「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

「深山路」

2012年10月31日 | 今日の1品 
今日はハロウィン。
だから、というわけではありませんが、職場でお土産のお裾分けをいただきました。
近江の和菓子屋さんの上品な干菓子です。
紅葉と銀杏とどんぐりをかたどっていて、秋らしくて素敵。

今年は紅葉が良いらしいから、どこかに出かけたくなりました。

ケーキもそうだけど、和菓子も季節を感じさせてくれるし
目にも口にも美味しくて、幸せな気持ちになりますね。

ひっぱりだこ

2012年10月30日 | 今日のお仕事 
もうすぐ11月。
週末に「文化の日」を控え、中学生も「芸術の秋」到来という感じです。

まずは今週来週と各中学校で合唱祭が開催されるようで
休憩時間中に合唱している生徒や、指揮者のまねごとをする生徒が見られます。
毎日朝練もあるらしい…。熱が入っているなあ。

それから、先週の土曜日に休んだ生徒の補講をしていたら
どうやら吹奏楽部の練習で来れなかったらしい。
近々他校と合同の発表会があるとか。
その生徒は、他にも
所属している合唱サークルの発表会があったり、ピアノの演奏会に出演したり
その練習も含めて11月の土日はスケジュールがビッシリみたいです。
11月半ば以降には定期テストも控えているので
こちらとしては、そっちも気になる…。
どれも中途半端にならないように頑張ってほしいな。


インドの挨拶

2012年10月29日 | 今日のお仕事 
あまり発音に自信がないこともあって
英語の授業ではところどころ教科書準拠のCDを使っています。

いつものように「プリントを見ながらCDのあとについて単語を発音してみましょう」
と言って再生ボタンを押した瞬間、
CDを前の授業(他学年)のまま取りかえるの忘れてた!
ということに気づいたのですが後の祭…
「ゴメン、間違えた」と言いながらストップボタンを押そうとして
間に合わずに流れたCDの第一声がコレ。↓
「ナマステ~」
なんと!英語じゃない!!
これには生徒も私もビックリ。
そのあと、今のは何だったの?としばらく笑いが収まらず騒然としました。
おそらく「いろいろな国の挨拶」という参考ページの音声だったんじゃないかなあ。
ものすごくさわやかだったし。

まさか間違えて「ナマステ」を流しちゃうとは、笑いの神が降りてきたかと思いました。

季節到来

2012年10月28日 | 今日の1品 
昨シーズンまで使っていた手編みの膝掛けがボロになったので
新しいのを編んでいたのが、今日できあがりました。

編み物はいつもこの時期にしかやらないため全然上達しませんが
少しくらい目が不揃いでも自宅用ならOKかな。
ブークレの毛糸なので模様もほとんど無し。
テレビを見ながらあっという間にできました。

編んでるときから膝の上が編みかけ部分で暖かかったのですが
今日からさっそく活躍しています。
肩凝り症がなければ、もっとじゃんじゃん編めそうなんだけど…。


緊張感ほぼゼロ

2012年10月27日 |   中3 
今日は中3クラスで模擬テストを実施しました。
来週末あたりに設定している塾が多いのですが
学校行事と重なったため1週間スライドさせました。

今回のテスト結果をもとにした三者面談が最終面談となる予定です。
生徒たちにもそうアナウンスしたのですが、イマイチ実感がわかないみたい。
すごい勢いで終わらせて寝ようとしている生徒や
5分おきに爪の先や髪の毛先を見つめている生徒を見ると
テストに臨む姿勢からなっていないんだな…と不安な気持ちでいっぱいです。

今年もまた、倍率発表までお尻に火がつかない生徒がいるんだろうなあ。
落ちたら嫌だなあ、という気持ちは
今のところ当事者である生徒よりも我々の方が強そうです。


中身は砂糖

2012年10月26日 |   中2 
中2英語の教科書には狂言「附子」をモチーフにした読み物が載っています。
新しい文法事項が絡まない部分なので省く学校もあるみたいですが
せっかく生徒達が楽しんで取り組めそうなお話だし、やってみることにしました。

有名なお話だからなのか予習したのか、内容をうっすら知っている生徒がいて
「ツボの中が毒じゃなかった話でしょ~」とか
オチを言おうとするのを制止しながら、まずは新出単語の練習。

この時点で「ツボの中って天ぷらだったっけ?」とナゾの発言をする生徒が。
天ぷら!?
生徒の手元を見てみたら temple の単語が…。
それは「寺」ですから。

あとは、「ツボの中はぼた餅だった!」と言い張る生徒も。
「違う!」と言ったら「じゃあおはぎが入ってたんでしょ。
ほとんど同じモノじゃん!
どっちにしろ、ツボに入れて保存する食べ物じゃないから。

最後にCDで本文を聞かせたのですが、和尚様の声色や小僧達のうめき声など
いつもの本文朗読とは雰囲気が違うのが大ウケでした。
よかったよかった。

英文もいいけれど、これに関しては、ぜひ元になった狂言を見てほしいなあ。
とにかく擬音がシュール。
掛け軸を破るのに「サラリ、サラリ、バッサリ」とか
茶碗を割ったとき「ガラリーン、チーン」とか、もうそこだけで笑える。
古文は昔の言葉だというだけで毛嫌いするイマドキの中学生も
十分理解できておもしろい作品だと思います。
昔は小学校の教科書に載っていたんだけど、最近は載っていないみたいで残念。




