「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

経済的理由

2017年04月30日 | 今日のお仕事 
今日も休日返上して三者面談を実施しました。

今回はじめて志望校についてつっこんだ話をしたのですが
思いがけないような志望理由を聞いて
しばらく言葉が出ない場面も。

それから、家庭の経済的な理由で
高校は公立で、大学は県内で、将来は公務員、と
かなり真剣に考えている親子が何組かいました。
今までもいましたが
「そうなってくれたら、お母さん助かる。」と
冗談めかして語られた、あくまでも母親の願望という感じが多かったので
子供の方もそれに乗って将来のプランを考えている姿に面食らいました。

高校はむしろ職業科、卒業したら地元で就職してくれると助かる
とおっしゃっていた方もいたなあ。
それだと、塾に来なくても高校合格できそうですけど…。

上記の思いがけない志望理由というのは
「高校では学業よりアルバイトを中心にしたいから
 アルバイトに寛容で勉強がタイヘンではない学校を選択したい」というもの。
決して趣味につぎ込みたいということではなく
高校卒業後、行きたい専門学校があるんだけど
家庭の経済的理由で、学費はある程度自分で用意したいんだそうです。
危なっかしいプランではありますが、お家の人も大まかには認めている様子。
それなら、塾をやめて月謝分をためた方が良くない?と思ったけど
高校入学したあとに勉強で苦労しないレベルの学力をつける
ということに主眼を置いて話をしました。
気持ちがいつどう変わるかわからないですしねー。

それにしても、今回の面談では、全然景気が回復している気がしなかった。
一人親家庭が多かった、というのもあるかもしれないです。
以前だと塾へは来なかった層も来ている、という見方もできるのかな。
その投資がムダにならないようにしなければ!と思いました。

三者面談 1回目

2017年04月29日 | 今日のお仕事 
今日は祝日返上して中3クラスで三者面談を実施しました。
春期講習会中に受験してもらった模擬テストのデータをもとに
志望校合格のための具体的な話をしました。

思ったよりも点数が取れていなかった生徒が多いので
親子でショックを受けている姿を何組も見たなァ。
まだ1回目なので、ここからが勝負。
受験生という意識を早めに持って、後悔のない1年を過ごしてほしいです。

講師みんなで手分けしていますが
今日1日では全員との面談が終わらなかったので
明日も引き続き三者面談。
毎年のこととはいえ、GW中に三者面談て生徒もイヤだろうな。

咲いてた!

2017年04月28日 | 今日の出来事 
ベランダのプランターに植えていたチューリップが咲きました!
おととい見たときは、1つだけ咲いていて、あとはつぼみだったのですが
今日見たら4つ咲いていて、残りの1つがつぼみ。
かなり色づいているので、これもすぐに咲きそう。

近くの公園や保育園に咲いているチューリップはしばらく前から満開です。
ウチのベランダは日当たりが悪いから、ゆっくり咲いたみたい。
直射日光が長く当たらないぶんだけ、花を長く楽しめるといいな。

名前もわからない

2017年04月27日 | 今日のお仕事 
中3のあるクラスで
「中学校の同じクラスのヤツが塾に来たいって言ってるんだけど。
と教えてくれました。

「点数があんまりよくないけど、大丈夫ー?」と言うので
「やる気があって騒がない生徒だったら。」と答えたら、しばらくの沈黙。
問題児なのか…?と身構えたら
「センセー、ポルトガル語わかる?
わかりません。

聞くと、父親がブラジル人で母親が中国人(かタイ人?)らしい。
問い合わせがあったときのためにと名字を聞いたら
「アイツ、名字どこまでなの?」「長すぎて覚えてない。」と
仲間同士でコソコソ相談した結果、「わからない」という回答でした。
教室ではファーストネームで呼んでいるらしい。それも本名ではなく愛称らしい。

本人は日本生まれの日本育ちで日本語ペラペラだということですが
(そして授業中によくしゃべるらしいですが←ココは注意点)
お家の人とは意思疎通が難しそうです。
(その生徒の家に電話した生徒がやりとりを再現してくれました。

今までも、塾生の両親のどちらかが外国籍ということがありましたが
両方というのはありませんでした。
中3ということになると、進路指導とかタイヘンそうだなあ…。
まあ、本当に入塾を希望してくれるかどうか、まだわからないんですけどね。

中3クラスは4月に入ってからもポツポツ新規入塾者が来てくれています。
以前よりも入塾のタイミングが遅くなってると感じますが
来てくれるだけありがたいわー。

学生時代

2017年04月26日 |   誤・迷答!
本日のガッカリ解答。↓↓↓ 中3英語の小テストより。↓↓↓

次の英文を日本文に直しなさい。

とりあえず漢字!!
注意書きを見たんだよね?なぜそんな風に変換した?
「学生」も「時代」も小学生ですら無理なく理解できる熟語だよね?

そして訳。
この問題は「remind 人 of 物 」で「人 に 物 を思い出させる
という表現を覚えたかをチェックするものだったんですが
やっぱり覚えていなかった…。
正解例は「この歌は私に学生時代を思い出させます。

この生徒に見直しの大切さを思い出させるにはどうしたらいいの!!

