昨日からお隣浜松町の四季劇場[秋]では、Song & Dance 55Stepsがスタートしました。
初日にご覧になった方々の日記を読んでいると、かなり楽しめる舞台のようです。
元々仕事が忙しい時期のため、下旬までは劇場に足を運べることは無いと思っていただけに、急遽予定が空いたからと言って直ぐに取れるチケットではなくなっていました。
果敢にも前日にチャレンジをしたものの、見事にはじき飛ばされました。
かといって1ヶ月ぶりに劇場に足を運べるチャンスゆえ、そう簡単に諦めきれるわけもなく、いろいろ考えたあげく西さんのグリンダも未見のためWICKEDに決めました。
取れた席は、予想を見事に裏切る前方席でした。
クラッカーの紙テープは頭の上に載ったり、グリンダのシャボン玉は目の前で弾けたりしてました。
しかしながら、もう一つ予想外なことが。
ろくにキャスボも見ずに席に着いたのですが、幕が上がりグリンダの歌声に???
あれっ、沼尾さんの声!?
確かに昨日までは、西さんだったはず。
最近の四季は、どのタイミングでキャストが変わるのか予測ができませんね。
私にとっては昨年末以来の沼尾グリンダ、樋口エルファバです。
しかも、今回は北澤フィエロ。
見慣れた李さんとの違いも、楽しみです。
改めてオープニングのグリンダの表情を見ていると、WICKEDがいなくなったことを喜ぶ民衆の1フレーズごとに悲しげな表情をしていますね。
リピートしていると、ラストシーンが思い出されてきます。
ところで、あのシャボン玉のゴンドラって、誰が操作をしていることになっているんでしょうね?
民衆にエルファバと友人関係だったことを問われたとき、下手に合図を送って降ろしていましたけど・・・。
濱田さんの芯の強い毅然としたエルファバよりも、ちょっと女の子っぽい印象がある樋口さんのエルファバ、こちらの方が私は好みかな。
Popularでの2人のやり取りは、沼尾さんならではですね。
北澤さんのフィエロは、李さんとは雰囲気がかなり変わりますね。
ダンスは李さんに及ばない部分があるものの、歌声は綺麗ですね。
グリンダとのラブラブな時間は、間近で観ていましたが、苫田さんと比べると沼尾さんって意外とあっさりしていますね。
西さんは?
1幕ラストは、樋口さんでも圧倒される迫力で歌い上げてくれます。
毎回思うのですが、この曲を聴くだけでも観に来た甲斐があります。
2幕、グリンダ、エルファバ、フィエロ、ネッサローズ、ボック、それぞれの思いが絡み合い、切なさが身にしみてきますね。
エルファバがフィエロと2人でAs Long As You're Mineを歌い上げた後、「初めて幸せ」と言うシーン。
緑色の肌の色がどれほど彼女を苦しめてきたのか、その一言に込められているようで泣けてきます。
リピートするにつれて、各シーンでの見方が変わってきています。
グリンダとエルファバのコミカルなシーンや迫力の歌唱も魅力ですが、それ以上に奥深い部分を見つけていくのも楽しみです。
四季劇場[海] | 2008年10月5日 |
グリンダ | 沼尾みゆき |
エルファバ | 樋口麻美 |
ネッサローズ | 山本貴永 |
マダム・モリブル | 武 木綿子 |
フィエロ | 北澤裕輔 |
ボック | 金田暢彦 |
ディラモンド教授 | 前田貞一郎 |
オズの魔法使い | 飯野おさみ |
【男性アンサンブル】 | 三宅克典 |
齊藤 翔 | |
品川芳晃 | |
白倉一成 | |
須永友裕 | |
成田蔵人 | |
町田兼一 | |
斎藤准一郎 | |
清原卓海 | |
【女性アンサンブル】 | 石野寛子 |
木内志奈 | |
黒崎 綾 | |
鳥原如未 | |
増山美保 | |
レベッカ バレット | |
服部ゆう | |
五所真理子 | |
木村智秋 | |
指揮 | 井上博文 |