「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

爪痕

2019年01月31日 | 今日のお仕事 
当塾の塾生が通う学校では、少しずつ
インフルエンザの流行が収まってきているようです。

しかし、学級閉鎖になったり
先生がインフルエンザで休んでいたりで
授業が思うように進まなかったためか
「定期テストの範囲が短くなりました!
という報告があちこちから。
今週末の長時間授業に向けて
テスト対策授業用のプリント
もう全部作っちゃったのになあ。
一部手直しで済めばいいけど…。

せっかくひと段落したと思ったのに
忙しさはまだ続きそうです。

『青春つーのはなに?』

2019年01月30日 | 今日の1作 
昨日、仕事から帰って「橋本治さん死去」のニュースを見て
思わず「えー…」と声が出てしまいました。
あとまだ20年くらいは現役で、文章を発表し続けると思っていたから。

大学に入学するまでの間、1日に2冊くらいのペースで
貪るように本を読んでいた時期があって
その時に出会い、とても影響を受けた作家さんです。

当時までに出版されて図書館に置いてあったものは
ほぼ全部読みました。
学校の図書館だけではなく、市立図書館にも通ったなあ。

言葉に勢いがあって、いちいち腑に落ちて
あっという間に読み切って、もう一回読んで。
ふらふら、ふわふわしていた気持ちを
ガッチリつかまれたような気がします。

特にエッセーが好きだったけど
国文学好きの中高生だったので
図書館に『窯変 源氏物語』の新刊が入るのを
楽しみにしていたことも思い出しました。

置く場所がないしキリがないという理由で
一度読んで気に入った本しか買わない私が
文庫本を何冊もそろえたっけ。
『青春つーのはなに?』の他にも『風雅虎の巻』
『橋本治雑文集成パンセ』のシリーズは
今もまだ実家にあると思います。

感受性がいちばん豊かだった時に出会えてよかったなあ。
社会人になってからは、忙しさを言い訳に
読書そのものから遠ざかっていますが
また読んでみようと思います。
読んだことがあるものも、読んだことがないものも。
あの頃とはだいぶ頭も心も固くなってしまったけれど
今度はどんなことを感じるのだろうか…。

「作家の橋本治さんが死去 「桃尻娘」、評論でも活躍」

続々

2019年01月29日 | 今日のお仕事 
今日は高専推薦入試の合格発表日でした。
当塾の塾生も見事合格。

そのうちの1人は、年末頃から勉強量が急激に増えて
点数がグンと上がった生徒だったので
学力テストを受けずに受験終了なのが
ちょっともったいないくらい。

極度の緊張しいで、問題読み間違いの常習くんも合格。
こちらは推薦で決まってホッとしました。

合格が決まった生徒たちは
今月いっぱいで卒塾ということになります。
それを知った他の生徒たちの表情が
少し引き締まったように感じました。
いよいよ本番なんだという実感が
やっと出てきたのかな。

これから受験の生徒たちも、残された時間を有意義に使って
それぞれの志望校合格を勝ち取ってほしいです!

いろいろ心配

2019年01月28日 |   誤・迷答!
入試本番まで刻一刻と近づく中、
Aしっかり受験勉強を進めている生徒
B気ばかり焦って勉強が手につかない生徒
C不合格の危険に目をつぶったままマイペースな生徒
いろいろいますが、Aは一握りで
ほとんどがBかC、というかCがほとんど。
見ているコチラがヒヤヒヤしています。
そんなのんびりしていて間に合うのかしら…。

そんな気持ちを強くした答案がコチラ。↓↓↓

いろいろと、とんでもなすぎ!
どこから突っ込んだらいいのかわからない!
(ちなみに正解例は「私の弟(兄)に英語を教えていただけませんか」)

中学校を卒業するまでに
もう少しまともな日本語を書けるようになってほしいなあ。

最終ラウンドに向けて

2019年01月27日 | 今日のお仕事 
今日は休日返上で定期テスト対策授業を行いました。
今日は授業のないクラスの生徒も自習しに来ていたので
予定していたよりも生徒数が多かったのですが
みんな黙々と自習していたため
出番はそれほど多くありませんでした。
だから、久しぶりの長時間授業でしたが
そこまでヘトヘトにはなりませんでした。

自習監督の傍ら、定期テスト後の入試対策授業に向けて
何を使ってどんな授業をするか、
今年の生徒のことを思い浮かべながら策を練っていました。
今年の中3クラスは人数が多いのですが
だからといって、きめ細かい指導をあきらめるつもりはありません。
後悔のないように、最善を尽くしたいです。

怪奇現象…ではない

2019年01月26日 | 今日のお仕事 
今季最強の寒波が到来しているということで
夜はかなり荒れた天気になりました。

授業後の居残り自習中、生徒たちが静かに黙々と勉強していると
バラバラバラバラと屋根を叩く激しい音が。
生徒たちがハッと緊張を解いて天井を見上げると
今度はビュービューと吹き荒れる音もしてきて
不安そうな表情に。
「これくらいの吹雪で建物が吹き飛ばされたりしませんよ。
と言ったところで、タイミングよく(?)蛍光灯の一つが
チカチカ点滅しはじめました。

さすがにこれだけ重なると
「…呪い?」「怖っ。」とおびえる生徒も。

天気が荒れるのは季節柄しかたがないことだし
蛍光灯が切れたのは単なる寿命。
怪奇現象でも何でもありません。
生徒たちにはそんな風に言って、さっさと蛍光灯を換えたけど
しばらくザワつきは収まりませんでした。

