4月に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果が発表されました。
gooニュース 中3英語「書く・話す」課題=自治体底上げ傾向続く-全国学力テスト・文部省
記事によると
中3英語の
「聞く」「読む」「書く」の3技能の平均正答率は56.5%
「話す」問題の平均正答率は30・8%
とのこと。
英語は今回が初めてなので、今までと比較することができないし
問題の難易度が適切だったのか、なんともいえないので
この正答率を高いとみるか低いとみるか、判断しようがないと思います。
模擬テストなんかだと、平均点が異様に低いときは問題に問題があると考えるし。
ただ、当塾の中3クラスの生徒に聞いた話によると
筆記の問題はともかく、「聞く」「話す」に関しては
コンピュータ教室内で一斉に行われたらしく
隣の生徒が話している声が聞こえる状態だったらしい。
「気が散ってよくわからなかった
」とか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
「隣の子が答えているのと同じように答えた
」とかいう声も聞きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
すべての学校がこんな環境だとも思わないので
テスト環境にかなりの差があるのではないかなあ。
それに、そもそもこの学力調査は、生徒たちの間では
「成績に関係ないからテキトーに受ける」ものになっています。
「国語の問題が長くてカッタルイから寝てた」なんて教えてくれた生徒もいたし。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp17.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp17.gif)
少なくとも、定期テストよりも手を抜いています。
それが本当の実力だと言われてしまえばそれまでですが
たぶん、都道府県によって、学校によって、生徒個人によって
テストに取り組むスタンスにもかなり差があるように思うのです。
それでこの結果を見せられても「へー」としか言えません。
やり方が中途半端で、お金と時間がもったいないなあとも思うけど
ずっと同じ条件で続いていると考えれば、前との比較はできているのかな。