「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

火曜出発

2014年02月28日 |   中2 
当塾中2クラスの生徒の多くが今週から来週にかけて修学旅行に出発します。
いちばん早い学校は今日が帰ってくる日で、次の学校は来週早々に出発です。
いつもだったら一般入試前後だから、今年は時期が早いな~。

今日は、出発前最後の授業だった生徒から「センセー、お土産いる?」ときかれました。
「いりません。」と即答したら、「ホントにいらないの?ホントに?」と何度も念を押されました。
「それより、無事に帰ってきてねー。」と言ったら「また~。イイ子ちゃんな答え~。」と言われ。
迷子になるかもしれないし、バスや電車に乗り遅れて置いて行かれるかもしれないでしょ。
それに、2年前キミたちの先輩が震災で電車がストップして戻って来られなくなったからね…。
そう言っても、生徒たちに「そのハナシ知ってるー。」と一蹴され
話題は「お土産の八つ橋が何箱必要か」という計算問題に変わりました。
どの生徒も浮き足立っていて授業どころではありませんでしたが、それも今日くらいは仕方ないかな。


切磋琢磨

2014年02月27日 |   中3 
倍率が発表されてから、急に休憩時間が忙しくなりました。
というのは中3クラスの生徒が質問に来るから。
私のところには主に国語の記述問題や英作文の採点依頼が多いです。
一度に大量に持ってくるところをみると、家でしっかりやっているんだなあ
ということがわかって嬉しいです。
また、仲間のそんな姿を見て、今まで質問に来たことがない生徒まで来るようになりました。
周りの生徒に触発されて…というのは個別指導ではなかなかないことなんじゃないかな。

点数を取れる生徒ほど、無駄のない勉強ができるようになってきているのも頼もしい限り。
今の時期は、やみくもに片っ端からやるのではなく、今までやってきたものを見直して
弱いところを強化する、取りこぼしをなくするようにするのがベスト。
でも、点数を取れない生徒たちは、無駄は多いし穴は多いし
なかなか仕上がらないのが歯がゆいです。
数学担当の同僚は「アイツら基本をすっかり忘れてる…。
もう数学の授業は計算問題だけにしようかな…。」と意気消沈していました。
このくらいのレベルだと、「焦って何も手につかない」=「本当に何もしない」だから
困ってしまいます。現実逃避でひたすら家で寝てる生徒もいるらしいし…。

残された時間を有効に、我々のこともおおいに活用して、合格を勝ち取ってほしいな。

飛んでます

2014年02月26日 | 今日のお仕事 
今日は天気も良くて春のような陽気でしたね。
雪もだいぶとけて、久しぶりにブーツではなく靴で出勤しました。

外に出るのが苦にならない天気だというのに、PM2.5の濃度が高いということで
新潟県でも「外出を控えるように」という注意喚起の情報が出ました。
こういう情報が出るのは制度運用開始後初めてらしいです。
これからの時期、黄砂の話はよく出るけど、それ以上に気をつけないといけなそう。
普通のマスクじゃあまり意味ないんだろなあと思いつつ、一応マスクをして出勤。
今日は生徒たちのマスク率も高めでした。
最近ずっと鼻声の同僚は「…花粉症。」だそうです。
聞いたら、もうずいぶん前から始まっていたらしい。
もうそんな季節なんだなあ…。

倍率発表(仮)

2014年02月25日 | 今日のお仕事 
今日の夕方、県立高校一般入試の倍率が発表されました。
思った以上に高倍率と低倍率の差が激しく、
志望校変更するか微妙な判断になる生徒が少なかったです。
倍率次第で変更を勧めようと思っていた塾生が何人かいたのですが
低倍率で1倍を超えなかったので変更できず、そのまま受験決定となったり
あまりの高倍率にあきらめがついて、あっさり変更すると本人から申し出てきたり。

親子で相談に来た中に「高倍率で危なそうだけど、絶対変えたくないから変えません!」
とはっきり言いきった生徒もいました。ボーダーギリギリの生徒なので
入学できた後のことも考えて、お母さんは志望校変更してほしかったようですが
これだけ強い意志を持っているのなら大丈夫だと思います。
この親子は、お母さんの方を励まして帰しました。

今日の夜はかなり遅くまで面談せざるを得ないかも…と思っていたので
話し合いに時間がかかったのはこの親子くらいだったのがちょっと嬉しい拍子抜け。

予想外といえば、ほぼ1倍ちょうど、たった2人オーバーというのを知って
その2人に自分がなるんじゃないか、変更すべきだろうか、と電話してきた生徒がいました。
いくらなんでもビビりすぎ。
同じ高校を受ける他の生徒は「思ったより倍率が低い!」と喜んでいるのになあ。
自信がないのは勉強不足を自覚しているからでしょう。
不安を吹き飛ばすには勉強するしかありません。
ここから先は、学力向上というより精神安定のための勉強という面もありそうです。

How old are you ?

