週末に捜し物をしていた時のこと、懐かしいものを見つけ出しました。
まだ学生だった頃、バイトをしては国内をカメラ片手に歩き回っていました。
当時は少しでも長く旅をするために、ユースホステルを渡り歩いていました。
北海道を旅したときのこと、同じような旅の学生が多く集まる土地ということもあり、顔見知りになった仲間と親しくなるのに大した時間は必要とはしませんでした。
それは、旅人を受け入れてくれるユースホステルのスタッフも同じです。
なぜか居心地が良くて、合計7泊もしたユースホステルがあります。
摩周湖ユースホステル。当時、摩周湖に一番近い民家だったような記憶があります。
スタッフ、当時はヘルパーと呼ばれる私と同年代の人達が短期・長期の居候的に働いていました。
見つけたものはと言うと、当時知り合った仲間達の写真や摩周湖ユースホステルのヘルパー達のメッセージが詰まった封筒が入った小さなクッキーの缶でした。
まるで、映画『アメリ』の中で、アメリが部屋の壁の隙間から男の子の宝物が詰まった缶を見つけ出したときのようです。
思わず、20数年の時を飛び越えて、当時の記憶が蘇ってきました。
今頃、みんな何をしているのか・・・・・。
大半は連絡が付かないような気がしますが、当時の写真を同封してメッセージを送ってみようかななんて気持ちが。
たった1通でも返事がきたら、なんて思うのですが。
みなさんなら、どうしますか?
また、時間に縛られない、人との出会いを求める旅をしてみたい。