最近気になる電車の中吊り広告の中に書かれているコピーが、タイトルにも書いている『一杯の給食で、いっぱいの希望。』です。
この広告は、国連世界食糧計画が学校給食支援のキャンペーンの一環として、制作したものだそうです。
2人掛けか3人掛けの、簡素な机と椅子。
机の上にはhopeと書かれた黒板があり、oの文字に相当する所には、男の子が笑顔で赤いカップを両手でもっているもので、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
このポスターは、ナイロビのキベラスラムという場所にあるスタラ小学校で行われたそうです。
学校で提供している栄養たっぷりのおかゆの給食があるから、子どもたちは学校に通い、授業に集中することができるというものだそうです。
この男の子の表情が、タイトルのコピーと共に、とても印象的でした。
私たちの生活の中では当たり前のような学校給食も、世界的に見れば恵まれた環境にいる者だけのものなのかも知れません。
たった1枚のポスターですが、様々なことを考えさせられました。
国連世界食糧計画 学校給食支援のキャンペーン