「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

バグパイプ

2019年12月03日 |   中1 
中1英語の教科書に「バグパイプ」が登場します。
イギリス・スコットランド出身の人物が奏者となっていて
写真も載っています。

英語では「bagpipes」。
生徒たちにとっては馴染みのない楽器なので
「カバンみたいな袋状のもの(bag)に
 笛のような管(pipe)がいっぱいついている感じ。」と説明し
ギターやピアノのように「弾く」楽器というより「吹く」楽器
とも説明しました。

生徒たちは「へえー。」と興味を持った様子で
「今度、教科書の写真をよく見てみる!」と言う者も。
豆知識的なハナシだったこともあり
比較的みんなが集中して聞いていたイメージがあったのですが。

恒例の小テストより。↓↓↓
次の英文を日本語に直しなさい。

・・・なんにも聞いていなかったのね。

一応、新出単語なので、私の話を聞いていなくても
今日のプリントにつづりと意味が載っていたんですが。
そして、それを3回ずつ書いて練習し、
この小テストの英文とほぼ同じ英文を自分で訳してもらったんですが。
(ちなみに正解例は「彼女はしばしばバグパイプを演奏します。」)

〇HKのチコちゃんの決めゼリフが頭の中をよぎったわ~。

三単現

2019年11月07日 |   中1 
今回の中1英語のテスト範囲の1つが「三人称単数現在形のs」
主語が「あなた」「わたし」以外で1人・1つだったら動詞にs(es)をつけます。
と説明しても
主語」「動詞」という言葉がピンとこない生徒もいるし
「あなた」「わたし」以外 が理解できていなかったり
1人・1つ」を気にしていなかったりと
かなりヌケが多くて、テストが心配です。

最初の説明のすぐあとに、ちょっと試してみよう!
と言って簡単な問題をやってみたのですが、混乱者が続出。

問題例 ↓↓↓
(    )に likelikes のどちらか適切な方を書きなさい。
1.He (   ) music.
2.You (   ) music.
3.Your sister (   ) music.
4.Kumi (   ) music.
5.Kumi and Ken (   ) music.
6.I (   ) music.
7.My dog (   ) music.
8.These girls (   ) music.
9.Our teacher (   ) music.
10.They (   ) music.

likelikes は5個ずつです。
と言ったら「えーっ!?」と盛大な悲鳴があがりました。
ひっかかりやすい問題を意識して並べましたが
それにしても、簡単にひっかかりすぎ。

「あなた」と「あなたの姉」は違うでしょ!
複数形のsがついているんだから1人ではない!
「私たちの先生」は1人でしょ!

と何回言ったことか。
混乱し始めると、まったくひっかけの要素がない
4や6でさえ間違える生徒も。

このあと、「sではなくesがつく単語がありまーす。
と言ったら、スゴイ顔してた生徒がいたな・・・。
「今日のところは teachwatch だけ覚えてください」
と言ったら、あからさまにホッとしていました。

まだまだ覚えることはたくさんあります。
頑張って!

高級ノート

2019年10月03日 |   中1 
中学生はもう少しで秋休みに入ります。
学期末ということもあるのか
学校の授業のスピードが落ちたようで
気が緩んでいる生徒が多いです。
そのうえ、寒暖差が激しいから
体調を崩している生徒も増えています。

気が緩んでいるな~と思った生徒の答案(中1英語)↓↓↓

13=thirteen 10多いんですけど、その10はどこからでたの?
それから、much の上にうっすら「ハウメニー」と書いてありますが
それは many ですからね。


11=eleven なぜ11だと思ったのか根拠を知りたい。
ちなみにこれを書いた生徒はサッカー部。
他の数字を覚えていなくても
11がイレブンということは知っていると思うのになあ。

数字(1から1000まで)は5月に学習した単語です。
少なくとも1から10までは必ず覚えてください!
と、数字が出るたびに言ってきたのに…。

この世代は小学生から学校で英語を学習しているのにコレです。
なんか空しいなあ。

肉体改造

2019年09月04日 |   中1 
今週末、中1クラスは初めて定期テスト対策として長時間授業を行います。
その日程を連絡事項として黒板の端に書いておいたところ
「センセー、それ、時間間違ってませんか?」と指摘されました。
間違ってないよ!と即答したら
「そんなに長い時間勉強したら死んじゃう!」という悲鳴が複数から。
上級生は毎回やっているけど、まだ死人は出ていません。

学校でもそれくらい勉強してるでしょー?と言ったら
「途中でだいぶ休んでる。」と正直な回答が。
まあ、塾だと授業中に休んでいる暇ないかもね。

何事も「慣れ」です。
テスト前に何度も経験すれば、中3クラスの生徒のように
「長時間授業がないとテスト前って気がしない。」などと
余裕で言えるようになります。
長時間勉強できるカラダになる第一歩だと思って参加してください!

