都内に唯一残っている路面電車の都電・荒川線。
王子・飛鳥山の脇のこのアングルからの景色が、昔からのお気に入りです。
都心では踏み切りなんてものに出会う確立が、かなり減っています。
運転免許の教習で何度も踏み切りを渡る練習?をしていたものの、実際に踏み切りを渡ったのはかなり経ってからのことでした。
ここから見ると、わずかな距離の間に6ヶ所もあります。
しかも隣の駅が見えていて、踏切を横断する人や自転車があたりまえに目に映ります。
JRや私鉄の秒単位で運行されている車両とは一桁も二桁ものんびりと走っていて、歩く人と同じペースで時間が進んでいるような気さえしてきます。
夕暮れの陽射しを浴びて走っている都電の背景には、巨大なビルの影が。
専用軌道を走っているために生き延びてきましたが、この先どれくらい走り続けられるのでしょうね。