2014年02月24日 |   小学生 
小6クラスでは英語の授業もやっています。
当塾では、聞いたり話したりすることよりも読んだり書いたり中心で
中学校に入ってから遅れを取らずに授業についていけることを目標にしています。

今日は数字を学習。
練習問題の中に、「自分と家族の年れいを英語で書いてみよう」というのがあり、
毎年「お母さんの年がわかりません」とか
「家族のは知らないから、ペットでもいいですか」なんて発言があるのですが
今年も予想通りこんな発言が。
「お母さんは、さんじゅう…なんだっか忘れたので、簡単に30才ってことでいいですか?
四捨五入?それにしたって若いわねー。
同じ生徒が「ひいばあちゃんだったらわかる!82才!
と言っていたのも驚きましたが。

そして今日のビックリ発言がコレ。↓↓↓
「センセー、ぼく何才?
自分の年齢を知らないの!?なんで知らないの?
本当に知らなそうだったので
誕生日が来ていたら12才、来ていなかったら11才と教えましたが
小6にもなって、今までいくらでも気がつく機会があっただろうに
どうしてこうなったんだろうと、ちょっと先行きも含めて不安になりました。

「弱虫ペダル インターハイ篇」

2014年02月23日 | 今日の1作 
今日は、先月届いたのに放ったらかしだったDVDを観ました。
夏に実際の舞台を観てたから、早く観たい!!というほどでもなかったのですが
自分が観たのと違うところもあるんだろうなあとか、舞台裏がみられる特典映像とか
気になっていたのも事実。
ただ、本編145分、特典映像145分という時間の長さに
ちゃんと時間がある時じゃないと、うかつに封は開けられない…と思っている間に
1ヶ月近く経ってしまいました。
やっぱり面白かったし熱かったし楽しかった!
舞台上でも汗だくだけど、舞台袖でも、ほんとに過酷だったんだなあと思いました。
あと、チームワークの良さもすごく感じる舞台でした。
次作の上演はもう決まっていて、日程的に行けそうにないのが残念ですが
きっとまたDVDが出るだろうし、どんな舞台になるのかとても楽しみです。

それにしても、全部観るのに5時間弱って、1日があっという間…。

最後のクラス分け

2014年02月22日 |   中3 
中3クラスでは県立推薦と高専の合格者が抜けて人数が3分の2になったので
クラス分けを再編成して入試対策授業を仕切り直しました。
今回のクラス分けは完全志望校別(今までは模試による習熟度別)。
おまけに、生徒たちは気づいてないだろうけど、実は隣同士に座る生徒の志望校が同じ。
意図的に入試に近い環境、切磋琢磨せざるを得ない環境を整えています。
生徒たちの中には、いまだに休憩時間は全力で雪合戦!というノンキ者もいますが…。

そして今日は、一足早く合格を決めた生徒たちの多くが保護者とともに挨拶に来てくれました。
生徒本人はもちろんですが、お母さんたちも本当に嬉しそうで
この笑顔を見られてよかったなあと思いました。
残りの生徒たちも全員合格を決めてほしいなあ。

ラストスパート

2014年02月21日 |   中3 
今日は高専の合格発表でした。
当塾の受験者は記念受験と公言していた生徒以外、全員合格していました。
正直なところ、模試の点数から考えて1人も合格しないかも…と思っていたので
喜びよりも驚きの方が大きかったです。
それは本人たちも同じみたいでしたけどね。
なにはともあれ、合格したからには
ちゃんと5年間で卒業できるように勉学に励んでほしいなあ。

さて、今日から県立高校の願書受付が始まりました。
多くの生徒にとって大本命のテスト本番まであと20日。
あっという間だよー。

最終データ到着

2014年02月20日 |   中3 
今日は10日前に行った最終模試のデータが戻ってきたので生徒たちに返却しまた。
今までの最高点を出す生徒が多かったのは嬉しいのですが
最後まで伸び悩む生徒もいて、最終判断に迷いそうで気が重いです。
とりあえず来週の倍率発表次第ではありますが…。

生徒たちも結果に一喜一憂。
これで受かった気になっている生徒には、油断しないように釘を刺し
もうダメだと思っている生徒には、潔く方向転換するように進めたり
可能性がある生徒には伸びる余地を指摘したり。

ピークを入試本番に持っていけるように
メンタル面でのサポートも大切に考えながら
残りの授業に取り組みたいと思います。

サジを投げたい

2014年02月19日 | 今日のお仕事 
学年末定期テストの結果がそろいつつあります。
とにかくどの学校のどの学年も平均点が低かった模様。
範囲が広かったので想定内ではありましたが
点数を取る生徒はそんなことに関係なくいつも通り高得点。
問題は平均点以下の生徒の点数が底抜けなこと。
5教科合計(500点満点)が200点以下というのがゾロゾロいるらしい。

実はウチにも何人かいないこともないのですが
見事なくらいなんにも覚えてないし、今さっき説明したことも右から左だし
点数取れなくてもへっちゃらだし、テスト前は勉強ごっこ程度の勉強量で満足してるし
…日本の将来が本気で心配になるレベル。
ここまでひどくなくても予備軍はいっぱいいて
寝る間を惜しんでゲームやスマホに夢中になっている生徒は要注意。
坂道を転げ落ちるように点数が下がります。
こうなってからでは我々にはなすすべもない、というのが本音。
プロとしてはなんとかしなくちゃいけないんでしょうけど…。

近々塾生の保護者対象の説明会を行いますが
このあたりの実情をどの程度お話しできるか今から頭を悩ませ中(ボスが)。