いろんなピリオド

2019年07月27日 |   中1 
夏期講習会では、英語は主にこれまでの復習が中心です。

中1クラスでは、さすがにアルファベットの書き方からはやりませんが
既習の英単語をもう一度徹底的に覚えるために単語練習をする時間を作ったり
英文のルール(大文字小文字の使いわけ、[.][,]の使い方など)を守るように
しつこく言ったりして
文法以前に身につけておいてほしいことにも時間をかけています。

というわけで、今日の中1英語の授業中、英文を書く問題で
一人一人の机を「なんでココ小文字なの?」「ピリオドある?」と
チェックをしながら丸つけをして回りました。

ある生徒が元気よく「ピリオドありまーす!」と言いながら
テキストを私の方に向けた瞬間にピリオドが飛んでいった!!
どうやらピリオドに見えていたのは消しカスだったようです。
「ちゃんと書かないから逃げていったでしょ!」と声を掛けたら
「きっとセンセーが来たからビックリしたんだよ~。」とのこと。
ビックリして逃げちゃうピリオドは却下です。

あとは、明らかにピリオドがないのに
「センセー、見えないんですかぁ?」とか
「大人には見えないピリオドなんです。」などと
裸の王様みたいなことを言う生徒もいます。
私にも見えるピリオドを書いてね。



耳も大事

2019年06月26日 |   中1 
英語が苦手な生徒は、だいたい英単語を覚えるのが苦手で
そもそも読み方がわからない、というケースが多いです。
ローマ字もよくわかっていないから
ローマ字読みで無理やり、というチカラワザも使えない。

とにかく、読み方がわからない単語は覚えられないから(それは漢字も同じ)
英語の授業では積極的に
「読み方がわからない単語はフリガナをふってください!」
と声をかけています。
正しい発音はカナでは表せないというのは百も承知だけど
少しでも覚えるきっかけにしてほしくて。

そんな指導をしている中、今日見つけた中1クラスの生徒のメモ。↓↓↓

これは、聞き取り間違ったのか、カナを書き間違ったのか、どっちだろう?
どっちにしろ、この生徒の英語の点数を上げるのは難しそうだな…。

イズイズ

2019年06月19日 |   中1 
初めての定期テストで思ったほど結果が悪くなかった中1クラスは
今現在、だいぶ気が抜けています。
今日の英語の小テストでこんな答えを書いちゃうくらい気が抜けています。↓↓↓

日本語を参考にして(   )内の英単語を並べかえなさい。

同じ単語2つ並べたね? ソレ、おかしいと思わなかった?

次の定期テストは夏休みの後。
このまま、気が抜けたまま夏を過ごすことのないように
しっかり目を光らせねば…。

真っ暗

2019年06月12日 |   中1 
今日、2コマ目の中1クラスへ行ったら
教室が真っ暗でした。
電気をつけたら、生徒たちは席に座っておらず
パっと見てどこにいるかわからない状態。

普通だったらここで焦るのかもしれませんが
もういいかげんベテランだし
「なんかこんな光景、見たことあるな?」と
ちょっとした既視感すらありました。

そういえば何年か前もあったなー。
と思って記事を検索したらありました。(コチラ)
当時もやっぱり中1クラスか!

今回は、電気を消すだけでなく
わざわざ教壇の陰や机の下に隠れるという手の込みよう。
見えてますけどね…。

まったく焦ることなく、フツ~に授業を始めたので
生徒たちはブーブー言ってましたけど
いくら定期テストが終わったといっても遊んでる余裕はありません。

「またやろう!」「次はもっとうまくやろう!
とコソコソ話し合ってたけど、次なんかあるかな~?

久しぶりの三者面談

2019年03月23日 |   中1 
今日は中1クラスで三者面談を行いました。
低学年クラスの面談は久しぶり。
学期途中で入塾した生徒の保護者とは「初めまして」
だったので、ちょっとドキドキしました。

生徒たちの通知表と対面するのも久しぶり。
今回の面談では、定期テストの点数と通知表の評定は
必ずしも一致しないというのをつくづく痛感しました。
定期テストで学年1位(女子)が平均評定4.5(5段階評価)
に対して、学年2位(男子)は平均評定4やっと。
定期テストの点数は5教科合計で10点くらいしか違わないのに…。
(原因は提出物の提出状況らしい)
さらに、学年順位がもう少し下の生徒がほぼオール5だったり。
(技能教科がすべて5というのはスバラシイ!

定期テストの点数は入試に利用されませんが
通知表の評定は内申点として入試に利用されます。
そのあたりのことを、よ~く言い聞かせて
来年度の目標、それを達成するための方法など
いろいろと話をしました。

どのくらい伝わって、どのくらい実行できるか
楽しみでもあり、心配でもあります。
が、また来年度もしっかり見守っていきたいと思います。

チャイルド

2019年02月02日 |   中1 
先週末に引き続き、今週末も定期テスト対策授業のため
長時間授業を実施しています。

今日明日のメインは来週半ばに本番を迎える中学校の生徒たち。
そろそろ学校のワークは1回目が終わって
2回目に取り組んでいるころだろうと思ったら
「まだ1回目ー。っていうか、まだ2ページしかやってない。
と言われてガックリ。
今回は範囲が広い教科が多いのに、終わらせる気あるのー?

英語は特に範囲が広いことで
覚えるべき単語の数もとても多くなっています。
文法事項も大事ですが、単語をどれだけ正確に覚えたかで
ほとんど勝負がついてしまうので
とにかく単語だけは早急に覚えてほしいなあ。

中1クラスの英語の授業では、そんな話をしてから
テキストの問題に取り組みました。
She is reading a book with a child.
を日本語に直す問題で、一番前に座っていた生徒が
「彼女はチャイルドと本を読んでいます。」
と書いていたので
『チャイルド』は英語でしょ?日本語だと?
と、こっそりヒントを出したのですが、手は止まったまま。
『チャイルドシート』の『チャイルド』よ?
と、さらにヒントを出したら
『チャイルド』を消して『赤子』と書き直したのを見て
思わずのけぞってしまいました。
『赤ちゃん』じゃなくて『赤子』
むしろ、よくそんな言葉知ってたね!?

解答例では「子ども」となっていますが
child には赤ちゃんも含まれるので、間違ってはいないかも。
ただ、「赤ちゃん」という単語として baby を学習するし
本はまだ読めないような気がするなあ。