってみましたが、やはり長蛇の列。
意を決して並びました。
館内に入るまで30分、展示室に入るまで30分、合計1時間待ち。
美術館はたまに行くけど、こんなに並んだのは初めてです。
友達と一緒だったからなんとか耐えられました。

展示物の数はそれほど多くはありませんでしたが
それぞれに見所があってなかなか興味深かったです。
今日拝観した中では、薬師如来像の優しいお顔立ちが好きだなあ。
それから国宝の菩薩半跏像はさすがに神々しかったです。
中宮寺のご本尊として千年以上前から人々に拝まれてきた貫禄なんでしょうか…。

仏像にものすごく興味がある、というわけではないのですが
本来なら奈良のそれぞれのお寺を訪ねなければ拝めないものを
近くでいっぺんに見られるというのがありがたいと思って
前売り券を購入して国宝が到着するのを待って出かけたんですが…
同じように考えている人がいっぱいいるんだろうなあ。
老若男女さまざまな人たちであふれていました。


人混みを歩いたのと長時間立ちっぱなしで疲れたのでちょっと一服。
「いっぱい歩いたからいいよね?」と友達と確認し合って、ケーキまで食べてしまいました。

アイスゆず茶と抹茶黒豆ロールケーキアイスクリーム添え。

店内が暗かったのでロールケーキの鮮やかさが伝わりにくいですね。
和風なメニューを選んでしまったのは観覧の影響…ではないです。たぶん。
歩いた分のカロリーよりもオーバーしているんだろうな。

ともあれ、大満足の1日でした。

<展覧会の情報はコチラ

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2010年05月29日 | 今日のお仕事 
授業をしている最中に「センセー、いつからこの塾にいるの~?」ときかれた。
「君のお兄さん(8つ年上)も教えていたよ~。」とこたえたら
「じゃあ、けっこう古いなあ!

そうです、けっこう古いんです。
…じゃなくて、日本語おかしくない?英語ならそんな感じだろうけど。

家庭訪問

2010年05月28日 |   小学生 
2回連続して宿題を忘れてきた生徒に
「今度やってこなかったらどうなるかわかってるでしょうね~。」と言ったら
「…家庭訪問ですか!ウチ散らかってるので困ります!
あまりの慌てぶりに笑ってしまいましたが、塾で家庭訪問はないな~。
その発想は今までになかったから新鮮な感じがしました。

家庭訪問はしないけど、宿題はちゃんとやってきてね!

臨戦態勢

2010年05月27日 | 今日のお仕事 
5月も末だというのに寒いです。
最高気温が20℃いかないなんて。ひょっとしたら15℃いっていないかも…。
ボスがついヒーターのスイッチを入れてしまうのも仕方がない気がします。

今日は寒い上に雨まで降っていたので、生徒たちは震えながら帰っていきました。
しかし、こんな天気でも部活の都合で自転車通塾せざるを得ない生徒がいます。

授業が終わると同時に
ウィンドブレーカ-を上下とも着込んで帽子をかぶって眼鏡を外す!
「これで完了」といわんばかりに準備をしている姿を見ると
ただでさえ部活でヘトヘトなのに、さらにもう一仕事という感じでちょっと気の毒。

雨にぬれるのを避けて眼鏡を外したけど、かなり目が悪いんだから気をつけてね。

許可

2010年05月26日 | 今日のお仕事 
4月から入塾した生徒たちも、おとなしかったのは最初だけで
今ではすっかり言いたい放題、やりたい放題です。
本音が言い合えるのは喜ばしいことではありますが
ちょっとは空気を読んでほしいときや気を遣ってほしいときもあります。

今日は「塾に食べ物や飲み物を持ってきてもいいですか?」と質問されました。
「お菓子はNG」と言ってあるのですが
食べ盛りの生徒を前に、夕飯代わりの菓子パンまでは禁止できないという事情もあって
「おうちの人がいいって言ったらね。」と返答。
すると、「夢の中でいいと言ってました!
そんなのダメに決まってるでしょー。
真面目な話をしているときは真面目に聞いてほしいなあ。

イスだってば!

2010年05月25日 |   誤・迷答!
中3英語は「受動態(受け身)」の終盤です。
国文法でも「れる・られる」の使い方が曖昧な生徒たちにはかなり高度な単元です。
とはいっても、今年もやっぱり“それ以前”の生徒がかなり存在します。

たとえば…
日本語に直しなさい。
Were these cars made in Germany?
→「これらの車はドイで作られましたか。」
いいかげん「ツ」と「シ」の区別をつけてよね!
なんてのはまだいい方で。
ドイツじゃなくて、なぜかインドやイギリスなど国名が違う答えが数枚ありました。

→「これらの車はドイツによって作られていますか。」
不自然な日本語。
「~によって」は by の典型的な訳し方ですが、問題文には入っていません。

→「これらはドイツのどこで作られますか。」
さあ?
おそらく WereWhere と勘違いしたんだろうなあ。

しっかり見直しするように、ずっと言い続けているんですけどコレだもんなあ…。

そして今日のビックリ解答↓↓↓
日本語に直しなさい。
This chair was made by my father.
→「この子供は私の父によって作られました。」
頼むからそういうミスはやめて~。
しばらく絶句しちゃったよ。 

天候不順

2010年05月24日 | 今日のお仕事 
今日のボスのぼやき。↓↓↓
「もう何着たらいいかわかんなくなってきた。
確かに、暑いのか寒いのかよくわからない天気ではありますが。

今日は事務所でちょっとだけクーラーをつけていたのですが
ボスは長袖を腕まくりして半袖状態にしたうえで、ベストを着ようか思案中。
寒いんだったらクーラー消して腕まくりやめたらいいのでは?
昨夜はヒーターをつけたなんて話していたし…。

ある程度衣服で調整可能なんだから、なるべく機械に頼らずにいたいです。

『アリス・イン・ワンダーランド』

2010年05月23日 | 今日の1作 
久しぶりに映画を見てきました。
公開されて1ヶ月以上経ちますが
ずっと気になっていた『アリス・イン・ワンダーランド』3D初体験
やっぱり迫力がありました。

アリスといい、チェシャ猫といい、赤の女王といい
昔読んだ「不思議の国のアリス」の挿絵通り・想像通りのビジュアルで大満足。

19才という設定のアリスは、思った以上にリアリストに成長していたなあ。
でもそれは、この映画全体を通して伝わる「現実から逃げない」という
メッセージを考えると、当然といえば当然かもしれません。
現実にはあり得ないファンタジ-の世界なのに、精神的には妙にリアルを感じました。
3Dだから登場人物の気持ちまで迫ってくるように思えたのかな。
ついでに、痛そうなシーンが思いっきり痛そうに見えたのも3D効果?

2時間があっという間で、見ごたえのある作品でした。
この映像で原作に忠実な「不思議の国のアリス」も見てみたいなw

アリス・イン・ワンダーランド - goo 映画

テスト監督

2010年05月22日 |   中3 
中3英語でテストを行いました。
ちょうど教科書の区切りがよいところまでを範囲とした基礎的なものです。
生徒たちには事前に予告しておいたので、混乱も抗議もなく終了。
週明けに山のような採点が待っています。

そういうわけで、今日の授業はテスト監督だったのですが
ふつうにテストプリントを配ったら
「センセー、今日は元気ないですね。」と言われてしまった。
これが素なんですけど。

これからテストを始めようっていうのに
「こっち見て!!」「準備できたー?」と
テンション の大音量なのもどうかと思わない?