私自身、なぜこれほどに?と思うくらいキャッツにはまっています。
今年、3度目の観劇です。
今回のお目当ては、初となるキム・スンラさんのアスパラガス=グロールタイガー。
秋さんのジェリーロラム=グリドルボーン、磯津さんのジェニエツドット、ボンバルリーナの松下さんも初見です。
今回、高倉さん復帰と言うこともあり、スロープ脇に席を取りじっくりとご対面してきました。
彼女のダンスは、いつものことながら美しく、思わず目が追ってしまいます。
初見の松下さんのボンバルリーナは、グラマラスな感じの猫ですね。
磯津さんのおばさん猫は、元気いっぱいな感じです。
私の中ではWSSのエニイ・ボディズ の時の印象が強いので、ちょっと不思議な感じがあったりもしますが・・・。
バストファージョーンズ登場で、まずはタガー以外では初のスンラさんとご対面です。
第一印象は、声が高い。
表情が豊かで、見ていて楽しくなってきます。
元々がコミカルな役所なので、違和感なしに楽しめます。
スンラさんは、ジーザス・クライスト=スーパースターで、ユダの演技に涙を誘われたのを思い出します。
2幕のガスのシーンは、村さんや田島さんとは違った、しみじみとしたガスを演じています。
ジェリーロラムが『俺が出ると、声がかかる。待ってました、ガス!』のシーン、田島さんは驚いたような表情をするのですが、スンラさんは穏やかに微笑みながら頷いていました。
『近頃の役者、不真面目だ。芸も無ければ、技もない。~』のシーンは、自戒の念が籠もっているかのような印象も受けます。
ただ、このガスはかなりご高齢?という印象もうけます。
秋さんと2人、お年寄りとナースのような気もしてきます。
田島さんと五東さんの2人のシーンくらいが、一番イメージに合っているような気がしますが、いかがなものでしょう?
秋さんのグリドルボーン、小部屋が開いてChi e laからSono quiまでのハイトーン、綺麗ですね。
思いっきり、私好みの声です。
この日は、ミストフェリーズ ナンバーで私の脇にいたスキンブルがとても良い笑顔で、思わずつられて笑顔を向けてしまいました。
来月から見たい芝居が続くため、猫屋敷通いがこれ以上頻繁にならないことを願っていますが・・・。
キャッツシアター | 2008年1月26日 |
グリザベラ | 奥田久美子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 秋 夢子 |
ジェニエニドッツ | 礒津ひろみ |
ランペルティーザ | 石栗絵理 |
ディミータ | レベッカ バレット |
ボンバルリーナ | 松下沙樹 |
シラバブ | 南めぐみ |
タントミール | 高倉恵美 |
ジェミマ | 王 クン |
ヴィクトリア | 斉藤美絵子 |
カッサンドラ | 大口朋子 |
オールドデュトロノミー | 種井静夫 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 金森 勝 |
マンカストラップ | 荒川 務 |
ラム・タム・タガー | 福井晶一 |
ミストフェリーズ | 金子信弛 |
マンゴジェリー | 田井 啓 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 牛 俊杰 |
ランパスキャット | 春日貴弘 |
カーバケッティ | 花沢 翼 |
ギルバート | 龍澤虎太郎 |
マキャヴィティ | キム グヨル |
タンブルブルータス | 川野 翔 |