最年少

2017年04月25日 | 今日のお仕事 
今年度から小学4年生が入塾しました。
今のところ、たった1人なのですが、私の講師生活で初の小4。
これがまた、小4てこんなに幼いの?と毎回ビックリしています。
中学生の兄につられて入塾してくれた次男。
寡黙な兄とは正反対で、ものおじせず良くしゃべる。
そして自由人

「文章中に答えが載っているよ。」とヒントを出しても
面倒くさくなると「わかんな~い。」とテキストから顔を背けて
イスの上でのけぞってひっくり返りそうになったり。
「漢字の練習は飽きた~。」と言って、私が目を離したすきに
別の机のカゲに隠れたり。
そうかと思えば、まだ授業が始まる時間になっていないのに
「今日は、このページをやるんでしょ?」と勝手に授業を開始していたり。

予想つかない動きをするのは見ていて飽きないけど
どうやって彼を飽きさせずに目標のページをこなすか…。
中学生向けのスキルでは太刀打ちできないぞ、と思う反面
新しいスキルを身につけられそうでワクワクもしています。

「ロマンシング サガ THE STAGE」

2017年04月23日 | 今日の1作 
今日は、舞台『ロマンシング サガ THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』
東京公演千秋楽を観てきました。

約20年前に発売されたスーファミ用RPGが原作。
私自身ゲーム経験がないので、2時間半を超える大作を楽しめるか
ちょっと不安だったのですが、杞憂に終わりました。

以下、舞台の感想です。

真っ先に思ったのは、ファンタジーの壮大な世界観とバトルシーンの殺陣の迫力が
30-DELUXのお芝居の作風ととても相性が良いんじゃないかしら、ということでした。
ドラマがあって殺陣がある(←かなり重要)という割合がちょうどいいというか。
ゲーム画面で繰り広げられる会話や戦闘は3次元だとこうなるんだ!というのが
ストンと腑に落ちる感じがしました。ゲームしたことないけど。

そして、とにかくオープニングの演舞が圧巻。すごくカッコイイ。
目が足りなくて、もう何回か観たいと思いました。
ラストで主要人物たちがそろってポーズを決めるところは
まるで1枚の絵を切り取ったような感じでした。

ゲームとはいえ、この手の冒険ものRPGは
1つの物語としてファンタジーとして世界ができあがっている印象があります。
だから、登場人物が多いし、地名も人物名もカタカナばかりだし
人間関係が複雑だし、役割分担がどうなっているのか把握してないし
呪文とか必殺技とか知らないし、ハナシについていけなかったらどうしよう
と思っていたんですけど…。
スピード感があって、ドラマに惹きつけられて、殺陣に圧倒されて
あっというまに終わってました。
ただ、やっぱり呪文とか技名とか知っていた方がもっと楽しめたと思います。
(ミカエル、カタリナ、トーマスがヘルメット的なものをかぶるシーンで特にそう思った

この舞台は、ばばりょ(馬場良馬さん)目当て。
身長より長い武器を巧みに捌く姿がステキだったなあ。
しかし、他の出演者もみな魅力的で
特に、金髪ロン毛キャラのミカエルとストイックなカタリナ
それから、いい加減で軽そうなのに信念を持ってるブラックに惹きつけられました。
あと、今回のラスボス的存在ビューネイがものすごく美しくて眼福でした。
特典付きチケットを購入していたので小林智美氏のイラストブックがついていたのですが
そのイラストのイメージがそのままステージ上にいた感じ。
どのキャラもそんな感じで、これはなかなかスゴイことだと思います。

9月にはDVDが発売されるというので、購入して、また観たいなあ。
今日の終演後のオマケコーナーの一人一言挨拶のあと
ばばりょが〆るか?と思いきや「ぼく、大阪行きませんよ!」で
我さんのネタ(タイムマシーン)になったくだりもDVDに入っているといいな。

というわけで、今日の観劇記念に購入したパンフレットと公演のチラシ。↓↓↓

チケット申込時に、パンフが特典だと勘違いしていたので
ウッカリ買わずに帰るところでした。危なかった…。

そして、チケット特典のイラストブックと台本。↓↓↓

これ全部すみからすみまでとなると、けっこうな見応え読み応えあります。

<興味を持った方はコチラの公演情報へ>

可もなく不可もなく

2017年04月22日 | 今日のお仕事 
春期講習会中に実施した模擬テストのデータが届きました。

とんでもなくヒドイ生徒もいなかったけど
ずば抜けて良くできたという生徒もいませんでした。
5教科それぞれの塾平均点が受験者全体の平均点を上回っていたので
悪くはなかったと思います。
ただ、全体的に「普段の様子からだと、もっと取れそうなのにな~」
という生徒が多かったので、これからに期待。

初回ということもありますが、今年に限ったことではないですが
現時点で志望校の合格確率が高い生徒はかなり少ないです。
これをどう合格に導いていくか。
まずは月末の三者面談から具体的な進路指導が始まります。

リアルM

2017年04月21日 | 今日のお仕事 
今日の授業終了後、教室の隅に残って仲間同士で
ゴソゴソしていた男子生徒たちに呼び止められました。
「センセー、日ごろの感謝の気持ちを込めて、プレゼントがあります!

…まあ、イヤな予感しかしないよね。
いらないよ。感謝されるようなコトしてないよ。
と辞意を表明したのですが、受け入れてもらえず。
1人の男子生徒が上着のポケットに無造作に手を突っこみ
「アレ?どこいった?」と、なにやら探している間、他の生徒はニヤニヤ。
これはロクなもんじゃないだろうなあと覚悟を決めたところへ
「ハイ、コレ。」と手を広げて見せられたのは
リアルな節足動物のフィギュア。茶色っぽくて足がいっぱいあるヤツ

その類だとは思っていたけど
思わず「うわぁ。」と声が漏れてしまいました。
ホンモノじゃない、とわかっていても、やはり苦手なものは苦手です…。

生徒たちはイタズラ成功とばかり喜んでいました。
でも、中2でコレって、幼くない?