東京地裁から、松下電器産業株式会社の特許権を侵害する部分があるとして、一太郎、花子の各製品の製造中止と販売禁止、並びに同製品の廃棄という判決がなされました。
訴訟が起きていること自体を知らなかったので、報道を見たときにはショックでした。
ソフトウェアの開発にあたっては、国内外を問わずにしばしば報じられることなので、それ自体はさほど驚きに値することではありません。
私自身がPCを購入し、初期に使用したのがATOKであり、一太郎であり、花子でした。
当時は、MS-DOS Ver.3.3の頃で、周囲にアドバイスをしてもらえる人は誰もいなくて、毎日が試行錯誤の連続でした。
今思うと、懐かしいものです。
いつの間にか、Windowsになり、Macintoshに環境が変わってきましたが、いまだにATOKは使っています。
見方を変えると、私のPC歴には非常に身近な存在です。
一太郎がVer.4の頃に、製品のバグでかなりのダメージから立ち直ったJustsystem社ですが、今回も乗り切って欲しいものです。