中学生くらいだと、まだオバケを信じている生徒もいるんだよな~。
科学で説明できないものは無い、とは言えないけど
理屈がわかれば必要以上に怖がることもないということを知ってほしいな。

本番まで40日

2019年01月25日 |   中3 
中3は、定期テストに目途がつくと
学校で志望校決定の最後の三者面談があるということで
その前にアドバイスが欲しいと
三者面談の申し込みが数件ありました。

我々としては、先月中に行った三者面談で
その話は終わったものと考えていたので
先月以上の話はしようがないのですが、ご希望とあらば。

1人とはすでに面談しました。
「同じ高校の普通科と理数科のどちらに願書を出すべきか」
アドバイスが欲しいとのこと。
将来就きたい職業を考えて、当初は理数科を志望していたけれど
数学で思うように点数が取れないので
傾斜配点のない普通科の方が合格しやすいんじゃないか
とお母さんが心配しての相談でした。
今回の模試データでは、理数科だと合格確率80%とギリギリ、
普通科だと90%と出ているので
安全な方を選びたいと思ったのでしょう(←お母さんが)。

塾で「普通科に変えたほうがいい」と
言われるのを期待していたみたいですが
我々の答えは「とりあえずこのまま理数科で」

将来の展望がしっかりある上に、本人はどちらかというと
このまま理数科を受験したい様子だったのがいちばんの理由です。
お母さんにいろいろ言われて不安になり
普通科でもいいか…と思いだしたみたいですが
変えるかどうかの判断は、倍率を見てからで間に合います。
せっかく第一志望校の合格圏内に入っているのに
安全な方に逃げるなんて、もったいない!

本人も保護者も「失敗したくない!」と思うから慎重になるんだろうけど
だからって楽な方に逃げるのは、逃げ癖がつきそうで良くないと思うなあ。

このケースも含め、今の段階では
それほど難しい判断を迫られないと思いますが
倍率発表後となると、厳しい決断をせざるを得ない状況が考えられます。
約1か月後か…。毎年のことだけど、胃がキリキリしそうだなあ。

めでたく第1号

2019年01月24日 | 今日のお仕事 
今日はいちばん入試が早い私立高校の合格発表日でした。
併願試験を受験した生徒はもちろん全員合格していたようですが
専願試験を受験した生徒も無事合格していました!
この生徒、この学年では通塾歴がいちばん長く
家でも学校でもちょっと問題を抱えていて
ある意味いちばん心配していた生徒でもあるので
進路が決まってホッとしました。
他の生徒たちもこれに続いてほしいなあ。
目指せ!全員第一志望校合格!!

出席率100%

2019年01月23日 | 今日のお仕事 
定期テストが近づいてきたので
対策授業とその後の居残り自習を実施しています。

しかし、今日は雷が鳴って急激に天候が悪化、雪がモサモサ降ってきたし
インフルエンザが流行っていてマスク率も依然高いので
「今日は無理しなくていいよ~。少しでも具合悪いとか
 気分が乗らない人は、早く帰って体調を整えて~。
と言ったのですが、出席率100%
やる気があるのか、単なる天邪鬼か。

そして、中1のあるクラスでは、居残り自習で
全員がほぼ別の教科を勉強していました。
5教科バラバラというのはよくあるのですが
今日は5教科ではなく8~9教科?
英国数理社の5教科以外に「音楽」「技術」「家庭科」「保体」を勉強している生徒が。
まあ、期末テストですから、主要5教科以外も筆記テストがありますけど…。
…質問があっても答えられないかもよ?
(実際には教科書を見ながらノートに書き写す作業で質問はありませんでしたが)

相変わらず「家では勉強できません!」と迷いなく
ハッキリ言っている生徒たちなので
少しでもテスト勉強のお手伝いができているのならいいですけど
もうちょっと有効に活用してくれてもいいのよ?

やっぱり元気!!

2019年01月22日 |   小学生 
欠席率もマスク率も先週とあまり変化がありません。
小学生が元気なのも変化ナシ。

ここのところ雪が降って、ちょっと積もったので
男子たちは駐車場で雪合戦。
白熱する中、流れ弾が通りがかった女子生徒の背中に当たり
「注意してください!」と事務室まで抗議が来ました。

もともと「雪合戦は危ないから禁止」と言ってあったのですが
雪がない時期が長かったため、とっくに忘れていた(のか忘れたフリか)様子。
改めて「投げるのはナシ!」「ぶつけた人は謝って!」と指導しました。

男子たちは不満顔で
「校長先生が、『外で雪合戦などして元気に遊びなさい』って言ってました~
と訴えてきましたが
「駐車場で」とは言ってないはずだ!危険な場所ではダメ!と一刀両断。
しぶしぶ「投げなければいいんですね?雪だるまを作ってもいい?
と言うので、様子を見ながら許可しました。

しかし、そこは小学生男子。
雪玉を作っただけで満足できるはずもなく
目を離すと、投げるし教室に持ち込むしで、まったく手を焼きました。
あげくに、授業が始まったとたんに「手が冷たくて鉛筆が持てませ~ん
知るかー!

女子との精神年齢の差が年々開いているような気がするんだけど
気のせいかなあ。