関係代名詞(主格)

2012年10月25日 |   誤・迷答!
中3英語では関係代名詞の単元に入りました。
関係代名詞を使うことで文が長く複雑になるため
英語が苦手な生徒はもちろん、国語が苦手な生徒にとってもハードルが高い単元です。

去年までの教科書では
主格のwho/whichをやってからthatで1Lesson、目的格で1Lessonだったのが
今年からの教科書では
主格のthatをやってからwho/which、目的格も含めて1Lessonとなっていて
生徒達が若干混乱気味。というか、あきらめモード。

中学レベルじゃそんなに難しくないはずなんだけど
たった3ページにこれだけ詰め込まれちゃ白旗も揚げたくなるか。
そもそも、単元の最初に何にでも使える万能のthatがでてきちゃうから
whowhichもいらないじゃん!」と覚える意欲が低下。
主格の関係代名詞の使い方をマスターしないうちに目的格がでてきちゃうから
違いが理解できず
「なんでコッチはwho使えないの?ていうか、全部thatでいーじゃん!」と逆ギレ。

イマドキの中学生とは相性が合わなそうな教科書です。

で、今日の小テスト。
日本語に訳しなさい。 
  I know the man who took this picture.
生徒の解答→「私の知っているあの男が写真に写っている。」
…話者の意外性が感じられる訳になってる。
一瞬、手配写真か心霊写真といったマズイ写真を想像してしまいました。

正解は、「私はこの写真を撮った男性を知っている。」
まあ、この生徒も「関係代名詞」以前のレベルなんですけどね…。


健康診断

2012年10月24日 | 今日の出来事 
今日は仕事に行く前に市の健康診断を受けてきました。
採血が苦手なので、行きたくなくて仕方ないのですが
もう若くないし、毎年コレステロール値でひっかかってるし
1年に1度くらいは…と意を決して行ってきました。

採血時に具合が悪くなるのはわかっているので、今年もまた横になって採血。
わざわざ場所を用意してもらったりして、係の方には毎年本当にご迷惑かけてます。m(_ _)m
でも、年々症状が軽くなっている気がします。
今日もサーっと血の気が引いた程度だったし。

そういえば、この1年、健康診断以外で脳貧血起こしたことなかったな…。
いつもちょっとした切り傷ごときでクラクラしてたのに。
年を取ってそれだけ鈍感になったということかもしれません。
この調子で、いつか他の人と同じように座って採血できるようになるといいな…。

今回の結果は、約ひと月半後に郵送されることになっています。
気をつけていたつもりだけど、やっぱり食生活が乱れがちだったから
今回もコレステロール値でひっかかるんだろうなあ。
期待せずに待ちたいと思います。

ギャップ

2012年10月23日 |   中2 
中学校生活も半ばを過ぎたというのに
見かけも言動もいまだに小学生、という困った男子生徒がいます。
「この前、家族とレストランに行ったら、頼んでないのにおもちゃがついてきた!
というエピソードにも驚きましたが
そのおもちゃ(小学生低学年以下用)をもらって喜んでいることにも驚きました。

授業中も、でかい声で独り言を言ったり、気まぐれに挙手して勝手に発言したり
終盤に差しかかると「眠いからガムちょうだい」などと言い出したり
耐えられなくなってこっくりこっくり船をこぎ出したり…
というのが日常茶飯事です。

そんな彼ですが、中身は意外とオッサン。
ボスの世代がドンピシャのフォークソングばかり口ずさみ
好きなテレビはドリフと水戸黄門(とドラえもん)。
父親の晩酌のおつまみが好物らしい。
体はカチカチに硬く、今日は「肩凝りでアタマ痛い…」と苦しんでいました。

もうちょっと年相応を意識した方がいいのでは…?と思う反面
彼と同学年で、AKBとゲームにしか興味がない・本気になれない生徒も見ているので
複雑な気持ちです。

彼らがどんな大人になるのか、ちょっと心配。

科学的根拠ナシ

2012年10月22日 | 今日のお仕事 
「昨日山へ行ってきた!」という男子生徒が私を見つけるなりマシンガントーク。

「ねーねー、聞いて、聞いて!」から始まり
家族と山に登ったこと、ぶとに腕を刺されたこと
それも1カ所だけじゃなく数カ所刺されたこと
足にも刺されたこと、腹にも刺されたこと…を興奮気味に話してくれました。
…ぶとに刺されたことしか伝わってこないんですけど。
「見るー?10カ所ちかくあるよー!」と言って
やけに誇らしげに腕まくり足まくり腹まくりしようとしたのを制止。
腹にまで刺されるとは、まさかハダカで登山したのかい?
そうでなければ、さてはO型だな?

この予想は見事に的中し、「すごい!何でわかったのー?」と感心されました。
O型は蚊に刺されやすいという私の経験則と
それだけ刺されてるのに、陽気なオプティミストっぷりから判断したんだけど
やっぱりね~。