「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

来賓

2013年10月22日 | 今日のお仕事 
今日は中2国語で敬語の学習をしました。
中学校で習う国語の単元の中で、いちばん実用的なところ、
知らないと恥ずかしいのよ!! と言ってみたけど、生徒の反応はイマイチ。
「(敬語は知らなくても)いいよー。オレ、無口な従業員になるから。
などと軽口を叩く者もいました。
そんなに消極的だと、正社員の道は遠いわよ!

まずはじめに、この単元で出てくる漢字を練習。
漢字の書き取り問題で ライヒンを迎える というのがあったのですが
先ほどの生徒が独り言で
「あ~、ライヒン。来るねー、入学式とか。
 ってことは、『来る』っていう字に~、ヒンは… シナ (品)か!!
おい。 ライヒンは人でしょ。品物じゃないよ!失礼な。

私がつっこむ前に、周りの生徒たちがザワザワしたため間違いに気づいた様子。
しかし、聞こえてきたのは
「ああ、ヒンカクのヒンか。
それもですけど?

「ライヒン」という字、絶対見てると思うんですけどね。それこそ入学式とかに。
で、そんなに簡単な字ではなかったという記憶くらいは残らないものですかね?

結局、板書した解答を見て「ああ~。それだった!」と納得してくれましたが
敬語の本題に入る前から前途多難だなあと思わされました。


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