少し前から、気になっていた本がありました。
それは、地下鉄の車両の中の広告を見てからです。
『問題な日本語 どこがおかしい? 何がおかしい?』 北原保雄編 大修館書店 800円(税別)です。
日本語の表現が乱れているなんてことは、いつもどこかで話題になっています。
では、具体的に何がどんな風に乱れているのか?
気付かないうちに、誤用とされるものが日常化していることが多いと思います。
私自身、『ら』抜き言葉や『全然、良い。」のような表現は、生理的に苦手です。
とは言え、言葉は生きている人間が使うものだから、使う人間と共に変化をするのは必然なことでしょう。
文字に意味を持つ漢字や、音を表すかなを使い分ける日本語をアルファベットやハングルのような表音文字的に変わっていくのは寂しい気がします。
まあ、それはさておき、変化している日本語の状況を見てみるのも面白いものがあります。
みなさんも、機会がありましたら是非ご一読を。