My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

キャッツ  1月26日

2008年01月26日 23時45分00秒 | 観劇

私自身、なぜこれほどに?と思うくらいキャッツにはまっています。
今年、3度目の観劇です。
今回のお目当ては、初となるキム・スンラさんのアスパラガス=グロールタイガー。
秋さんのジェリーロラム=グリドルボーン、磯津さんのジェニエツドット、ボンバルリーナの松下さんも初見です。
今回、高倉さん復帰と言うこともあり、スロープ脇に席を取りじっくりとご対面してきました。
彼女のダンスは、いつものことながら美しく、思わず目が追ってしまいます。
初見の松下さんのボンバルリーナは、グラマラスな感じの猫ですね。
磯津さんのおばさん猫は、元気いっぱいな感じです。
私の中ではWSSのエニイ・ボディズ の時の印象が強いので、ちょっと不思議な感じがあったりもしますが・・・。
バストファージョーンズ登場で、まずはタガー以外では初のスンラさんとご対面です。
第一印象は、声が高い。 表情が豊かで、見ていて楽しくなってきます。
元々がコミカルな役所なので、違和感なしに楽しめます。
スンラさんは、ジーザス・クライスト=スーパースターで、ユダの演技に涙を誘われたのを思い出します。
2幕のガスのシーンは、村さんや田島さんとは違った、しみじみとしたガスを演じています。
ジェリーロラムが『俺が出ると、声がかかる。待ってました、ガス!』のシーン、田島さんは驚いたような表情をするのですが、スンラさんは穏やかに微笑みながら頷いていました。
『近頃の役者、不真面目だ。芸も無ければ、技もない。~』のシーンは、自戒の念が籠もっているかのような印象も受けます。
ただ、このガスはかなりご高齢?という印象もうけます。
秋さんと2人、お年寄りとナースのような気もしてきます。
田島さんと五東さんの2人のシーンくらいが、一番イメージに合っているような気がしますが、いかがなものでしょう?
秋さんのグリドルボーン、小部屋が開いてChi e laからSono quiまでのハイトーン、綺麗ですね。
思いっきり、私好みの声です。
この日は、ミストフェリーズ ナンバーで私の脇にいたスキンブルがとても良い笑顔で、思わずつられて笑顔を向けてしまいました。
来月から見たい芝居が続くため、猫屋敷通いがこれ以上頻繁にならないことを願っていますが・・・。

<col width="160" /> <col width="96" /> <col width="77" />                                                    
キャッツシアター 2008年1月26日
グリザベラ 奥田久美子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 礒津ひろみ
ランペルティーザ 石栗絵理
ディミータ レベッカ バレット
ボンバルリーナ 松下沙樹
シラバブ 南めぐみ
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 斉藤美絵子
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 金森 勝
マンカストラップ 荒川 務
ラム・タム・タガー 福井晶一
ミストフェリーズ 金子信弛
マンゴジェリー 田井 啓
スキンブルシャンクス 劉 昌明
コリコパット 牛 俊杰
ランパスキャット 春日貴弘
カーバケッティ 花沢 翼
ギルバート 龍澤虎太郎
マキャヴィティ キム グヨル
タンブルブルータス 川野 翔